医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

ススキノ男性殺害 親子3人起訴 初公判まで長期化か

2024-03-07 19:05:26 | 医療界

札幌・ススキノのホテルで男性が殺害された事件で、札幌・厚別区の無職、田村瑠奈被告ら親子3人が起訴されました。今後、事件の動機などを解明する舞台は法廷に移りますが、初公判までは長期化も予想されます。

起訴されたのは瑠奈被告のほか、父親で精神科医の田村修被告、母親の浩子被告の3人です。

起訴状によりますと、瑠奈被告は去年7月、札幌・ススキノのホテル客室で恵庭の会社員男性をナイフで刺して殺害した上、頭部を切断したなとどして殺人などの罪に問われています。一方、修被告は瑠奈被告を現場に送迎した上で、遺体の損壊をビデオで撮影したなどとして、また、浩子被告は自宅に頭部を隠すことを容認したなどとして、いずれも瑠奈被告を手助けした罪に問われています。

道警は親子が共謀したとして、3人を殺人などの容疑で逮捕・送検していましたが、地検は修・浩子両被告の殺人容疑については、起訴するだけの証拠を集められなかったと判断しました。

今後、瑠奈被告と修被告は裁判員裁判で審理されますが、専門家は証拠や争点を整理する「公判前整理手続き」に相当の時間を要するとみており、「初公判までには1年以上かかる可能性がある」と指摘しています。

2024年3月7日 テレビ北海道

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