(株)カプロラクタム-blog

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消せるボールペン

2012年08月25日 | 時事
警官、調書無断で書き直す=消せるボールペン使用―大阪府警
書き損じを直すのには便利ですが、公文書的なものに使っちゃまずいですね。

書くための道具には大きく鉛筆とペンがありますが、これらは間違いなく「消せる」か「消せない」かによって使い分けています。学校では、ノートやドリル・教科書への書き込みや計算式等の走り書き、ラクガキ(笑)などは鉛筆でないと困りますし、名前や採点等、消すことが前提でないものや、手紙などの清書をする場合にはサインペンやボールペンを使うわけです。ただし、学校教育ではどちらかと言うと前者を使用することが多く、ペンで誤って書いてしまったものを書き直そうとした場合、非常に困るわけですね。社会に出ると鉛筆はほとんど使わなくなるわけですが、この「消せる」体験が深層心理に残っていて、不便を感じることが多いです。自分などはよく出席簿を書き間違えるので、毎月数箇所に訂正印を押すのが非常にわずらわしく思っています。いや、鉛筆で下書きしろよと・・・

ただし、「消せない」ことが重宝される場面もあります。例えば領収書等を書く場合、勝手に金額を操作されないように¥や-などをつけるわけですが、これを消せるボールペンで書いてしまうと、後でいくらでも0を増やし放題になってしまうわけです。「消せない」ペンで書いたものは、「消せる」鉛筆で書いたものより信用度が高くなることは言うまでもないでしょう。「消せる」ボールペンは、その点で言うと鉛筆と同じなわけですから、自分のメモなら良いにしても、調書や証明書、願書、履歴書等には使用しない方が得策ですね。

まあ、性質上摩擦熱で見えなくなっているだけでインクが蒸発しているわけでなく、-20℃にすると再び出てくるそうですので、今後は一度ドライアイスで炙ってみるのが良いと思います。
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