「カトー折り🄬」ペーバークラフトで広げるエコ!

カトー折り🄬は、商標登録第5994722号を取得しました。2009年に誕生。紙をエコと防災に役立つ知恵の折り方です。

町田YMCAボランティア講座でカトー折りワークショップ

2018-10-23 19:30:41 | 活動レポート
10月8日(月)東京町田において町田YMCA主催の「避難生活に役立つカトー折り」(90分)ワークショップをしました。
 災害時のトイレは、どうやってするか!?を一つ一つ、その問題を一緒に考えながら対応策を考えてみました。今回はトイレットペーパーについても考える機会がありました。


○震度6強の地震がきたら、トイレは使ってはだめ!
 トイレを使うと、汚物を流す配管が壊れていたら流れない、漏れることが起きます。下の階に汚物を漏らす、上の階から汚物が逆流して便器から出てくるということも。
 だから便器に蓋をします。ビニール袋で便器を覆い、蓋をします。ビニール袋があれば、汚物を便器に流すことはしません。便器を詰まらせていないので復旧したときもすぐにトイレが使えます。

○携帯トイレは一袋に一回分
 携帯トイレには多くのタイプがあり、それぞれ使い方が違いますので事前に読んで知っておくことがおすすめです。黒いビニール袋が入っているものもあります。2枚入っているタイプもあります。1枚は便器に蓋をするものとして使います。
 (災害時にトイレが使えなくなったときに復旧するまでは一ヶ月以上かかるという情報もあります。何個用意すればよいのでしょう。一人1日にトイレに行く回数は最低でも5回。30日分で150個になります。)

○携帯トイレがなくなったら、どうする?
 こういう場合のことを考えておきましょう。カトー折りなら新聞紙をトイレ袋にすることができます。折り方を覚えておきましょう。(全員が折れるまで何度も練習しました)この袋は便座にぴったりの大きさです。大便は新聞紙の中に、小便は新聞紙の下にあるビニール袋に流れます。分別ができます。大便は新聞紙を連続折りにより密閉できます。小便はビニール袋に溜まります。これをカットしたペットボトルのコップですくって、バケツに移します。
 
○トイレットペーパーは、新聞紙を使う。
 ・新聞紙の見開きはA1サイズです。横に畳んで半分、A2サイズ。上に畳んで半分、A3サイズ。さらに横に畳んで半分、A4サイズになります。ポストに入れるサイズ。このサイズになるように手でちぎってA4サイズしましょう。(道具を使わないで、手で上手に切る方法を自分で見つけましょう。)
 ・新聞紙をよくもみ、ふわふわの紙にします。
  どうやってもむのか、両手で紙をつかみ、グーのカタチで握り、こすり合わせます。何度もやっているうちに紙の繊維が切れて、ふわふわになります。トイレットペーパーとして使います。 
 
 ・使った紙は便器に流してはいけません。
  A4の新聞紙で折って作った連続折りの袋(水が漏れない紙袋)に入れて、折って封印してからビニール袋に捨てます。便器に捨てると詰まってしまうので、注意します。

○新聞紙がなくなったら、どうする?
新聞紙のないところもあります。A3用紙でトイレ袋が出来ます。フリーペーパーでもできます。紙があれば、袋がなんとかできるということさえ覚えておけば、パニックにならず済みます。

以上がワークショップの内容でした。ぜひ、参考にしてみてください。また「避難生活に役立つカトー折り」という本にはこの折り方、それ以外にも紙パンツ、紙おむつなどがありますのでぜひ機会がありましたら購入してみてください。
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