かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

安定した愛情をそそぐこと

2012-02-27 22:15:01 | つれづれ

 神社の水たまり

先日、二人目の孫が産まれました。

今、息子が上の子を連れて、泊まりに来ています。

まだ1歳の上の子は、お母さんから離れて心細い時間を過ごしているのでしょうが、
息子がいれば大丈夫のようです。
息子も仕事を休んで、子どもの面倒をみています。

時代は変わったな~と思います。
私が子育てをしていた頃は、
子育ては女の仕事…と思われてきました。

でも、今の若いお父さんたちは、率先して子育てに関わります。
父親が母親の代わりなんてできないんじゃないか…と思っていましたが、
いやいや全然…
安定した愛情を注ぎさえすれば、母親でも父親でも祖父母でも
子どもは安心して育つことができると、目の前の息子夫婦と孫を見て感じます。

一人の子どもに関わるたくさんの大人たちが
その子を大切に思い安定した関わりを持ってあげる…
子どもを育てていく上では、それがとても大切なことなんだと、
実感する日々です。

しかし…、久しぶりに小さい子と関わると疲れますね~。
自分もこんな風に子育てしてきたのだと思いますが、
若さだな~と…。

とはいえ、孫がいるからって、私自身、まだそんな歳ではありませんから(・・;)

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2012年2月25日のかっぱら広場(お味噌をつくろう)

2012-02-22 20:13:48 | つれづれ

 
  < 広場のポスター >

2月のかっぱら広場では、久しぶりにみんなで『お味噌づくり』をします。

3ヶ月ほど熟成させると食べられるようになるので、
それを使って、広場でトン汁をつくったり、キノコ鍋をつくったりします。

大豆と麹と塩を混ぜてこねるのですが、
みんな粘土遊びをするかのように大騒ぎになります。

さてさて、上手くできるかな~。
結果は、またお知らせしますね(^^)。



 

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さじ加減

2012-02-21 20:53:22 | つれづれ

 編集室の勉強タイム

いつもかっぱらぱ編集室が終って
みんなで片づけをした後、あめ玉を一つずつあげています。

以前は、片付けてすぐに帰ったのですが、
掃除をしないで帰る子がいたので、
掃除をしたらあめ玉一個もらって帰るということにしました。

あめ玉は、その時によっていろいろな味を用意して、
広げて好きなものを一つ選ぶのですが…。

毎回、私の目を盗んで、2つ3つ持って帰ろうとする子どもがいます。

私を探るような目で見ながら、
そろそろと手を伸ばし、一個とるところをささっと手に二つ隠します。
それを見つけると「こら~!一人1個だよ」と怒りますが、
また油断していると、ささっと持って行きます。

たかがあめ玉一個。
家に帰ればたくさんあるのだと思うのですが…。

ま~私への「挑戦」なのだと思います。
置いてあるあめ玉の横に何となくぎこちなく手を置くので、
「こら~、その異常に力の入った手が怪しい」と言うと
子どもたちは「そんなことないよ」と言いながら、にやにや笑っています。

上級生の子とそんなやりとりをしていたら、
大人しいと思っていた2年生の女の子が、さくっとあめ玉を二つ手の中に…。
これは怒るというより驚いて「こら~だめじゃない」とひと言。
てへっ…ってな顔をして、ちゃっかり帰って行きました。

「誰のまねをしているんだ~。あんたたちのまねだよ」と
上級生たちと半笑いです。

どの程度「挑戦」を受けて立つか…このさじ加減が難しくて、
毎回、トホホです(^^;)

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まとめの時間

2012-02-13 21:28:03 | つれづれ

学校でカウンセリングを終えた後、
時間をつくって、家でまとめをしています。

結構時間がかかるのですが、
これが自分にとっては、なくてはならない時間になっています。

話を聞きながら書き留めていたメモを見ながら、
あのときの私が言ったあの言葉は適切だったのか…とか、
あの言葉は、あの表情は何を意味していたのか…、
などいろいろ考えながらまとめていると、
その時には感じることができなかったいろいろなことが見えてきます。

年度も終わりに近づいてきて、
いい方に向かっている生徒もいれば、動けないでいる生徒もいます。
がんばらなきゃな~と思います。

急がず、焦らせず…

自分は焦っているのですが…(笑)。

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折り合いをつける

2012-02-08 20:08:59 | つれづれ

 プラスチックのコップを積み上げています

2月7日に2週間ぶりのかっぱらぱ編集室がありました。

勉強タイムを終えて自由時間になり、
一人の男の子がプラスチックのコップを積み上げ始めました。

見ていると簡単そうですが、
高くなればなるほど前後のバランスをうまくとらないと積み上がりません。

いつもはにぎやかな彼ですが、真剣に取り組んでいます。

ある程度できあがったところで、
突然、一人の男の子が加わりました。

 

「やめろよ~」と言いましたが、
加わった男の子は作業を続けます。

そして…、

 真剣そのもの

もぅ、天井に届きそうです。
周りの子どもたちも見守っています。

もうひとりの男の子もイスをもってきて横に並びました。

と、そのイスに上ろうとしたとき、
うっかり持っていたコップを落としてしまい、
積み上がっていたコップはあっという間に
ガラガラガラ…と崩れていきました。

壊しちゃった男の子は困った表情を浮かべています。
元々つくっていた男の子が、当然怒ると思って見ていたら、
わざとではないことが分かっているので、
ぐっとこらえて、あたりに散らかったカップを拾い集め始めました。

もちろん、後で加わった男の子も手伝って拾っていました。

何だかそれを見ていて、「えらいな~」と感心してしまいました。
自分の気持ちに折り合いをつけるって、簡単なことじゃないですよね。

私も見習わなくちゃ…と、反省。

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言葉の使い方

2012-02-06 08:19:49 | つれづれ

今日は、久々に午後出勤なので、少し落ち着いて過ごしています。

土曜日に東京に試験に行った翌日、
地元で、『寒桜祭り』がありました。

商工会が主催で、毎年たくさんの屋台が出てにぎやかに行われます。
そこで、今年もオープニングを頼まれて、和太鼓を演奏しました。

 オープニングでの司会者のトーク 

 演奏を待っている子どもたち

入ったばかりの小学1年生の男の子は、その日が初披露の日でした。

初めは無口で大人しい子だと思っていましたが、
2~3日前に本番のための法被を分けているとき、
「法被は自分でたたむんだよ」と声をかけたら、
急に「しらね~よ」と生意気な言葉を言ってきました。

驚いたのと同時に“ムッ”と来た私は(おとなげがありませんが…笑)、
「その言葉づかいは何?」と、きつく返しました。

彼は驚いた表情を浮かべていましたが、
さらに「あやまりなさい」と声をかけました。
でも、素直に謝ることもなく、母親の元に逃げていきました。
母親も困った表情で「あやまりなさい」と本人に言いましたが、
そのまま黙っていたので、
「自分のものは自分で管理するんだよ」と声をかけ、
その日はそのまま帰しました。

当日になってやってきた彼は、案の定、私のようすをうかがっています。
こんな時には、「今日は初披露だから、がんばるんだよ」と
何もなかったように笑顔で声をかけるのがコツです。
彼に少し安堵の表情が浮かんでいました。

演奏終了後も、「よかったよ。よくがんばったね」と声をかけます。
彼は、前回とは打って変わって
「ぼく、冷凍ミカン(演奏曲)好きだよ」と話しをしてきました。
「そうなんだ。上手に叩けてたね」とまたほめてあげます。

今の子どもたちは、わざと生意気な言葉を使ったり
変な言葉を使ったりしているわけではありません。
その時その時、相手によって言葉を使い分けるということを知らないだけなのです。
大人がきちんと接してあげて修正してあげることで、
子どもたちは「言葉の使い方」を学んでいくことができます。

初めが肝心。
子どもたちと良い関係をつくっていってくださいね(^^)。




 

 

 

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試験の前日

2012-02-03 23:07:56 | つれづれ

明日、家族相談士の試験があります。
久々に、朝から東京に行かなければならないのですが…。

仕事を終えて家に帰ってきて、
しばし休眠…。今、目が覚めました。

1週間仕事をした後の金曜日の夜は、いろいろなことをしょっていて
頭の中がぐるぐるとまわっています。

受験を前にした相談室登校の中学3年生たち、
4月から教室に復帰したいと思っている不登校の子どもたちなど、
この時期、本当に一日一日の対応がとても大切になってきます。

うまくすすめている子もいれば、
この時期にあって、まだ悩み苦しんでいる子どもたちもいます。
何もしてあげられない歯がゆさを感じながら、
は~あ…と、ため息をついたりして…。

人生、いくつになっても修行ですね。

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