かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

算数パズル

2011-05-31 20:44:52 | つれづれ

 算数パズルに取り組む男の子たち

3日遅れの運動会が今日開かれました。
みんな疲れたのか、今日はかっぱらぱ編集室に来るのもちょっと遅めでした。

そんな中、高学年の男の子たちが3人、
早々と来て算数パズルに取り組み始めました。

計算ブロックといって、縦3マス横3マス全部で9ブロックある正方形の中に
1~3までの数字を使って、指定されたマスの中に
縦横同じ数字が重ならないように書き入れていくもので、
初めは10級から始まって、9級8級とマスの数も増えていきどんどん難しくなっていくというものです。

以前は100マス計算を用意していたのですが、
丸付けするのが何せ大変。
そこで、この計算ブロックを本屋で見つけてきたところ、
みんなはまるはまる。丸付けも簡単で、一石二鳥です。
コツさえ覚えれば、どんどんおもしろくなっていくし、頭の回転も速くなっていくので、
今までやったことがなかった子も、一度始めるとしばらくは集中して取り組みます。

この日も、初めて取り組んだ6年生の男の子が、
勉強タイムの45分間の間、びっちりやっていました。
全部がうまく解けたときに、ちょっと爽快感があるというか、
アハ体験があるというか、それがやめられなくて、次々挑戦してしまうんだろうな~と思います。

男の子たちが飽きた頃、勉強タイムが終わったにもかかわらず、
今度は女の子たちがやり始めました。
この子たちも今までは「難しそう~」と敬遠していたのですが、
やり方を教えてやり始めたとたん、かっぱらぱ編集室が終わるまではまっていました。

子どもたちって、本当は勉強が好きなんだよな~と見てると思うのですが…(^^)。

 

 

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5月のかっぱら広場

2011-05-28 20:22:54 | つれづれ

5月のかっぱら広場では、木のサイコロを使って卓上カレンダーづくりをしました。

 テーブルいっぱいに木片を広げて…

本当は運動会の日だったのですが、雨で延期。
気持ちをもてあましていたのか、たくさんの子どもたちが参加してくれました。

一人に木のサイコロが4個手渡され、
木片を使った土台の上に、それを載せて日めくり(?)カレンダーを作ります。
サイコロに、数字や曜日を書き込むときに間違うと、
うまく数字の組み合わせができなくなってしまいます。
そこで、黒板にそれぞれのサイコロに書く『数字』や『曜日』を表示しました。

数字を書き込むのが難しい子どもたちは、
パズルをつくってもOKです。

 かわいいパズルですね

もちろん、参加したくない子は、別の遊びをしていてもOKです。

 となりのテーブルで写し絵をしています

10:30から始めましたが、
12:00のお昼の鐘が鳴るまで、
みんなびっちし集中して作っていました。

 土台をつくっているところ


では、その作品の数々を見てやってください(^^)。

 これは、鳥でしょうか…。う、うまい…。

 屋根付きの卓上カレンダーです。こってますね~

 ネコの顔がかわいい

 小さいサイコロに日と曜日が書かれている。いいね~

 スタッフのYさんの作品。さすがですね(^^)

 これは大作!しかし、派手ですね~

 今日の日付。天気まで付いています

ねっ、結構なかなかの作品でしょ。

作り方の決まりはないので、みんな自由にのびのび作っていました。
普通は、企画ものは午前中で終えて午後には道具を片付けてしまうのですが、
今日は雨だったこともあり、広場が終わる16:30まで材料を出していました。

午前中、参加しなかったメンバーも午後に作りはじめるなど、
一日中、みんなで楽しんでいました。

 午後になっても、子どもたちは集中しています

おもしろいことに、
作品ができあがると子どもたちはみんな私やスタッフに見せに来ます。
「写真を撮って~」と言う子もたくさんいます。

写真を撮って記録に残しているのですが、
たまに団地で発行する「広場トピックス」や情報誌「かっぱらぱ」に載せることもあり、
それを期待してのことでしょうか。

普段の広場は、
午前中は忙しくて午後はのんびりなのですが、
今日は、午後になってもたくさんの子どもたちが遊んでいて大賑わいでした。
でも、けんかすることもなく、
みんな楽しく遊べていて、良かったな~と思います。

明日も運動会はお休みだそうです。
月曜日、晴れると良いいのですが…。

 

 

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分身たち

2011-05-27 19:39:26 | つれづれ

 研修で行った早稲田大学の並木道です

県の事業で創った冊子
『かっぱらぱ編集室はいつもにぎやか』
~子どもの居場所のつくり方~ 

を、欲しい人に無料配布するとの内容を
先日タウン誌に載せてもらいました。

早速、問い合わせがあり、23冊が旅立つことになりました。

何だか、自分の分身のような気がして、
「大切にしてくれたらいいな~」なんて…、
我が子を旅立たせる気分です(笑)。

昨日のブログにも書きましたが、
時代が変わり家族の形や人の生き方が変わって行く中、
確かに子育ても難しいのですが、
子育てより子離れが難しくなっています。

先日、スタッフのOさんと話をしていて、
「子どもをどうやって育てたらいいかの本はあっても、
お母さん自身がどうやって生きていったらいいかを書いている本はないね~」
なんて話になったら、
「今、ない本を書け。子離れの仕方の本を書け」と言われました。

書けと言われても…
確かに、こんなに子どもたちが生きづらい世の中になってしまった理由の一つに、
大人、親の生き方や生き甲斐の問題が大きく影響していて、
親自身が、自分の人生をいかに生きていくか、
それにちゃんと向き合えるかがとても重要だと思うのです。
が…。

今やっているプチ心理学講座も
単に子育ての心理学を教えるものではなくて、
子育てに必要な心理学と同時に、
母親が自分自身を見つめる機会を持ち、
子育てしながら、その環境の中で同時に自分自身を育てていけるよう、
二本立ての内容で組んでいます。

でも、本はね~…

しかし、最近はブログで語るな~(^^)

明日は雨のようなので、一日児童館「かっぱら広場」が開けそうです。

 

 

 

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家族療法の勉強を始めて

2011-05-26 19:05:48 | つれづれ

今年度に入って、東京に家族療法の勉強に行っています。

学校で相談活動をしていますが、
年々抱える事例も重くなっており、
今までの知識では対応できない状態だからです。

しかし、勉強すればそれなりの成果があります。

今まで、「何でかな~」なんて思っていたことが、
「そうか~、そういうことだったのか~」と
謎解きのようにすっきりすることもしばしば。

家族療法の勉強はその中でも本当に勉強になります。

今の子どもたちを取り巻くいろいろな問題が、
実は科学技術の進歩により、
人の寿命が延びたことや、
出産の調整ができるようになったことなどが、
大きく影響していることを教えてもらいました。

目の前にいる子どもの問題が、
実は、子どもを育てている親の問題、その家族の問題、
そして今という時代が抱える問題として目を向けていかないと
解決には至っていかないと考えさせられました。

ま~我が家だって、今の時代を生きる家族です。
家族療法に出てくる事例と同じように、
今の時代の家族が抱えるいろいろな問題を抱えており、
それを何とか乗り越えていかなければなりません。

日々、いろいろ悩みますが、
だからこそ、カウンセラーという仕事ができるのかな~と
最近は思っています。

(今一、謎めいた言葉ですね~。
自分も大変だから、人の気持ちもよく分かる…ってことでしょうか(^^))

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今週末は、かっぱら広場です

2011-05-25 22:57:17 | つれづれ

今週末、一日児童館「かっぱら広場」があります。
But、小学校の運動会と重なっていました。

「も~早く教えてよ~」と、子どもたち相手にぼやきながら、
雨で運動会が中止なら28日(土)に、
晴れて28日が運動会なら29日(日)にできるよう段取りをしました。

イベントをやるのは良いのですが、
場所を押さえたり、ポスターを作って貼ったり、講師の日程を調整したりなど、
当日以外にやることがたくさんあります。

慣れているとはいえ…
やっぱりいろいろ気を遣いますね~

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叱ること

2011-05-24 21:16:45 | つれづれ

 自由時間のドッヂボールのようす 

毎年、3月頃にはかっぱらぱ編集室の参加人数も減って
すきま風がぴゅ~ぴゅ~吹くような、
ちょっと寂しい感じになるのですが…。
4月5月になってくると休んでいたメンバーたちも再び参加を始め、
子どもたちの中に活気が戻ってきます。

今日は、参加人数も20人。
男の子の参加も増えてきて、にぎやかにぎやか。

そんな中で、6年生がアメだかガムだかを食べているのを発見…。
みんなの前で、
「食べるんだったら外で食べてくるか、中にいるなら口から出しなさい!」
と強く叱りました。

すぐに謝ってくれれば良いのですが、
上級生のプライドもあり、時にはかたくなに口を閉じてしまうことがあります。
今回もそうでした。

かっぱらぱ編集室には、あまり「きまり」はありませんが、
編集室中は、おやつの時間以外にお菓子を食べることを禁止しています。

歴代の高学年の子の中にも、私の目を盗んでお菓子を食べる子がいましたが、
ただ食べたいというより、イライラしているせいだったり、
私の目を盗んで食べるスリルを味わうようなところがあるのかな~とも思います。
しかし、理由はともかく、ダメなものはダメです。
今までもそのことに対しては厳しく言ってきました。
「来たいから来る」という中、「来る以上はそこのルールを守る」というのは絶対条件です。

毎回、誰かを叱った後には、みんなの中に気まずい空気が流れます。
私を気遣って、話しかけてくれる子がいたり、
冗談を言ったりして場を盛り上げようとしてくれる子もいたり…。
私もあまりしつこくは言わないように気をつけているので、
しばらくすると気まずさも次第になくなっていきます。

今回も、他の子たちのドリルや宿題の丸付けをしているうちに
6年生たちのかたくなさも取れて、いつものやさしい6年生に戻っていました。

「叱ること」はむずかしいな~と思います。

自分自身が疲れていたりイライラしていたりなど、
コンディションの悪いときには、
ついつい叱らなくてもいい場面で声を荒げてしまうときがあります。
そんな自分に気がついたときには、
「さっきは言い過ぎてごめんね」と謝るようにしていますが、
本当に申し訳ないな~と思います。

本当の信頼関係がなければ、
今の子どもたちは叱れないな~と思います。
たとえ叱ったとしても、心には届きません。
その信頼関係を築くために、日頃から注意深く子どもたちを見ていき、
一人ひとりの心を大切にしていってあげることが必要です。



45分間の勉強時間が終わり、
自由時間になり、みんなでドッヂボールを始めました。
メンバーは、小学1年生から中学2年生まで。
上級生たちは、1・2年生の子には球を当てないように、
暗黙の了解で配慮してあげています。
低学年が外野に出ると、なかなか内野に戻れないことが分かっているからです。
私がそうしろと言ったわけではありません。
みんな優しいな~と思います。

そんな中で、上級生たちは、お互いには容赦なく、
強い球を投げ、それを受けて、また投げ返してと、楽しんでします。
審判をしている私に球が当たると
「おばちゃ~ん(のせいで、あっちの球になっちゃったじゃん)」
とみんなからやさしいブーイングがきます。

さっきまでの気まずさは、もうそこにはありません。

毎回、子どもたちからはたくさんのことを教えてもらいます。
本当にありがたいな~といつも思います。



 

 

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週末が忙しくて…

2011-05-22 22:14:43 | つれづれ

今週末も、土曜日に東京で講座を受けてきました。

行き帰りは、東名ハイウエイバスを使っています。

朝7:30に家を出れば、11:00にはもう東京に着いています。
昔は、「東京って遠いいな~」って思っていたけど、
毎週行っていると、最近は何だか近く感じてしまいます。

それよりも、一日が長いのなんの…。
以前は、平日みっちり仕事をして、週末はのんびり。
だから、週末はあっという間に過ぎて行ってしまい
もう仕事だ~と、月曜日になったものですが、
土曜日に日帰りで東京で講座、
ついでに今週は欲張って日曜日まで講座を入れたので
すごく長くて充実した二日間でした。

明日からまた仕事。
今週は、講話が一本入っています。
今週末は、東京の講座はお休みなので少し楽かな~。

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悪い言葉づかい、その続き…

2011-05-17 23:34:55 | つれづれ

 みんな宿題をやっていす

今日のかっぱらぱ編集室もまた雨。
仕方がないので、先週に引き続きまたUNOをやりました。

メンバーを募り5人ぐらいで始めましたが、
先週やったメンバーが新しく入ったメンバーに、
「バカって言ったら3枚とるんだよ」と先週決めたルールを説明していました(あっぱれ!)。
「NG発言だから、気をつけてね」なんて洒落たことも…。

ところが、しばらくしてなんと私がなにげにふざけて「ばかやろう」と言ってしまい…
「あっ、おばちゃ~ん」と非難ごうごう。
周りで他の遊びをしていた子どもたちまでもが、こちらをみて大笑いです。

「いや~、やってしまった~」と困った照れ笑いを浮かべながら
3枚とる羽目に…とほほ。
本当に油断大敵、気がゆるむと困ってしまいます。

しかし、子どもたちの方がしっかりしている。
今日は、私以外に新しく入った子が「ばか」と1回言ったっきり、
後は誰も悪い言葉を使いませんでした。

ふがいない大人でごめんなさい…

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言葉づかいが悪すぎて…

2011-05-15 22:07:46 | つれづれ

 編集室の勉強タイムでのようす

先週のかっぱらぱ編集室は、雨でした。

そこで自由時間に「UNOやる人~」とメンバーを募ったところ、
5年生の男子1人、女子4人
6年生の男子1人、4年生の男子1人が「やる~」と言って参加してきました。

楽しく始めたのは良いのですが、
何とも言葉づかいが悪い。
ちょっと札を出すのが遅いと、「早く出せ」とか、
気に入らないことがあると、「バカ」とか、「死ね」とか。
悪気があって言うわけではないのですが、
気の弱い子なら、威圧されているような、
いじめられているような気分になってしまうのではないかと思います。

言うたびに、「こら~、その言葉づかいはなんだ~」と怒りますが効果なし…。

そこで、「今度、バカとか死ねとか言ったら札を3枚とるんだよ」というルールをつくりました。
すると、なんとなんとそれからというもの、ピタッと悪い言葉を言わなくなり、
ゲームもスムーズに進んでいきました。

そのうち、「おばちゃん、この言葉はどお?この言葉は良い?」と聞いてきます。
あ~悪い言葉だって分かってるんだな~と…。

その後、しばらくして気がゆるんできた頃に、
「ばか」って言ってしまった小5の女の子が、「あっ」と言って照れ笑いを浮かべて3枚とりました。
それから6年生の男の子も…。

さらにしばらくしすると、手持ちの札に良いのがなくなると
あえて自分から「ばか」と言って3枚とったり、
「ばかばか」と言って6枚とったり…。

なんだなんだ~とは思いましたが、これも知恵ですかね~いやはや(笑)。

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連休中、東京に行ってきました~

2011-05-09 22:49:54 | つれづれ

お久しぶりです。

連休中、東京に行ってきました。
そこで、「発達障害に関する講座」と
「家族療法に関する講座」を受講してきました。

家族療法の講座は今回が初めてでしたが、
全20回の講座で、ほぼ毎週土曜日に東京に行かなければなりません。
続けられるのだろうか~(不安)。

それでも仕事でカウンセリングをしていると、
子どもだけの問題ではなく、
家族やそれを取り巻く地域や社会の問題が大きいな~と
感じていたので、やっていかなければならない勉強だと思っています。

発達障害の講座は学校や幼稚園等の関係者が多いのですが、
家族療法の講座には、老人介護をしている方や
いろいろな相談業務に関わっている方など多種多様な方がいました。

そんなことにも刺激され、
今年度は「先生のためのスクールカウンセラーだより」
を書いていこうと思い、今、原稿を書いていました。

続けられるかどうかが実は問題で、何とかがんばってみたいと思います。
NO1には、私の方向音痴の話を書きました(笑)。
これだって、れっきとした発達障害なんですよ(自慢するな…笑)。

ブログも今年度は何とか続けていきたいと思っていますので、
たまに開いてみてくださいね。

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