かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

お猿のゲーム

2008-01-19 10:58:33 | かっぱらぱ編集室

先日のかっぱらぱ編集室で、
子どもたちと新しいオモチャで遊びました。

サイコロを振って、
でた色の木にお猿をぶら下げていくゲームです。
落ちると自分の「持ち猿」になり、
最後に自分のお猿がなくなった人から1番になっていきます。

単純だけど、意外と白熱しておもしろい。

そんな中で、ある男の子が、
低学年の子が落としたお猿を手伝ってとってあげていたら、
手が木にあたって、さらに数匹のお猿が落ちてしまいました。
盛り上がっていたこともあり、
みんなは手伝った子の「持ち猿」だ~と、
猿をその子のところへ置きました。

そのとたん、
今までにこにこ遊んでいたその子の様相が変わり、
突然、大声で怒鳴り始めました。
困って、どうして良いのかわからなくなったのだと思います。
「それはおかしいよ。僕は手伝っただけだから」
と、落ちついて言えば良いのですが、
うまく表現できなかったのだと思います。

すぐに、
「そうだね。Aくんは手伝ってあげただけだからね」
と、落ちた猿を私が引き受けて、ゲームを続行しました。
彼は、怒りを収め自分を立て直そうとして、
しばらくは混乱状態でいましたが、
時期、もとの彼に戻っていきました。

自分の気持ちを相手に伝えるというのは
本当にむずかしいものだな~と思います。
一つ一つのことが経験になって、
子どもたちはいろいろなことを学んでいくのですから、
こちらの意見を押しつけるのではなく、
子どもの心に耳を傾けて、
その声を聴いてあげ、答えてあげることが大切だな~と
最近、いろいろな場面で感じています。

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かっぱらの新年のご挨拶

2008-01-08 16:10:12 | つれづれ

あっという間にクリスマスが過ぎ、
お正月が過ぎ、
3学期がやってきました。

かっぱらぱ編集室もいよいよ10年目を迎え、
新たな旅立ちと行きたいところですが…。
これからも子どもたちとの相変わらずの毎日が
繰り広げられて行くのでしょう(笑)。

お笑いの世界でも、急にはやりだした人は、
ブームが過ぎるとすぐ下火になると言いますが、
どんな世界でもそれは言えるのかな~と、最近思います。

かっぱらものんびりのんびりここまで来たので、
まるで自分の日常生活の中の一部のように存在していて、
特に苦もなく楽もなく。
ただ、毎週子どもたちに会っていると、
パワーをもらえるような気がしています。

小学生は本当に素直で優しい。
中学生になると、自分を見つめる時期にも入っていき、
一度大人から離れていきますが、
それを過ぎると、少し距離を持ったところで、
大人同士としての関わりを持てるようになっていきます。

これが成長なんだな~と、
改めて感じさせられる今日この頃。

子どもはいつまでも子どもではなく、
急速な勢いで成長を続けています。
あっという間に過ぎてしまう小学校時代に、
子どもを信じて、
自由な時間をたくさんたくさん子どもたちにあげてください。

その時間にこそ、
自分で考え行動する力が身についていくのだと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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