かったかくんのホームページ

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白いもやに包まれて

2013年10月04日 | Weblog
朝もやの白さが大地を包み込み
          澄み切る空気の音に目を閉じ





昨日は、出張。一日みっちりと研修を受けました。それから学校に戻って仕事の整理と慌ただしく時間が過ぎました。しかし、今日の朝は、昨日とうって変わって、神聖な静かな朝を感じました。



通勤路は、今蕎の花の真っ盛りとなっています。とてもきれいです。休耕田に白いじゅうたんが敷き詰められたようになっています。




最近は、蕎を育てているところが多くなっているような気がします。毎日、その花を見ながら、学校に向かいます。


しかし、今日はまた特別にきれいでした。それは、白い蕎の花が朝もやに包まれていました。この光景はほんの何分間の世界でしょう。もう少し早く通れば、もっときれいな世界だったのかも知れません。



白いもやの中の白いそばの花の美しさは、一人で見るには十分で、贅沢な風景でした。車を止めて写真を撮りました。写真ではうまくうつっていないかも知れませんが、素敵な世界でした。




家を出るときは、何となくキンモクセイの香りが漂っていました。そして、眼前に幻想的な真っ白な世界。次から次へと秋の自然が織りなす模様を見ることができました。




学校に着いて、校舎を回っていると、空気がひんやりとして気持ち良さを感じました。天気予報で、湿度も低く、過ごしやすい一日と言っていましたが、まさにその通りです。生徒がまだ来ていない校庭や校舎は静かです。




窓から外を眺めると、日の出が遅れてきているので、夏の頃と同じ時間でも木々や照明灯の影が長くなっていることを感じます。




さわやかな空気、グランドに描かれた影でできたデッサン。夏の色とは違う季節が到来しています。
写真は、今日の朝の様子です。