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違法カジノと賭博罪

2016年04月08日 | 時事
違法カジノのバド桃田「深く反省しています」
これは日本のバドミントン界にとって大打撃だなあ・・・

2年に1度行われるバドミントンの世界大会、トマス杯で優勝した時の団体メンバーにこの2人はエースとして参加し、見事な勝利を収めていました。桃田にいたっては最新の世界ランキングで2位になっていたので、今年開催されるリオ五輪に出ていれば、確実にメダル候補の注目選手になっていたことでしょう。マイナースポーツ扱いされがちなバドミントンが、テニスや卓球を抜く人気種目に躍り出るチャンスだっただけに、今回の損失は本当に計り知れません。広告塔としてもこれから数年で何億と稼げたであろう選手達だっただけに、バド協会やNTTの管理体制にも文句を言いたくなりますな。プライベートなこととは言いながら、海外の合法カジノに連れてってあげるなど適度に生き抜きさせてあげれば安い投資で済んだでしょうに・・・
まあ、本人達が一番悔やんでいるでしょうけど、それにしても田児は1000万円も溶かすなんて相当のめり込んでいますよね。もしかしたら、負け金を回収するために仲間を引き込むことで仲介料を得ていたのかもしれません。もう真っ黒けですな。

賭博について、野球然り消防署然り、最近の世間の反応はちょっと身奇麗になり過ぎているのではないかと思うような報道姿勢ですが、暴力団等反社会的勢力の資金源になり得ることを考えれば、むしろやっとモラルが追いついてきたと言うべきなのかもしれません。ちなみに法律上の賭博罪は、例え1円でもお金そのものを賭ければ成立してしまうほど厳格なもので、仲間内でポケットマネーの賭け麻雀をしても罪に問うことができるわけです。ただし、「一時の娯楽に供する物」つまり「負けたら飯おごれよ」程度ならば、間接的に金銭を払うわけですが法律上問題になりません。ちなみにパチンコなどでは一時的に「娯楽物」を入手して後に「換金」するわけですが、そのシステムは何故かセーフとなっています。個人的にはお金であれ娯楽物であれ、「損得の振り幅が1日いくらを超えない範囲」など、金額的な制限を設けて遵守させた方がより実態に合い、かつ賭博依存を減らせると思うのですが・・・

野球賭博の余波が襲ってきた感じなので、最悪全員解雇、賭けの金額的な温情が出たとしても、桃田は期限付きの資格停止くらいは覚悟しないといけないでしょうなあ。
コメント
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