かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

スクールカウンセラーだより

2014-04-24 22:10:40 | つれづれ

 タンポポの綿毛はいつ見てもかわいいですね

今年度は、「スクールカウンセラーだより」に力を入れています。

今までも先生向けには少しずつ書いていたのですが、
今年度からは、先生向けに加えて、
中学校で生徒に配布するためのカウンセラーだよりを書き始めました。

始めるからには、きちんと続けなくては…
ということが今までプレッシャーになっていたのですが、
毎週火曜日の5時からやっていた「かっぱらぱ編集室」をやめたことで
時間と心に余裕ができたのか、
がんばってみようという気持ちになりました。

こんなに情報があふれているのに、
本当に欲しい情報はなかなか入ってこないのが現実です。
携帯のこと、いじめのこと、ストレスのこと、レジリエンスのこと、
家族のこと、将来のことなど子どもたちに伝えたいことがあっても、
週に1回学校を訪問するだけでは、
なかなか伝える機会がありません。

毎月小出しにしながら伝えていき、
子どもたちが少し考える時間を持ってくれたらいいなぁと思います。

まだまだ配布は始まったばかりです。
何号まで出せることやら…。
がんばります。(^^)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1回 子どもと関わる人のための実践心理学講座の報告 

2014-04-20 20:31:08 | つれづれ

 講座のようす

昨年の年度末の3月に、プレ実践心理学講座を行い
どんな人たちが来るか、どんなニーズがあるかを確かめた上で、
今年度の「子どもと関わる人のための実践心理学講座」をスタートさせました。

月1回、年間12回を予定していて、
認知行動療法や家族療法、交流分析、ストレスマネジメント、
発達障害の知識や対応の仕方等、
支援者として必要な知識と技術を身につけていく内容にしています。

…と言うと偉そうなのですが、
本を正せば、自分がスクールカウンセラーとして仕事を始めて10年、
本当にわからないことだらけでいろいろなことに悩んできました。

以前、県の助成金をいただいてつくった子どもの居場所の作り方の冊子
「かっぱらぱ編集室はいつもにぎやか」と同様、
10年かかることを1年で教えてもらえれば
残りの9年はさらに先に進めるのではという思いから、
私自身の知識と経験をお話しして、
それをヒントにその人なりに自分のやり方を
見つけていってもらえたらいいな~と考えています。

今回は、交流分析の中のエゴグラムを使って自己分析し、
それを面接場面等でとのように活用していったらいいかを
お話ししました。
自分を客観視できるようにと、面接の実習も入れました。
2時間半の長丁場でしたが、皆さん真剣に聞いていてくれて、
手応えはばっちり。

終わった後にホッとしていたら、
スタッフに「顔がゆるんでるね~」と指摘されてしまいました(笑)。
いやいや思いのほか、緊張しました。

次回もがんばらねば(^^)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年4月19日のかっぱら広場

2014-04-20 00:13:44 | かっぱら広場

 みんなでトランプをやっています
 勝つとアメがもらえるルール

運営資金0でとりあえずスタートした1回目のかっぱら広場が始まりました。

始まってすぐに、6年生の女の子が、
「やることがないなら、トランプ大会をやろうよ」と提案してくれました。
参加人数によって、1等賞から3等賞くらいまでは、
好きなアメが選べるルールです。

最近、こんなにトランプをやったことないな~と思うくらい、
子どもたちと一緒にババ抜きをやったり、UNOをやったり。

しばらくするとジェンガで遊ぶ子どもたちも出てきました。

放っておくとけんかになってしまうのですが、
「ルールを守ってやるよ」
「言葉づかいに気をつけようね」など声をかけながら
一緒に遊んであげると、長く長く遊びが続いていきます。

 
6年生がプラレールの列車でタワーを壊そうとしているところ

 午後は廃材で工作をしました

そうこうしていると、団地の人たちが、賛助金を持って一人二人と訪ねてきてくれました。
みなさん、今回のことでは本当に心を痛めてくれていて、
「子どもたちをもっと大切にしてあげなくちゃね」と言ってくれます。

わざわざ広場のために時間を作って
足を運んでお金を持ってきてくれるのです。
本当にありがたいことです。

今日一日で何とか1年間の保険代は確保できたので、
今年1年は続けて行けそうです。

来月は子どもたちからの提案で、すでにボーリング大会をやることに。
景品は、またPOPOROさんにお願いしてみようかな~と思います。
困ったときのPOPOROさん頼みです。

いろいろな人に支えられながら、今年度のかっぱら広場がスタートしました。
1年間どうなるか、皆さんも見ていてくださいね。
がんばるぞ~(^^)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの居場所づくりの難しさ

2014-04-13 23:08:37 | つれづれ

 新緑ですね~

一日児童館「かっぱら広場」に対する団地からの助成金が
今年度打ち切りになりました。

理由は様々ですが、一番は団地の経費の削減のため…でしょうか。

今まで年間13万円(昨年までは15万円)いただいて、
月1回ずつ開いてきたのですが、
運営資金が0円となると頭の痛いところです。

しかし、お金がもらえないから広場をやめてしまう…なんてことはしたくない。
何とか運営できるように、今日、団地の総会の時に、
参加されている皆さまに、活動に対する賛助金のお願いをしました。

子どもたちが、いくら遊び場が欲しいと思っても、
それをわかってくれる大人がいなければ、
それを推し進めてくれる大人がいなければ、
遊び場はどんどんなくなっていってしまいます。

子どもたちは弱い存在ですから、
子どもたちの気持ちに変わって、
その必要性を訴える大人がいてあげなければと思います。

子育て支援の活動を長く続けていくことは結構難しくて、
それが地元に根付いて…となるとさらに難しいことのように思われます。

対子どもと関わる以上に、
地域の中のいろいろな人たちに理解してもらえるように
調整していく必要があります。

いつも修行だな~と思っています。

お金はないけれども、とりあえず1回目のかっぱら広場を開くことができそうです。
子どもたちも心配していたと思うので、
みんなが安心して、喜んでくれるといいな~と思います。


もし、よろしければこれを読んでいただいている皆さまにも、
賛助金の案内をさせていただきます。

かっぱらぱ編集室が行っている子育て支援活動に対して、
協力していただけるようでしたら、
住所、氏名をお書きいただき、下記の口座にお振り込みください。

賛助会費 個人一口1000円 団体一口3000円

郵便振替 口座番号 00880-3-113670
口座名義 特定非営利活動法人 かっぱらぱ編集室

どうぞよろしくお願いいたします。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入学式に出席して

2014-04-07 21:57:09 | つれづれ

 きれいなオレンジ色ですね~

今日、中学校の入学式に出席してきました。

真新しい制服に身を包んだ新一年生の緊張した面持ちに、
こちらまで緊張しました。

入学式に出るためにきたその日に、
子どもたちは式での動き方を教えてもらうのですから、
式の途中でどうして良いかわからなくなる一場面も…。
でも、やることはやらなければならない。
ちゃんとできるのかな~と、見ていてハラハラしてしまいました。

彼らが6年生の時に、各小学校をまわらせてもらい
中学に向けてのストレスマネジメントの講話をさせてもらいました。
さて、いよいよ本番です。
新しい環境の中で、新しい自分と出会い、
自分をコントロールしていく術を身につけていかなければなりません。

彼らにとって、良い3年間であって欲しいな~と思います。(^^)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年度に向けて

2014-04-03 20:23:30 | つれづれ

 野いちごの花

今日は、久々に仕事に行ってきました。

中学校の新一年生の先生たちと、
新しく入る子どもたちへの対応について一緒に話しをしてきました。

今の子どもたちは、昔と比べてコミュニケーションや体験の量が少ないので、
新しい環境に入るとき、とても不安になります。
その不安を心の糧に変えていくためには、
心に寄り添ってくれる人が必要なのだと思います。

それが友だちであったり、仲間であったり、
親であったり、そして先生であったり…。

不登校になることも
その子にとってその時期必要だった…ということもあるけれど、
できることならそうならずに中学生活を過ごさせてあげたい。
そのためには、きめの細かい対応が必要なのだと思います。

また一年が始まります。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする