医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

東京高裁 健診データ持ち出しや女子トイレへ侵入で免職

2017-11-21 19:29:42 | 法曹界
高裁事務局勤務の40代男性事務官  

 東京高裁は21日、裁判所職員約3100人分の健康診断結果を持ち出したほか、庁舎内の女子トイレへ侵入したとして、高裁事務局に勤務する40代の男性事務官を懲戒免職処分にした。

 高裁によると、事務官は7~8月、高裁と東京地裁、家裁などの職員らが昨年受診した3100人分の健診結果のほか、子宮がん、乳がん検診を受けた女性職員約370人分のデータを、メモリーカードにコピーして自宅に持ち帰っていた。

 事務官はデータへのアクセス権限があり、調査に「職員の身長、体重や年齢、検査項目の数値を知りたかった」と説明。外部への流出は確認されていない。

 東京高裁の吉崎佳弥事務局長は「法令を順守すべき裁判所職員がこのような行為をしたのは誠に遺憾だ。指導監督を徹底し、信頼回復に努めたい」としている。(共同)

2017年11月21日 18時23分(最終更新 11月21日 18時23分) 毎日新聞

着服の第二東京弁護士会所属の75歳弁護士、2審も実刑 遺産2千万円

2017-11-21 19:27:53 | 傍聴記
 相続財産管理人として預かっていた遺産約2千万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた第二東京弁護士会所属の弁護士、永野貫太郎被告(75)の控訴審判決で、東京高裁は21日、懲役2年6月とした1審千葉地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

 弁護側は「被害弁償のため自宅の売却手続きを進めている」として刑を軽くするよう求めたが、高裁の朝山芳史裁判長は「1審はそうした事情も考慮しており、量刑判断は相当だ」と述べた。

 6月の千葉地裁判決によると、被告は平成21年、千葉家裁八日市場支部から、死亡した千葉県内の男性の相続財産管理人に選任されたが、23年2月~27年11月に30回、管理していた口座から計2166万円を着服した。

2017.11.21 12:09更新 産経ニュース

「高揚感忘れられず」女性安全対策課の警官盗撮

2017-11-21 19:25:22 | 法曹界
 女性のスカート内を盗撮したとして、千葉県警子ども女性安全対策課に勤務していた男性巡査部長(45)が、県迷惑防止条例違反容疑で千葉地検に書類送検されていたことが20日、捜査関係者への取材でわかった。

 巡査部長は依願退職した。

 捜査関係者によると、巡査部長は勤務を終えて帰宅途中だった9月14日午後9時頃、千葉県船橋市内の駅のエスカレーターで、前方にいた10歳代の女性のスカート内をスマートフォンの動画で盗撮した疑い。不審な行動に気づいた男性とトラブルになっているのを見かけた駅員から110番があり、発覚した。

 県警は逃亡の恐れがないことなどから任意で巡査部長を調べ、今月9日に書類送検。巡査部長は同日付で減給10分の1(6か月)の懲戒処分を受け、依願退職した。「興味本位で始めた。成功した時の高揚感や達成感が忘れられなかった」と話したという。

 県警監察官室は「被害者と県民の皆さまに深くおわび申し上げる。指導を再度徹底し、信頼回復に努める」としている。

2017年11月21日 10時11分 読売新聞