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女流初の公式戦優勝!

2020年11月22日 | 時事
男性も参加する棋戦で女性が優勝したのは始めての快挙のようです。

藤沢里菜女流三冠は、囲碁の名人戦リーグにもあと一歩で入れたほどの腕前なので、男女関係なく日本のトップ棋士の一人です。今回の若鯉戦というのは、30歳以下、7段以下が参加できる大会らしいので、井山4冠をはじめとするタイトルホルダー経験者(経験すると自動的に8、9段になる)は参加できませんが、それでも7段はリーグ入り棋士も含まれますから、相当ハイレベルな棋戦のようですね。NHK囲碁と同じ早碁ルールだったようで、それで半目差ということですからものすごい接戦を制した模様です。囲碁においてはもはや男女の差はほとんどないと言い切ってもよいでしょう。

ちなみに、年齢や段位に制限のない公式大会は全棋士参加型棋戦と呼ばれ、7大タイトル戦、国際戦を除くと竜星戦と桐山杯というものがあるそうです。こちらは優勝すると即7段に上がれますが、残念ながら今回は公式戦ではあっても制限があるため、飛び級はなく四段のままです。芝野2冠も当時竜星戦で優勝して7段に上がりましたし、上野女流2冠は惜しくも決勝で敗れて7段を逃し3段のままでした。それでも公式戦決勝進出は当時初の快挙だったわけですが、今回は全棋士参加型に準じる位置づけの男女混合の公式戦で決勝まで進み、女性初の優勝となったわけです。本当に、一歩ずつステップアップしていく感じですね。次はリーグ入りか、棋戦優勝か。目が離せません。
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