かったかくんのホームページ

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優しさ創る保育実習

2013年10月16日 | Weblog
満面の弾ける笑顔輝いて
         子どもと遊ぶ 姿優しく






朝からすごい風と雨。これも関東地方を襲っていく台風26号の影響です。関東地方では、過去10年間で最大級の勢力と言います。天気予報からは最近よく、「経験したことがない」「過去最大級」などの言葉が聞かれます。



九州でもこんなに風が吹いているのに、台風の進路になっているところは、災害が心配です。




「自転車に乗っていたら、風が吹いて倒れそうだった。」「ペダルをこいでもなかなか進まなかった。」などという生徒がいました。事故もなく生徒たちが登校してきてほっとしました。




そんな中で、今日は朝から3年生の1クラスは、家庭科の「保育実習」がありました。実習先の幼稚園に出かける前に、
「楽しんで園児と遊んできてね。」
と言うと、
「わたしの方が遊んでもらえるかもしれない。」
どういう意味?「園児からしっかり遊んでもらってね。」
と弾む会話?




近所の幼稚園まで自転車で実習に。風などがあったので、先生たちが要所要所立っていました。かったかくんは生徒たちの後を車でついていきました。何事もなく無事、幼稚園へ。それを確認してから、出張があったので会議の場所に直行。それを済ませて、再び幼稚園へ。





生徒たちの活動の様子を見て回りました。生徒たちがとても優しい顔になっているのがすごく印象的でした。生徒たちの周りには園児が囲んでいます。
「せんせい、ぼくは、ここの卒園生なんですよ。」
自分の出身の園で活動する楽しさはまた格別でしょう。




とかく背伸びをしたがる思春期の子どもたちです。しかし、幼児との関わりで、気持ち的な年齢をさげる機会も大切だと思います。園児たちの工作を手伝ったり、一緒に楽しく遊んでいました。10数年前の自分の姿を思い出したことでしょう。



幼稚園の先生の中に、教師生活最後の担任をしたMさんがいました。見ていて本当に「お家の方たちや園児たちからたよりにされているだろうなあ。」というような振る舞いをしていました。指導力があふれています。そんな姿が眩しく、うれしく思いました。





「先生。」といわれて振り向きました。すると見覚えのある人が立っています。


「先生わたしのこと覚えていますか。Tです。」



実習に来ているとのこと。しかし、最後に会ったのが、彼女が中学1年生の時。それ以来だったので、すっかりみちがえるほどに頼もしくなっていて、名前を言われるまでは分かりませんでした。




でも一生懸命に実習をしていることがよくわかりました。貴重な体験をした3年生でした。24日にもう一クラスの実習が行われます。