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野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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北の森の守り神・・・(シマフクロウ第2弾!)

2021-07-28 10:33:20 | 野鳥写真

シマフクロウ♂の大撮り画像・・・(ヨンニッパ×2.0テレコン装着)

 この日初めて出て来た時のシマフクロウ♂画像で、未だ警戒しているようだったが、暫くすると餌獲りをして、自分は食べずに巣の中にいる幼鳥のために、忽ち嘴に咥えたまま運んで行きました。

シマフクロウ♂の飛び出しシーン・・・(大撮り)

シマフクロウ♂の餌獲りシーン・・・(翼を広げた定番の画像)

 世界最大と言われているシマフクロウが翼を広げると約1.8mあるため、翼を広げたシーンが人気があり、よく言われる通り陸上に生息する小動物を捕らえる時には風切音が聞こえないと言われている。

シマフクロウ♂の餌を咥えた餌運びシーン・・・(飛び出しからの連射)

シマフクロウ♂が二重に移り込んでしまった・・・(原因不明)

ラッコの親子+1・・・(霧多布岬の人気者)

 この夏の霧多布岬の人気者のラッコの親子と、もう1頭の4頭を見るために又霧が晴れるのを待つように崖の上から海の中を覗き込むように多くの観光客の視線を集めていた。※子供のラッコをお腹の上に乗せて、餌を上げているのが愛らしい。

キタキツネの画像・・・(おまけ)

 冬毛から夏毛に生え変わる時期なので、写真のキタキツネは比較的綺麗な個体をしていたが、尾の方はまだ冬毛が生え変わっていたなった。

エゾジカの画像・・・(エゾジカのメスとエゾコジカの群)

野付半島にて・・・

エゾジカの群・・・(草原にて)

 

 嘴に咥えたまま餌運びをする場合と、足に掴み持って行く場合があるが、どちらかが幼鳥の給餌のためか、又メスへの餌渡しなのかが不明ですが、よく観察していると一回毎に餌運びの餌の持ち方が違うようだった。

シマフクロウ達の繁殖行動・・・

 シマフクロウ達は近親婚を嫌い、出来るだけ血の繋がりのない個体同士がつがいとなると言われているが、シマフクロウ達は生息している森の移動をしないため、個体数が少なくなっているために正常な状態での繁殖が難しくなっているとも言われている。

 殆どの個体には足環が付けられて、個体識別が出来ることになっているが、一部の個体には足環のないものもいるため、完全な管理状態にあるとは言えないので、今後は近親婚問題がそう遠くない時期に出て来るかも知れない。※シマフクロウ達は一人っ子(1羽)の子育てが通常であり、然も毎年子育てはしないため、個体数の増減はあまりない。

 NPO法人シマフクロウ・エイド 厚岸群浜中町茶内に菅野正巳さん(テレビで放映されたことがある)と言う人が、シマフクロウの保護活動をしているため、依然シマフクロウの観察や写真を撮らせてくれるように働きかけましたが、断られてしまいしました。※全て断らないで、シマフクロウが警戒しないような条件を整え、商業的にビジネスも検討し安定収入を得ると、NPO法人の活動も円滑に回ることになると思われるが、飽くまで綺麗事で運営しているようだ。※個人の力と多少の支援を得ながらの運営はきついものがあり、長続きさせるためにも経営面を安定させることだと考えられる。

 地球上に生息している動物は我々人間と上手く共存していかなければならない訳で、過剰な保護活動は種の恒久的な保存にはならないと思われるため、動物や野鳥にも人間に慣れて貰わなければならないし、我々人間は動物達の生息域に無断で侵入してはならないため、お互いに境界域を越えないようにすることが大事だと考えられる。※残念なことはブラインドにも入らずに警戒心の強い野鳥達を撮影する人が少なくなく、節度ある行動を取ってもらえば、来年も又翌年も同じ場所に野鳥達が来てくれることになる。※自分だけは又一回だけなのでと、自分勝手は絶対にやってはならない。


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