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かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

ふれあいコンサート

2013年10月15日 | Weblog
負けないで歩いていこうこの道を
          泣きそうなときも自分を信じて






3連休のあとの学校。生徒たちの活発な活動が再開されました。今日は、午前中、「ふれあいコンサート」午後からは、「生徒会立会演説会及び投票」が行われました。




ふれあいコンサートを楽しみにしていました。三光中学校の中に音楽活動をしているW先生がいます。その先生が間に立っていただき、この企画をすることができました。




生まれて5ヶ月の時に、不慮の事故で両目の視力を失ったUさんをお呼びしました。生まれて5ヶ月なので、Uさんは、ものがどんな形や色をしているのか、人の顔、表情なども分かりません。しかしUさんは、おもちゃのピアノを手にします。それからずっと、音と接してきました。




もちろん、Uさんは音符を見たこともありません。あるのは、音楽を聴くこと。ピアノの鍵盤を手で感じることです。そこから音を楽しみながら、ピアノを通して仕事の合間に音楽活動を行ってきた方です。一度打ち合わせに学校に来て下さいました。

冗談を交えながら、話をする中で、前向きに頑張っていることを感じることができました。




そして、今日、本番の日がやってきました。




W先生プロデュースの「ふれあいコンサート」です。




生徒たちには、このコンサートが視覚障害を持っている方ということは伝えていません。




コンサートを開くことを司会の先生が生徒に伝えてからすぐに演奏に入りました。落ち着いた心にしみこむような流れの演奏でした。生徒たちも食い入るように演奏に聴き入りました。ここから、サプライズも盛りだくさんにありました。




まず、司会の先生から、視覚障害があるUさんの紹介がありました。またUさんからもそのことが伝えられました。音を聴いて覚えて、鍵盤に反映させていき、演奏を行っていきます。たくさんの曲を聴かせてもらいました。


そこには、視覚障害者としてのUさんがいるのではなく、演奏家としてのUさんの姿がありました。




いつも校歌を歌うときに伴奏してくれる3年生のRくんが登場しました。しっかりと校歌の伴奏をしてくれました。その次は、Rくんがアイマスクをして伴奏をすることになりました。


もちろんRくんなら、慣れればできるかも知れません。しかし、視覚を奪われて演奏することの困難さを感じたことでしょう。




生徒たちのリクエストにも応えていきました。「嵐」の曲、西野カナさんの曲など生徒たちはリクエストしていき、快く演奏してくれました。



さらにサプライズは続きます。地域で「シャイニングボーズ」という音楽グループでリーダーとして活躍をしているひらばるさんと三光中学校のIせんせいとのコラボです。



2人はギターの演奏です。曲は、「花は咲く」です。困難に負けないというUさんの思いでしょうか。強く生きて欲しいというUさんから生徒へのメッセージでしょうか。



サプライズはこれだけではありません。全員で合唱するのですが、ボーカルとして前に女性の先生2人が立ちました。これまたすばらしい歌声です。伴奏と先生たちの声に合わせて、みんなで歌いましたが、会場が一体となったちょっと感動の時間でした。





まだまだサプライズは続きます。どこまで続くのか。今度は、アンジェラアキさんの「手紙」です。これは、Iせんせいがボーカルとして歌い上げました。高い音域までよく出ます。




「笑われたりして、悔しいことや苦しいこともありました。でも音楽を通して、自分なりに頑張っています。世の中には、いじめやいじめによる自殺などいろんな事件がおこっています。あなたたちも障がい者に対しても友だち同士に対しても思いやりを持って生活していって下さい。どこかでまたあなたたちと関わることがあれば、嬉しいです。」



と最後に、特に心を込めて強くUさんがメッセージを中学生に送ってくれました。




「視覚障害」というものを「音楽の世界」を通して演奏、トークを繰り広げ、触れさせてくれました。生徒たちは、Uさんの今日のコンサートを通して、たくさんのことを学んだのではないでしょうか。




困難にも立ち向かう、前向きに考える・行動をする・・・そんな強さを自分自身も彼女を見ながら、考えさせられることばかりでした。

コスモス園の開園式

2013年10月14日 | Weblog
メロディが秋風にのり花揺らす
           空が吸い込む音の花びら
 
             




秋が深まってきています。朝晩は、なんとなく炬燵が恋しくなります。しかし日中は、昨日でも30度を超えていました。この気温差。夏と秋と冬が入り混じっているような季節です。




高校時代、中津の市街地に下宿をしていたときに、こんなことがありました。市街地は、扇風機をつけているのに、家に帰ったら、炬燵がはいっていたというような季節が一年の中にわずかな期間あります。今は、そんな季節なのでしょうか。





昨日は、「三光コスモス園」の開園式が行われました。急いで学校に向かっていると、途中、小袋という地区で「枝豆交流会」のイベントが行なわれていました。



一昨年、行きました。1メートルの縄を500円で買って、それに縛れるだけ枝豆を採ることができます。会場には、小袋地区で収穫した野菜などが販売されています。「行きたい。」と思っていましたが、いろんな行事と重なって時間がとれずに断念。たくさんの車が止まっているのを横目に、いざ、学校へ。




楽器の搬送などを手伝いました。今回のステージで吹奏楽部の3年生は引退します。これまで、コンクールやいろんな行事で頑張ってきました。3年生を中心とした頑張りをしっかり見てきました。何となく寂しさを感じます。




楽器を積んだトラックの後について、会場に入りました。すごい人出です。コスモスもたくさん咲いています。またゆっくりと鑑賞にいきたいと思います。





開園式が終わり、「黒田官兵衛」のイベントと続き、吹奏楽部の演奏となりました。秋の青空のもと、しっかりと練習してきた生徒たちの楽器から弾けるメロディがコスモス園に響きました。




奏でるたくさんの曲が多くの人たちの心に染みいっていきました。写真を撮りながら聴いていると、3年生最後のステージの時間があっという間に過ぎ去っていきました。


感動、感激の時間でした。




これまで一日練習を繰り返し、いろんなステージに立ってきました。県吹奏楽コンクールでは、大分県代表に選ばれて、南九州大会に出場しました。たくさんのすばらしいドラマを繰り広げてきました。放課後校舎に流れる楽器の音が、学校の中のエネルギーとなっていました。元気と勇気を与えてくれた吹奏楽部の3年生に感謝です。





これから、この伝統を1.2年生が引き継いでいきます。3年生がいなくなり、とまどいもあると思いますが、また伝統の継承と発展をさせていって欲しいと思います。3年生最後のステージを感慨深く聴くことができました。





たくさんのかつて教えた生徒や懐かしい人たちにも会うことができました。出会いと音楽のいい時間でした。

Hくんの結婚披露宴

2013年10月13日 | Weblog
見つめ合いLOVELOVEいっぱいひな壇の
                祝福浴びる二人の門出

             




秋晴れの今日も行事が満載の一日でした。コスモス園の開園式も今日でした。たくさんの観光客、地域の方が開園式会場に詰め掛けていました。コスモスも去年の今頃よりもたくさん咲き誇っていました。




そんな中、今日は大安。Hくんの結婚式でした。Hくんにとってこれからの幸せを予感させる披露宴に参加させてもらいました。会場に詰めかけた方は多かったのですが、あたたかな披露宴でした。



Hくんとは、同じ学校でもなく直接担当をしていたわけではありませんが、中学生のころから接してきていました。今でもお互いに何でも頼める仲です。たのもしく成長しています。


今日は、Hくんのお父さんの誕生日。それに合わせて披露宴を行っています。




中学校は違っていたのですが、三光中出身の生徒たちも来ていました。

地元に残っている人、大分市などに出ている人、関東など遠くに行っている人など様々ですが、それぞれに社会人として活躍をしています。会話などから感じることができます。それだけでもとてもうれしく頼もしく思います。宴を盛り上げていました。

久しぶりに会う人もいて、懐かしく会話をすることができました。




お嫁さんは、他県から大分に嫁いできます。Hくんはスポーツマンだけに披露宴も賑わいました。そしてアツアツぶりを発揮しました。これから周囲を大切にしながら、幸せな家庭を築いていって欲しいと思います。




午後1時から始まった披露宴も会場を出るのが、6時近くになっていました。休日のほのぼのとした時間を過ごすことができました。

感動のゴール

2013年10月13日 | Weblog
静寂の手に汗握るPK戦
          ネットを揺らし駆けよるイレブン

             



昨日は、朝から、素晴らしい青空が広がる秋のいい天気。気分も爽快に。
すがすがしい朝でした。日中は陽射しが強く、絶好の布団干し日和。ふだんなかなか干すことができないので、このチャンスは逃すことができません。




なにやらかにやらして、いろんな行事に参加をしました。この3連休、各地でたくさんのイベントなどが行なわれます。その中で、昨日から各種目で県の新人戦が始まっています。昨日は、サッカーの新人戦が中津で開かれるので、応援に行きました。




市の大会を見ることができなかったので、新チームになっての初めての公式戦の応援です。サッカーは、部員の減少で新チームになってから、三光中学校と耶馬渓中学校が合同チームを結成しています。土曜日、日曜日はどちらかの学校で練習を行なっています。頑張ってほしいところです。




試合開始直前に会場に着きました。体格は相手がまさっていますが、粘りで頑張ります。12時20分、キックオフ。




試合開始。相手もしっかりと走ってきます。相手ペースで試合が展開されています。しかし、ここぞというところは、きっちりと守っています。押しつ押されつの試合です。




三光・耶馬渓の選手たちは相手に食らいついています。前半の中盤にさしかかったところ、相手の攻撃を受け、1点取られました。ここで気持ちも切れてずるずるといくかと思いましたが、なんとか食い止め前半終了。そして試合は後半へ。




後半、早い時間帯に、相手のキーパーがはじいたボールを、押し込んで1点ゲット。なんと同点に追い付きました。これで一気にチームも盛り上がり、ほとんどが相手陣内で試合が展開されました。決定的なチャンスも何度かありましたが、相手も強豪です。こちらの攻撃を防いで行きました。




一進一退の攻防でしたが、終了のホイッスル。




PK戦となりました。5人蹴って同点。あとはサドンデス。ハラハラドキドキの試合です。


7人目、8人目・・・と行きます。こちらが裏の攻撃です。相手が入れて、こちらが外せばここで終わりです。



10人目、11人目・・・これでも試合が決着しません。15人目、相手が外しました。入れたら、勝利。緊張の瞬間です。そんな空気を一気に打ち破るキック。見事ゴールネットを揺らしました。新人戦、勝利です。強豪を相手に見事勝利。競り勝つことは、自信と技術を高めていきます。



競り合って敗れ、「いい試合だった。」と言うこともあるでしょう。しかし、競り合いの中で勝利できる選手たちの粘りに「凄さ」を感じました。




終わった後の選手たちは、とてもいい表情をしていました。今日は、大分市で二回戦以降があります。昨晩は疲れをしっかり取って次の試合にそなえたことでしょう。上位進出を目指して、頑張ってほしいです。




スポーツの秋。手に汗を握る好ゲームを見ることができました。感動の瞬間にであうことができました。

駅伝大会まであと10日

2013年10月12日 | Weblog
ランナーが稲穂を揺らす三光路
           夕陽に背中を押されて走る



             



いよいよ大分県の新人戦が10月の下旬を中心として大分市などの各会場で開かれます。本年度、最大の行事です。今は、日が暮れるのが早くなっています。


部活が終わる頃には、夕闇が迫っています。時間がない中、効率的な練習をしながら、大会にむけての取り組みが行われています。また中津市駅伝大会に向けての練習も本格的です。



中津市新人戦と同様な熱い戦いが繰り広げられることを期待しています。大分県新人戦は、それぞれの種目の日程で行なわれます。今日は、サッカーなどが開幕です。



一昨日の放課後は、駅伝の選手たちが三光中学校周辺の実際のコースを試走していました。駅伝部はなく、それぞれの部活からの選抜の選手ですが、しっかりチームがまとまって走っていました。




今年は猛暑日が続きましたが、選手たちは暑い時期から少しずつ走り込んできています。最初は、走り慣れていないので、なかなかペースが上がってこなかったのですが、もうすっかり陸上部員のような雰囲気となっています。しっかり自分のペースも体に覚え込んでいます。日々の鍛錬の成果でしょう。



指導して下さる方も、毎日生徒たちの体調を見ながら、無理をせずにていねいに教えてくれています。




コースとなっている道路の脇は、片方が白色のそばの花が咲いています。右側には、稲穂が実って銀色の世界となっています。夕焼けの中の自然の美しさに目を奪われます。それを横目に選手たちは、走り込んでいます。




中津市の予選会は、三光中学校周辺コースが会場となります。このシーズンは、休みや放課後になると、各学校の選手たちが練習に来ています。また大会が近づいているので、授業中でも試走に来る学校もあります。戦い前ですが、生徒たちの熱気が詰まったコースとなっています。




おとといは、時間もあったので、選手たちと自転車でついて回りました。
「せんせい、足が届く?」
「なんか自転車に乗っているのは不自然。」
どういう意味?




大会まであと10日です。目標をもってがんばっている生徒たちを応援したいと思います。

台風24号襲来後の登校

2013年10月10日 | Weblog
秋風に溶けて流れるメロディに
             体も揺れて ふと口ずさむ






昨日は、時差登校です。風はなかったのですが、朝、打ち合わせをしたあと、先生方が地区にでかけて通学路の安全を確認して回りました。そして、それから生徒の登校が始まりました。



生徒たちも台風の恐怖を感じることなく家で過ごしたので、ちょっとゆっくりした気分になったのでしょう。いい表情で登校してきました。



被害がなくてほっとしています。




子どもたちが登校してから、授業が始まりました。校舎の中を合唱祭に向けての歌声のメロディが流れています。

これからというところもありますが、全校合唱の大地讃頌など校舎に響きわたる生徒たちの声は、学校に元気を与えてくれます。生徒の人数は少なくなっていきますが、学校を演出するのは、やっぱり生徒たちです。




12月1日(日曜日)に「三光中学校合唱祭」が開催されます。それに向けて、帰りの会でも合唱祭のクラス合唱曲や学年合唱曲を練習しています。だんだんと練習も本格的になっています。



練習を初めて間もない頃は、歌っている時も私語をしている生徒がいましたが、真剣な表情となって、取り組みを見せています。自分が中学時代など「合唱コンクール」や「合唱祭」など行われていませんでした。



こういった機会で「合唱することの楽しさ」「仲間と過ごすことの楽しさ」「仲間と目標をもって、歌を創りあげていくことの素晴らしさ」を体感できるということをうらやましく感じます。



今年の合唱祭は、オープニングにアンサンブルコンテストに出場する吹奏楽部の生徒の演奏があります。それから、合唱コンクールに入ります。



クラス合唱、学年合唱、全校合唱、全員合唱と曲を披露していきます。これから練習を積み重ねてどんどんとレベルが上がっていくことでしょう。楽しみにしています。



当日は、たくさんの地域の方、お家の方が来校して下さることを心待ちにしています。

台風24号の影響

2013年10月08日 | Weblog
対応も影響少なく肩すかし
        命守れて これが最高






大型の台風が接近をしてきていました。昨日からその対応をしてきました。昨日は、学校では朝から台風の進路を予想して、教育委員会にも連絡して「8日は午後から下校させる」という対応をとろうと話し合いを持ち、決定しました。



その後、大分へ。うん?別府~大分の高速は通行止め。台風の影響?
 落下物による事故が発生ということでした。雨も激しくなりました。帰りは、高速も本当に雨による霧のために通行止めに。
その後、
「市全体で臨時休校」
という連絡があり対応の変更。


最大瞬間風速60mとか70mとかいう情報がニュースなどで入ってきます。

進路予想では、多大の被害をもたらした平成3年の台風に似ています。あの時は、すごかった。



近所のお宮は崩壊。山は風倒木で甚大なる被害。あれから家の山にも入ることはなくなっています。三光では、国道の両側の電信柱がなぎ倒されました。家では、瓦がはぎとられていきました。その何枚かが車に直撃。台風が過ぎ去るまで恐怖の時間でした。



今日は、県下の学校は休校にしているところが多くありました。朝から学校も静かです。台風が本当に来るのかというような雰囲気。ニュースやインターネットを見ると、次第に勢力が衰えていました。台風の来襲にそなえて片づけをしたりしながら、仕事をしています。


午後からは、明日の対応。吹き返しの風による自転車の転倒など生徒への被害を考慮して、周りの学校の情報も得ながら、明日の朝の対応も決めていきました。




今日の段階ではほとんど台風の影響もなし。台風の勢力も沖縄を通過するところから比べるとうんと衰えています。


市や学校の対応と台風の被害とは今のところ、空を切っていますが、生徒の命や安全を守りながら、なんとか万全の体制の中で危機を乗り越えることができそうです。



明日は、朝から職員みんなで通学路の点検をしてから生徒を迎えます。

箭山のまつりでのコンサート

2013年10月07日 | Weblog
雨止ませ箭山に響くあまちゃんの
          テーマソングに勇気をもらい





昨日、野球の試合が終わってから、ちょっと筋肉の張りをおして学校へ。箭山のお祭りで吹奏楽部の演奏会があるのです。



お祭りは、近年、来る人も少なくかつての賑やかさも影を落としていました。そこで、お祭りを盛り上げるためにいろんなイベントを組み込みたいという心意気がありました。何度も打ち合わせに、地区の方が学校まで来て下さいました。また小学生や伝統芸能の北原人形なども出演しました。


地区の方が、


「こげ、人が来てくれて、うれしいわ。」
「去年の数人とはにぎやかさも違う。」


と話していたのが印象的でした。




しかし、学校から楽器の運びこみの段階になって、雨が降っていました。濡れるといけない楽器もあります。時間を延ばしていただいて、雨の状況を見ていました。演奏するのかどうかを決めかねました。




インターネットでも雲の動きを見ました。雨が降っているけれど、WEB上での雲の動きでは、天気が回復しそうでした。



楽器の運搬に卒業生のたっちゃんがトラックでやってきました。一緒に雨が止むのを会話をしながら待ちました。雨雲が去りました。吹奏楽部員や先生たちと一気に楽器を積んでいきました。そして、会場に直行。お家の方たちもたくさん詰めかけていました。




コンクールが最大の目標です。しかし、生徒たちが、地域のために、ふるさとが元気になるために貢献していくことも大きな価値がある活動だと思います。




コンクールとは違って、部員たちが窮屈そうに仮設のステージに詰め込まれています。しかし、そこは、ふるさとを潤わせる源なのです。「南風のマーチ」「ルパン三世のテーマソング」「宮崎駿シリーズ」などを演奏しました。中でも今回初披露の「あまちゃんテーマソング」は地域の方も真剣に聞き入っていました。


曲を聴きながら地区の方々はみんないい笑顔になっていました。



「半沢直樹」と双璧の今年の人気テレビドラマでした。とてもすばらしい演奏でした。「あまちゃんテーマソング」はアンコールでも演奏しました。大きな拍手を浴びていました。




秋の箭山のふもとには、素敵なメロディが流れました。

OB野球の試合開催

2013年10月06日 | Weblog
わが気持ち若かりし頃のアドレナリン
           現実見れば肉もつきづきし?・・・

By 清少納言(でも つきづきしの意味違う)




県OB野球の中津市予選大会に出場しました。かつては、何チームもチームに入っていましたが、今は、このチームだけ。年に一回こっきりしか大会にも出ません。OB野球とは、40代以上でチームが構成されています。




20代の頃から一緒に野球をしてきた仲間たちです。気の合う者同士のチームです。練習も日曜日集まって何回か行なってきました。勝っても負けても
試合を楽しんでいます。昨年は、奇跡的に決勝戦まで駒を進めることができました。



以前も書いたことがありますが、尊敬する先生が作ってくれたユニフォームで試合をします。先生が退職されて、ユニフォームを作ってくれました。ちょうど、そのユニフォームができた日が先生の葬儀の日でした。

思い出すのは、そのできたてのユニフォームが先生の枕元にあったことです。そんな思い入れのあるチームです。



大会は、5チームのトーナメント戦です。




いろんなチームにはいろんな仲のいい友だちもいます。相手チームにもいます。相手チームには、一昨年まで一緒に練習して中津市代表で県体に行った人もいます。また教えた生徒のおおはっちゃんもいます。先日一緒に食事をしたばかりです。そのときに、

「せんせい、ひょっとしたら対戦するかも知れんね。」


と話していましたが、その通りになりました。教えた生徒との対戦です。教えた生徒との対戦なんて年が年だけにそう何度もありません。おもしろかったです。


一回の表、トップバッターで打ったら、ショートのおおはっちゃんのところのフライになりました。おおはっちゃん、落として?くれて出塁しました。3番バッターが長打を放ったので、ホームまで帰ることができました。


打てば、今日は、おおはっちゃんのところに飛んでいきました。今日は、2回からリリーフをしたので、おおはっちゃんと対戦をしました。快調に投げることができたのですが、さすがおおはっちゃんには打たれました。おおはっちゃんと心の中で楽しむことができました。




今日は、スピードがなかったのですが、奇跡的なコントロールであまり打たれませんでした。ピンチでもショートやセカンド、レフトなどファインプレー続出でエラーもほとんどなく強豪相手に接戦となりました。これも奇跡的。



みんなで何度も、ヤフオクドームに通ったチームワークでしょうか。最終回1点差まで詰め寄り、ツーアウト満塁まで攻め込みましたが、2‐3で惜しくも敗れました。



また一年後での再会です。背番号は、年齢をつけるのがルールとなっています。また一つ重たい背番号となります。

ぼくは少年コレクター

2013年10月05日 | Weblog
懐かしのぼくは切手のコレクター
           アルバム見つめ時は「少年」





幼いころ流行っていたのが、切手や硬貨集めでした。今は、それほどまではないと思うのですが、いろんな友だちも記念切手が発行されてから、郵便局などに買いに行っていました。



特に、国体や全国的な行事があったとき発行される切手には人気がありました。多くの雑誌などの広告のページなどにもどの切手がいくらであるという記事が多く掲載されていました。結構多くの少年コレクターがいました。




先日、同じ学校の先生も集めていたという話をしました。それくらい多くの少年が今のカードまでにはいきませんが、コレクターになっていました。「指紋つけるなよ。」と言いながら、スタンプブックの見せあいこも楽しみの一つでした。



街の大型店の一角にも切手コーナーなどがありました。ガラスケースに入っている「見返り美人」を見て、うっとり・・・ということもありました。「よだれが出る」とはこのことでしょうか。




今回は、切手やはがきも値上げをするとか。消費税も8%になるなど、生活も窮屈になっていきます。80円切手が82円。50円葉書が51円。変な話、90円出して切手を買ったら8円のおつり。60円出して葉書を買ったら、9円のおつり。おつりも大変だ。



あねは、穴の開いた50円玉のコレクターでした。当時は穴の開いた50円玉と穴がない50円玉がありました。今は、小さな穴の開いた50円玉に変貌していますが、当時の50円玉は少し大きめのものでした。しっかりとため込んでいました。




先日、店に行くと、「これ、めずらしいやろ。」とお店の方が、2枚あの50円玉を見せてくれました。



「変えてやろうか。」ということで、はるかに50円玉より小さな100円玉と変えました。おっ、なつかしい~~~。ちょっとうれしい。大きさ的には100円玉より50円玉の方が価値がありそうな。


50円玉を見て、少年時代を思い出し、当時のスタンプブックを探して開けてみました。さらに懐かしい気持ちに。当時にさかのぼってスタンプブックを眺めている少年に戻ったような気になりました。当時の少年たちは自慢切手の一枚や二枚持っていたと思います。



100円札が100円玉となり、同じく500円札が500円玉となり・・・50円玉が小さくなり・・・お金の変遷があります。いろんなコレクターがいました。現在の子どもたちの趣味は、カード、ゲームソフトなどを集めることも一つでしょうか。 




今は、簡単にインターネットで値段を調べることができます。「ひょっとして。」と期待しましたが、さすが、少年時代。どれも何百円のものばかりでした。

しかし、夢が大事。50円玉・・・大切に持っておこう。

白いもやに包まれて

2013年10月04日 | Weblog
朝もやの白さが大地を包み込み
          澄み切る空気の音に目を閉じ





昨日は、出張。一日みっちりと研修を受けました。それから学校に戻って仕事の整理と慌ただしく時間が過ぎました。しかし、今日の朝は、昨日とうって変わって、神聖な静かな朝を感じました。



通勤路は、今蕎の花の真っ盛りとなっています。とてもきれいです。休耕田に白いじゅうたんが敷き詰められたようになっています。




最近は、蕎を育てているところが多くなっているような気がします。毎日、その花を見ながら、学校に向かいます。


しかし、今日はまた特別にきれいでした。それは、白い蕎の花が朝もやに包まれていました。この光景はほんの何分間の世界でしょう。もう少し早く通れば、もっときれいな世界だったのかも知れません。



白いもやの中の白いそばの花の美しさは、一人で見るには十分で、贅沢な風景でした。車を止めて写真を撮りました。写真ではうまくうつっていないかも知れませんが、素敵な世界でした。




家を出るときは、何となくキンモクセイの香りが漂っていました。そして、眼前に幻想的な真っ白な世界。次から次へと秋の自然が織りなす模様を見ることができました。




学校に着いて、校舎を回っていると、空気がひんやりとして気持ち良さを感じました。天気予報で、湿度も低く、過ごしやすい一日と言っていましたが、まさにその通りです。生徒がまだ来ていない校庭や校舎は静かです。




窓から外を眺めると、日の出が遅れてきているので、夏の頃と同じ時間でも木々や照明灯の影が長くなっていることを感じます。




さわやかな空気、グランドに描かれた影でできたデッサン。夏の色とは違う季節が到来しています。
写真は、今日の朝の様子です。

修学旅行説明会

2013年10月03日 | Weblog
待ち遠し修学旅行に心が躍る
        その日が来るのを指折り数え






今日、知り合いの小学校の先生に電話をすると、
「今、修学旅行中だよ。」
という電話の向こう側からの声。生徒のにぎやかな声も聞こえてきます。



春に運動会を開催したところは、修学旅行が秋になっているところが多いようです。




修学旅行は初夏、運動会は秋・・・などとといったような、その行事を聞いただけで季節を感じることがありましたが、学校行事も学校独自で決めているので、だんだんと四季折々の行事ではなくなってきています。




先日、中学校でも「PTA修学旅行説明会」が行なわれました。生徒、お家の方が体育館に集まって、学年部からの修学旅行の説明を聞いていきました。冒頭に、


「○楽しい思い出をたくさん作ってほしい。たくさん学んできてほしい。  ○ルールやマナーを守って、友だちの楽しい時間を奪わないようにしよう ○自分と友だちは考え方や生活スタイルが同じでない。」


などと言うようなことを経験の中から話しました。



「楽しい思い出や充実した学習をする」ことは当然のことです。


「楽しい時間を奪う」とは、ルールやマナーを破ることによって、指導が入ります。楽しい時間が一気に震撼?楽しいムードが壊れる?時間になります。



最後の「自分と友だちは考え方や生活スタイルが違う」とは、例えば、自分は眠たくなくても疲れて眠たい友だちもいると言うことです。周りがうるさくて、眠れなく修学旅行の中で、体調を壊し病院に運ばれた生徒もいました。


100人いれば、100通りの生活スタイル、経済状況を持った生徒たちが一緒に旅行に行きます。



だから、「一生に一回の中学校の修学旅行だから少しは・・・お金を余分に・・・遅くまで起きていても・・・。」ではつらい生徒が出てきます。3泊4日と言う長い旅行、2年生全員という多い人数の団体です。



一人ひとりを大切にし、楽しく安全な修学旅行にしていくために、見えないところ、言えないところで数多くの配慮を要するのがこの旅行です。




中津の中学校の修学旅行はどこも秋です。「中学校修学旅行=秋」という季節は移り変わっていません。2年生の生徒たちは、うきうき楽しみにしているようです。




満喫しながら、旅行を通して、人と人との関わり方、思いやりの心、あいさつなどのマナー・・・人としてうんと成長してほしいと思います。楽しみです。

Tくん親娘の来訪

2013年10月02日 | Weblog
君の娘(こ)がふるさとの地を眺めてる
              幼き心に父の香りが





先日、初めて教師になって担任をしたときのたけしくんとその娘さんが遊びに来てくれました。たけしくんが大学に進学してから、お家の方も中津を離れたので、それからは会う機会はありませんでした。何十年振りかの再会です。たけしくんは、今は東京に住んでいます。彼にとっても何十年ぶりかの里帰りです。




Tくんを担任したのが、小学校4年生のとき、そして、娘さんも今は小学校4年生です。すごい巡り合わせです。娘さんもお父さんのふるさとを訪れるのは初めてです。




一日目は、仲間数人と食事をしました。いろんな思い出話や今の様子などの話に花を咲かせました。そして、次の日、朝からTくん親子とふるさと探検に出かけました。久しぶりのふるさとのTくん。お父さんのふるさとを初めて見る娘さん。


前日、中津城などをすでに見学をしているというので、車で回れるところで、ちょっと足を延ばしてドライブです。




最初に母校の豊田小学校に行きました。当時は1500人の大規模校でした。「そうだよね。あそこにプレハブの校舎が立っていたんだよね。」など娘さんに教えていました。進学先の豊陽中学校にも。しっかり記念写真も撮りました。


次に中学校時代、教えてもらった理科の先生のところへ。「よお、来たのう。」と歓迎。ここでも話が盛り上がりました。



そして、Tくんの家があったところに。今は、違う建物が立っていますが、その片隅に当時の家の跡がありました。ちょっと感激。


よく遊びに来てくれた家に連れていきました。秋真っ盛り。Tくん、むすめさんの3人で栗拾いをしました。やぶ蚊がむすめさんの足を攻撃します。


それでもたくさん拾ってくれました。「おばあちゃんのところにも栗があるんだよ。」と話をしてくれました。



中津ときたら・・・あとは、青の洞門と羅漢寺です。青の洞門は、山国川青地区河川改修工事のために、行きにくくなっていました。川に降りて川から風景を眺めました。土日以外は洞門側のお店も閉まっています。



水害がなかったら、もっと賑わっていたでしょう。自然水族館の鯉も少なくなっていました。羅漢寺へと向かいました。羅漢寺は10年ぶりくらいです。近くにあってもなかなか行く機会はありません。リフトに乗ってお寺まで。



Tくんも懐かしいでしょうが、こちらも懐かしかったです。しっかりしゃもじに願い事を書きました。今は、「縁結び」で売り出し中?のお寺です。「羅漢寺には縁結び地蔵尊があり、知る人ぞ知る縁結びのパワースポットです。」初めて知った。「景色がきれいだよね。」とTくん。



都会の雑踏とは違って自然の静かさと美しさがあります。




夕方、同級生のNちゃんが親子でTくんに会いに来てくれて、泊まっているところまで連れて行ってくれました。一日Tくんと一緒に楽しく過ごしました。懐かしいひとときでした。


Nちゃんの車で帰って行くのを見送りながら、ふるさとが移り変わり今度いつ会えるのかなと賑やかな時間だっただけに別れの寂しさを体に感じました。




また会える日を楽しみにしています。