(株)カプロラクタム-blog

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新型コロナ死亡率低下

2020年08月24日 | 時事
死者数の増え方が第一波より緩やかなのは事実のようですが、コロナの毒性が弱まったとは言えませんね。

第1派の時は早々に学校を封じ込めたので、若い世代の感染はそこまで多くなく、また検査数を絞ったことで、自然治癒しにくい高齢者や基礎疾患のある方が重症化し亡くなるケースが多くありました。今回は陽性者数こそ多いですが、検査を多くしているためおそらく第一波の時は見過ごされてきた無症状者を多く拾い上げてる結果、高齢者にうつす前に隔離が成功し死亡率の低下につながっているのではないかと思います。ウイルスの変異というより、人々がコロナ対策に慣れ、正しく行動できるようになってきた結果だと言えるでしょう。

依然感染者数は減っていきませんが、爆発的増加でなければある程度のリスクは許容していかないと生活のデメリットのほうが大きくなってしまいます。たとえば岐阜では新規感染者はしばらく数名が続き、2週間ほど前に陽性になった人が退院してきているので、入院者数としては再び減少傾向にあります。入院の限界地を越えない、できれば5割くらいの水準で保たれるのであれば、少し気をつけた経済活動を再開させていっても問題ないでしょう。対策には2週間程度のタイムラグがあるので、入院率7割を超えたら夜間営業を自粛するなど、今やっている対応でコロナは十分「普通の病気」レベルにおちつくのではないでしょうか。

というか、いい加減そういう見切りをつけないと、本当に五輪開催も危ぶまれてしまいますからね・・・