(株)カプロラクタム-blog

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実態把握の意味

2018年05月03日 | 時事
ICカードで教員勤務把握 岐阜市教委
いやいや、実態把握に何年コストかけてるのですかね・・・

教員は公務員なので、給料以外にどれだけ働いても時間外手当はつきません。一応給与の4%の特別手当がソレの補填にあたるのですが、4月の忙しい時期や、成績付けのある7,12,3月は8時間の勤務に対して朝1時間早く着き、12時に帰宅すれば残業はざっくり8時間になりますから(笑)大体子どもが帰ってからもう1人分の仕事をしているような感覚でいます。勤務時間のうち8割はほぼ子どもと一緒で、下校後も大体会議で潰れますから、学級・学年の仕事はほぼ勤務時間外にやるしかなく、子どもと接する以外の時間はほぼタダ働きとしか評価されていないことになります。そうした実態から全国的にも病休を取る人や、不祥事に手を染める人まで問題が噴出しているわけで、何とかこの多忙状態を改善させなければ・・・と始まったのがこの勤務実態調査でした。

しかし、教委でなく教組のだったかもしれませんが、自分の記憶では少なくとも2010年頃にはもう時間を記録して報告するような調査が始まっており、8年くらいデータが蓄積されているわけです。しかもあれ、多すぎると管理職が叱責を受けるらしいので、本当の数字は書き込めません。とりあえずこの時間に帰ったことにしておいてもう少し仕事をするとか、家に持ち帰って仕事をするなど有名無実化しています。一体今までの調査結果の何を分析してどう改選させようとしているのか、全く見えない中でさらにICカードに予算が投じられると言うのは謎ですね・・・その予算で補助教員を1人でも配置してくれれば、プリント印刷とか成績データ転記とか時間さえあればできる雑務はぐっと減り、早く帰宅できるようになると思うのですが・・・

まあ日中の業務改善には役立たないですが、夏休みに連休が取れるのはありがたいですな。それを励みに乗り切るか・・・
コメント
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