(株)カプロラクタム-blog

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エコポイント

2009年10月27日 | 時事
わずか半年足らずで、廃止の方向へ?「エコポイント制度」が陥った罠
自分の中では既に「エコポイントって何だっけ?」レベルにまで陥っていました。

ポイントというものは消費者にお得感を感じさせる一方で、企業側にも自分の商品を限定的に購入してもらえるというメリットがあり、非常に効果的な制度です。しかし、それはあくまでも一企業が消費者と自分の企業のために行うからこそ意味があるわけで、政府が推し進めるポイント制度では、一部が得をし一部が損をする図式から抜け出せないような気がしてなりません。例えばエアコンを買ってポイントをため、図書券に換えたとすれば、儲かったのは家電メーカーで、損を被ったのは出版業界ということになります。これではもはや、全国規模で壮大なババ抜きをしているに等しいのではないでしょうか。

経済対策を進める中で、一部が救済され一部がそのしわ寄せを受けるというのでは片手落ちもいい所です。もしポイントを勧めるなら最低でも家電なら家電で、本なら本で使えるポイント制度に留めるべきなのではないでしょうか。

と、それなら企業が独自に行えば済む話で、やはり必要ないのかもしれませんな(笑)