かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

ストレスマネジメント講座をやって感じたこと

2013-11-30 01:05:16 | つれづれ

今日は、中学校の学校保健員会で、
全校生徒500人を前にして「ストレスマネジメント」の講話をさせてもらいました。

久しぶりに大勢の前で話しをしたのでとても緊張しました(^^)。

前半のストレスのメカニズムについて話しをしているときは、
あまり関心を寄せていなかった子どもたちも、
先日行った「受験生のためのストレスマネジメント」の時と同様、
後半の対処法になってくると興味を持って聞いている手応えを感じました。

子どもたちの興味・関心はここなんだな~と思います。

普段、家庭に問題を抱えている子どもたちと接することが多いため、
みんなが家族のことで悩んでいると思いがちですが、
多くの子どもたちは、友だちとの関わり方や
学習、進路などを気にしており、
日々の生活に役立つ考え方にふれると興味を示してくれるようです。

ついついこちらが伝えたいことが話しの中心になりがちですが、
聞く側のニーズを読み取り、それに合わせた内容にしていくことが大切だと
今日また改めて学ばせてもらいました。

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2013年11月26日のかっぱらぱ編集室

2013-11-28 21:21:08 | つれづれ

 参加者は10人程度です

毎週火曜日はかっぱらぱ編集室の日なのですが、
その日は結構忙しいのです。

午前中に、お母さんのためのプチ心理学講座を行い、
午後から小学校にスクールカウンセラーとして仕事に行き、
急いで帰ってきて5時からかっぱらぱ編集室を開きます。

昼間は緊張の連続なので、
夕方、かっぱらの子どもたちの顔を見ると、何だかホッとしてしまいます。

子どもたちの居場所でもあるけれど、
結構私の居場所にもなっているのかもしれません。

日によっては、あまりにもうるさくてイライラ怒ってしまうこともありますが、
ほとんどの場合は、お互いのようすを伺いながら
丁度良い頃合いのところで折り合いをつけ合っています(笑)。

まわりに子どもがいると、大人は本当に元気をもらえます。
子どもたちを大切にしていきたいですね(^^)。

追伸:11月30日(土)は、一日児童館「かっぱら広場」の日です。
子どもたちのリクエストで、またまたカレーうどんをつくります。
好きだね~(^^)。

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話しが苦手な子どもたち

2013-11-26 00:04:34 | つれづれ

 ベランダのビオラです

最近、自分の気持ちを話すことが苦手な子どもたちによく出会います。

その子のまわりに、一人でも良いから、
その子の言葉をしっかりと受け止めてくれる大人がいてくれたらいいのに、
と思います。

話すことが苦手なので、言葉に詰まるし、黙り込むし、
表情だって硬い…

今まで何度も話そうと思ってきたのでしょうが、
受け止めてもらえないことが多いと、伝える事をあきらめてしまいます。

心の奥底に思いを沈めてしまうのですが、
いずれその思いは体の不調となって現れてきます。

それを心のサインだと気づいてあげられたらいいのですが、
気づいてあげられない場合が多いのではないでしょうか。

話したくないのではなく、上手に話せない…
そんな子どもたちに、気づいてあげてくださいね(^^)。


 

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中学校での友だちづくりのワーク(KJ法を用いて)

2013-11-20 17:28:58 | つれづれ

今日は中学1年生のクラスで、友だちづくりの講話とワークを行いました。

以前、学校保健委員会で養教の先生と一緒に
KJ法を用いたワークを行ったのですが、
初めは子どもたちに戸惑いが見られたものの、
思いのほか結果が良かったことをうけて、
今回もクラスの輪を深めることを目的に担任の先生と打ち合わせをして
使ってみることにしました。

KJ法(-ほう)は、文化人類学者の川喜田二郎東京工業大学名誉教授)が
データをまとめるために考案した手法である。KJは考案者のイニシャルにちなむ。
データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめてゆく。
共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に
効果があるとされる。』(ウィキペディアから引用)

子どもたちにも、大人になってもよく使う手法だと説明し、
友だちや先輩との関わりで
「こんなことをしてもらってうれしかった」
「こんな時、こんな関わりをしたら上手くいった」
「友だちを見ていて良いなと思った関わりや言葉」
「こんな時、こんな関わりをしたらダメだった、失敗した」
など、自分が体験して感じたことを
個人の作業としてポストイットに書いてもらいました。

内容は良いと感じたことを思い出させる項目を多くし、
困ったことは、されたことではなく、してしまったことに限定しました。

しかし、思いのほか内容が出てくるのに時間がかかり、
普段子どもたちは良いことについてはあまり意識しないで生活しているんだな~と
改めて感じさせられました。

それでも少し時間が経ってくると頭がこなれて来たのか、
それぞれにいくつか内容が出てきて、それを基にグループワークを行いました。
結果的には、うれしかったことや良かったことなどをみんなで出し合い、
和気あいあいとグループワークは進んでいきました。

最後はグループごとの発表ですが、
時間がないわりには(50分の授業の中で全てを行うので)
不思議ときちんとまとまっていて、
ここがさすが中学生だな~と前回同様感心させられるところでした。


まじめな内容だけに、書き方も固くなってしまいました。
反省…

 


 

 

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2013年11月19日のかっぱらぱ編集室

2013-11-19 22:34:43 | つれづれ

 いつものことですが、机の上がごちゃごちゃです(^^;)

今日のかっぱらぱ編集室の参加は、9人でした。
そのうち2人が中学生、4人が6年生。そして3人が5年生以下と、
やはり来年度のかっぱらぱ編集室は存続あやうしです。

しかし、本当に子どもたちが大きくなるのは、早いものだな~と思います。

何せ、体が大きい。
思春期に入り、体が成長し出すと、一気に背も伸び体に肉もついてきます。
つい最近まで、細っこかったり、小さかったりしていた子どもたちが、
めきめきと大きくなり、
それなのに、どたばたと大騒ぎするものだから、
「うるさ~い」と何度叫んだものか…。

ついでに口も達者になって、
ぎりぎりのところまで攻めてきます。
そのやりとりが本当に大変です。
さらに心も不安定になるのか、何だか泣いてみたり、怒ってみたり…。

いやはや…

でも、そうやって子どもたちは少しずつ大人になっていくんですよね。
それでいいのだ(^^)。

 


 

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受験生のためのストレスマネジメント講座

2013-11-06 23:07:52 | つれづれ

今日は中学3年生を対象に、
『受験のためのストレスマネジメント講座』を行いました。

私が中学生だった頃には、
将来「海洋学者になりたい…」という夢があり、
それに向けて、高校受験のための勉強を
ただひたすらに、がむしゃらにがんばっていた…
という思い出があります。

しかし、今の子どもたちは
先のことが考えられないでいる…ような感じがします。

やりたいことが見つけられないでいる子が多く、
何を目標に進学したらいいのか分からず、
親の言うまま、自分の成績でとりあえず入れそうなところに行けばいい
と考えている子が少なくないのではないかと思います。

初めストレスの対処法を話しているときには、
子どもたちの手応えがあまり感じられませんでしたが、
後半、「将来の夢や目標を持つことが大切だ。
そのために、今真剣に自分と向き合うことが必要だ」
と将来について話をし出すと、
子どもたちの顔に真剣さが見えてきました。

中学を卒業すれば、あっという間に大人になっていきます。
なんとかなるさと生きてきた若者たちが、
学校を卒業後、就職の壁を前にしてたくさんの挫折を味わっています。
その時初めて、「もっとあ~しとけば良かった」「こ~しとけば良かった」と気づくのですが、
中学生の今なら、まだまだ考える時間があります。

先の見えない不安から目を背けないで、
今できることを一生懸命にやっていれば、
必ず先が拓けてくる。

ガンバレ!受験生…

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