ゲームは子どもたちのコミュニケーションツール
いつの頃からか、子どもたちが「かっぱら広場」にゲーム機やスマホを持ってくるようになりました。
うん万円もする高いものですが、管理はなおざりで、その辺にポンと置いてあることもあります。
そんな時には、「誰の~これ~」と声をかけて、カバンにしまわせます。
以前、かっぱら広場で、ゲーム機を盗まれたり、スマホをなくした子どもがいました。
広場が終わって家に帰ったら、子どもが「ゲーム機がない」と言いに来たのです。
集会場を探しても見つかりません。
低学年の子でスマホを持たされていた子は、帰る時にスマホがないことに気づきました。
一緒に探しましたが見つかりません。
どちらのケースも、ありがたいことに、親から「弁償してほしい」とは言われませんでした。
子どもの自己責任として、叱ってくれたのでしょう。
寝転んでスマホのゲームをやる子、それを見ている子
子どもですから、きちんと管理することはできなくて当たり前。
自分たちに掛かってくる盗難や紛失の責任を考えて、
持ってくることを禁止にすることもできますが、
あえてスマホやゲーム機を持ってくること、使うことを禁止にはしていません。
初めてスマホを持たされた子は、
今まで広場のオモチャで友だちと遊んでいたのに、
ずーっとスマホを見て過ごします。
集会場の中の温かい陽だまりの中で、寝っ転がりながら幸せそうにスマホに見入っています。
でも、何か月か経つと、ゲームやスマホの時間が減って、
また多くの時間を友だちと過ごすようになっていきます。
スマホやゲームも面白いけど、
体を使って友だちと遊ぶ方がもっと楽しいということを
子どもたちは知っているのだと思います。
行儀よくゲームをする二人
今の大多数の大人は、子どもたちからゲーム機やスマホを取り上げたり、
制限をかけててその使用をコントロールしようとしますが、
取り上げられた後に、子どもたちに何が残されているのでしょう。
家庭や地域や学校に、子どもたちが安心して過ごせる場がもっともっと増えてくれたらいいなと思います。
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