かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

かっぱらぱ編集室は、今年で20年目になります。

2018-10-07 11:01:59 | かっぱらぱ編集室

今年の12月で「かっぱらぱ編集室」も20年目を迎えます。

当時小学生だった子どもたちは、
今では立派に成人して、大人の仲間入りをしています。

子どもたちを取り巻く環境はこの20年で大きく変化しましたが、
子どもたちがホッとできる居場所としてスタートしたかっぱらぱ編集室の理念は
今でも変わらずに続いています。

時代が急速に変化していっても、
子どもたちの心の成長はゆっくりなのだと思います。

これからも、子どもたちの心の居場所でいられるよう
スタッフの方たちと一緒にがんばっていきたいと思います。(^^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『子ども リビングラボ 静岡』構想

2018-04-03 19:22:51 | かっぱらぱ編集室

 

先日行ったかっぱら広場での『U-18こどもオープンデータハッカソン』のようす


先日、横浜から『U-18こどもオープンデータ』の子どもたちに来てもらって、
団地の子どもたちにパソコンの使い方を教えてもらいました。

自分の好きなことや興味のあることに対して、
ネット上に無数に存在するデータを収集、ホームページを作るという企画。
参加人数は少なかったものの、
参加してくれた子どもたちは熱心に取り組み、
何かしらの手応えを感じたようでした。


今、全国的に『リビングラボ』という考え方が広がり始めています。

リビングラボとは、
「住民(ユーザー・当事者・生活者)と企業や自治体、
大学・研究機関等の関係者が“共創”する場(活動)」

基本的な活動は、「テストベッド(TEST BED)」と呼ばれる活動の拠点があり、
そこで、いわゆるPDCA[Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)]の
サイクルを継続的(反復的)に回しながら、
商品サービスの開発・改善や地域課題の解決に向けた取組みを住民と共創していく。
リビング・ラボに詳しい安岡氏4の言葉を借りると、
「技術を社会に大規模導入する前に、実際に生活の場やそれに近い形で、
関係各所を巻き込んで使ってみよう、使い込んでみよう、そして改良してみよう。
そしてそれを満足するまで繰り返し、
トコトン最上の形を追い求めようという反復のイノベーションの試み」
がリビング・ラボとされる。

「リビングラボ鎌倉」より抜粋
→http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=54601?site=nli



パソコンを活用しながら、
子どもたちが自分自身のやりたいことや自分たちの住む町の課題に気づき、
その考えを発信し、学校や地域・企業と共に
それを現実のものに(課題を解決)していく取り組みができたらいいなぁと思います。


かっぱらぱ編集室を始めた当初、
子どもたちには遊びだけではなく、
(将来のために、学校で上手くやっていくために)勉強することも大事と
活動時間内に勉強の時間を取り入れていました。
勉強する時間があるから、その後の遊ぶ時間がより楽しいものになります。

勉強の時間をパソコンを使っている時間に置き換えて考えると、
同じことが言えるな~と思います。

実際、先日のかっぱら広場で『U-18こどもオープンデータハッカソン』をやった後、
教えに来てくれた子どもも参加したかっぱらの子どもたちも
活動が終わった後には、みんなで楽しそうに外で遊んでいました。

勉強(活動)の仕方も様々、時代は変化してきているなぁと思います。


新しい時代を生きる子どもたちのために、
かっぱらぱ編集室も進化していかなきゃなぁと思う今日この頃。
今年度の事業計画を模索中です。(^^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いったい何が…

2008-10-08 10:51:21 | かっぱらぱ編集室

かっぱらぱ編集室の勉強風景です。
結構みんな言われなくてもまじめに勉強するのですが、
なぜか今回は大騒ぎするメンバーが多数いました。

だいたいこんな時には、学校で何かあったときです。
あまりにもうるさい子に、
「今日、学校で何かあったの?」と聞いてみると
「あったよ」との応え。

もともと元気の良い子なので、先生にでも怒られたのでしょうか。

しかし、不思議と大騒動だった翌週は、
とっても落ち着いていたりします。
楽しみたのしみ…。

ま~、みんな発散できるところもないとね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分たちの居場所

2008-07-01 15:33:25 | かっぱらぱ編集室

かっぱらを始めて10年が経ちますが、
その間、不思議と編集室に来る子どもたちの数が
20人前後で落ち着いています。

男女の比率も、
初めの頃は圧倒的に男の子が多かったのですが、
最近、少し女の子が多くなり、
ここへ来て男女の比率が1対1になってきています。

以前から言っていることですが、
一人の大人が観られる子どもの数の限界を、
私は20人と考えています。

それを過ぎると、
こぼれていく子どもたちが何人かでてしまいます。

そう考えると、
かっぱらに参加してくれている子どもたちの数が
20人前後に落ち着いていることは、
とてもありがたいことです。

かっぱら広場でもそうですが、
かっぱらに来る子どもたちは、とてもまとまっています。

時にはちょっと羽目を外すこともありますが、
基本的にはみんなと仲良く遊べる子どもばかりです。

これが今の世の中では、不思議なこと。

自分たちで守っていかなければならない居場所だということが、
子どもたち自身が解っているのかもしれないな~なんて、
最近感じたりもしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情報誌「かっぱらぱ」の制作

2008-04-14 15:53:36 | かっぱらぱ編集室

子どものための情報誌「かっぱらぱ」の
24号の制作に取りかかりました。

B4版の裏表の2ページだて。
たったこれだけの紙面ですが、
リードを考えたり、コメントを考えたり、
取材に行ったり…、
子どもたちが描いた4コママンガやイラストを選んだりと、
こつこつといろいろやることがあります。

発行は、4月の末か5月の初め頃の予定です。

かっぱらぱ編集室ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お母さんのための子育て「プチ心理学」講座

2008-04-13 22:03:20 | かっぱらぱ編集室

今年も、お母さんのための子育て「プチ心理学」講座を
行うことになりました。

上記の写真は去年の様子ですが、
参加してくれた皆さんは、楽しく、また一生懸命
勉強をしていってくれました。

子どもの問題は親の問題。
今年度は、自分自身を振り返る時間を持ちながら、
ゆっくり進めて行きたいと思っています。

興味のある方は、以下のアドレスをのぞいてみてください。

かっぱらぱ編集室ホームページhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/jinzaiikusei/newpage1.htm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かっぱらぱ編集室 ご挨拶

2008-04-08 13:09:40 | かっぱらぱ編集室

かっぱらぱ編集室を開いて、11年目に入りました。
参加してくれている子どもたちに支えられながら、
何とかがんばっているという感じです。

かっぱら広場に来てくれる講師の方から、
「かっぱら広場へ来る子どもたちは、
順番を守ってみんな楽しそうに活動に参加している」
と話を聞きます。
他の地域では、工作などの材料を我先にと自分のものにして、
もめたあげく結果的に作品ができあがらない…
という話しもあるそうです。
その点、興津の子どもたちは、
小さい子を優先させてあげ、順番を守るなど、
大人があれこれ言わなくても自然にできているように思います。
それもこれも、
実は広場を始めた当初から、
編集室に来ている子どもたちが暗黙のうちに
広場のルールを作ってきていたからです。
オモチャを大切にすることや、
私たち大人のスタッフが困っていると
率先して手伝ってくれたりなど、
そんな様子を見て、
広場にだけ通ってくる子どもたちがそれをモデルとして行動し、
秩序ある子どもたちの世界がつくられているのだと思います。

編集室の活動でも、
勉強タイムに大幅に他の人を困らせる子どもはいません。
入会して間もない頃には私に挑戦してくる子どももいますが、
すぐにその必要がないことを理解し、
みんなと楽しく過ごせるようになっていきます。

今、学校や家庭を取り巻くいろいろな問題が起きていますが、
異年齢の中でゆとりのある時間を過ごせることは、
子どもたちの成長にとってとても意味のあることだと
私は感じています。

さて、
今後この活動をどこまで続けていけるか
正直なところわかりませんが、
子どもたちがかっぱらを必要としてくれている間は、
何とかがんばっていこうと思っています。

どうぞ今後とも、
活動に対するご理解ご協力をお願い致します。

かっぱらぱ編集室 編集長 川島

かっぱらぱ編集室ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お猿のゲーム

2008-01-19 10:58:33 | かっぱらぱ編集室

先日のかっぱらぱ編集室で、
子どもたちと新しいオモチャで遊びました。

サイコロを振って、
でた色の木にお猿をぶら下げていくゲームです。
落ちると自分の「持ち猿」になり、
最後に自分のお猿がなくなった人から1番になっていきます。

単純だけど、意外と白熱しておもしろい。

そんな中で、ある男の子が、
低学年の子が落としたお猿を手伝ってとってあげていたら、
手が木にあたって、さらに数匹のお猿が落ちてしまいました。
盛り上がっていたこともあり、
みんなは手伝った子の「持ち猿」だ~と、
猿をその子のところへ置きました。

そのとたん、
今までにこにこ遊んでいたその子の様相が変わり、
突然、大声で怒鳴り始めました。
困って、どうして良いのかわからなくなったのだと思います。
「それはおかしいよ。僕は手伝っただけだから」
と、落ちついて言えば良いのですが、
うまく表現できなかったのだと思います。

すぐに、
「そうだね。Aくんは手伝ってあげただけだからね」
と、落ちた猿を私が引き受けて、ゲームを続行しました。
彼は、怒りを収め自分を立て直そうとして、
しばらくは混乱状態でいましたが、
時期、もとの彼に戻っていきました。

自分の気持ちを相手に伝えるというのは
本当にむずかしいものだな~と思います。
一つ一つのことが経験になって、
子どもたちはいろいろなことを学んでいくのですから、
こちらの意見を押しつけるのではなく、
子どもの心に耳を傾けて、
その声を聴いてあげ、答えてあげることが大切だな~と
最近、いろいろな場面で感じています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成19年度 挨拶文

2007-04-11 23:24:57 | かっぱらぱ編集室

今年度のかっぱらぱ編集室が始まりました。
今年度は、宝塚のごとく女の園でスタート。
何ともかしましい(笑)。

今年度初、参加者の親向けの挨拶文を
以下に掲載します。

1998年の12月にかっぱらぱ編集室を始めて、
今年で9年目になりました。
始めた当初いた子どもたちは、
今では大学生や高校生になっており、
みんなそれぞれ自分の世界を見つけ、
歩んでいっています。

私自身も、
当初は我が子以外育てた経験もなく、
全くの素人の状態で、活動を始めました。

しかし、活動を行っていくうちに、
子どもたちの気持ちに答えるためにも、
心理学の知識が必要と感じ始め、
少しずつ勉強をしていきました。

4年ほど前から、
中学校で教育相談員の仕事を始め、
3年前から県内の中学でスクールカウンセラーとして
働き始めました。

そんな中でここ数年、
学校生活で苦しむ多くの子どもや親たちと接してきました。

核家族化が進んだことや
TVゲームやインターネットの普及、
また地域の崩壊など、
昔、私たちが育った頃と比べて
子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。

子どもたちが自然と触れ合ったり、
友だちと語り合ったりする大切な時期に、
今は一人で過ごすことが多く、
そのためコミュニケーション能力が育たず、
多くのコミュニケーションスキルを必要とする学校が、
子どもにとって苦しい場になっている現状があります。

かっぱらぱ編集室は、
勉強を学ぶ場ではありません。

しかし、異年齢の関わりの中で、
それ以上に大切ないろいろなことを学び
成長していける場だと思います。

どうぞ子どもの成長を長い目で見て、
本人の意思に沿って
かっぱらぱ編集室への参加を見守っていってあげてください。

かっぱらを続けるのも子どもの意思なら、
やめるのも子どもの意思。
子どもの気持ちにより添いながら、
楽しい小学校生活を送れるよう、
応援してあげてください。

今年度もどうぞよろしくお願い致します。

編集長:川島

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子育てサークル祭り in 2007

2007-04-05 16:21:31 | かっぱらぱ編集室

かっぱらぱ編集室のみんなと、
子育てサークル祭りのお手伝いに行ってきました。

前日に、かっぱら恒例のコロコロボールをつくり
会場に持っていきました。
これは、上からボールを転がすと、
パチンコのように、あちらこちらにぶつかって
下まで落ちていくという代物。

ぶつかる様子がおもしろいのか、
毎年、小さな子どもたちに大人気です。

かっぱらの小学生たちは、
下まで落ちてきたボールを拾っては
小さい子どもたちに手渡してあげます。
結構、これ大変なんですよ。

そして、もう一つ、
6年生の女の子たちは「マジックボックス」
をつくりました。

箱に空いた穴に手を入れて、
中に何が入っているかあてるゲームですが、
小さい子どもの中には、
穴の中に手を入れるのを怖がる子もいます。
そんな時には、逆に中にある
ぬいぐるみを見せてあげたりして。

そんなところは、
さすが6年生だな~と感心させられます。

約2時間、
小さな子どもたちのために一生懸命働いていた
かっぱらのメンバーたち。
ありがとうね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする