早速、鱛(エソ)の方の皮ちくわを買ってきた。
松山市駅近くにある木村蒲鉾店で購入。
どこかのブログにもあったが、実際の商品は八水蒲鉾の製造のようである。
この前の鯛の皮バージョンのものに比べて小ぶりに見える。値段は950円と高価。
鯛の時は竹から抜くのに、ゼラチン豊富のため、手がベタベタになったので、今回はポリ手袋をしながら竹から抜き取る。
しかし、鯛に比べてゼラチン分が少ないのかベタベタすることはなかった。ただ、抜き取るのはかなり硬くて難儀した。
ゼラチン分はないが、その分ぎっしりと巻かれているようで密度は高いように思える。
そしてその高密度のため、切りやすい。鯛の時はゼラチンのために変形しやすく薄く切るのが難しかったが、
鱛はしっかりしているので、薄く切りやすかった。
食べてみる。
弾力はしっかりある。ある程度はゼラチン質もあるのだろう。噛んでいて顎が疲れるというほどではないが、鯛に比べると数倍噛み応えがある。
ゴム的ともいえる。広島のせんじがらよりは全然柔らかいが。
味はじゃこ天のようだ。じゃこが凝縮し硬さは30倍くらいにした感じ。
じゃこ天をどうにかして高圧縮したら近いものができるかもしれない。
じゃこ天と似ている点について、ともすればじゃこ天に混ざっている骨のカリカリ感が感じられる。
実際にはこの皮を巻いたものには骨は含まれていないと思うが、そう錯覚させる風味がある。
うまい。
今回はそのまま食べているが、何かにつけてもいいだろう。発売メーカーが色々それを提案しているが、果たしてどれが好みにあうだろうか?
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