かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

夏祭りでのやりとり

2011-07-29 11:19:56 | つれづれ

 チョコバナナ屋さん

団地夏祭りも終わり、
最近ふと、あの頃の子どもたちとのやりとりをふり返ることがあります。

チョコバナナ屋さんのAさんとのやりとりです。

Aさんは、バナナは半分に切って割り箸に刺し、チョコを付けて
トッピングに細かい色とりどりのチョコ(市販のもの)を付けて
売りたいと考えていました。

私は、今までチョコバナナ屋をやってきた子どもたちを見ていて、
(失敗も多々あったので)
紙コップにバナナを切って入れて、チョコシロップをかけて
トッピングをして出してはどうかと提案しました。
その方が、失敗もなく楽にできると思ったからです。

しかし、Aさんはチョコレートを溶かして使うことを譲りません。

頑固だな~と思いましたが、
ふと子どものやることだから失敗もなく楽にできた方がいいと考えている自分と、
みんなによりおいしいものを出してあげたいと考えている彼女との間に
随分差があるな~ということに気がつきました。

それは、大人のマンネリと子どもの純粋さとでも言ったらいいでしょうか。
そこで、Aさんの意見を採用して、湯煎でチョコを溶かして使うことにしました。

当日になり、紙コップにバナナを切って入れることは譲ってくれました。
初めは湯煎しているチョコの中にお湯が入ってしまい失敗もありましたが、
それを経験に湯煎に使うお湯の量を減らし、板チョコを溶かし、切ったバナナの上にかけて出しました。
もちろん、チョコシロップよりは断然おいしくて、どんどん売れていきました。

ついつい大人の固定観念で子どもを操作しようとしてしまいますが、
子どもたちの持っている発想とその純粋さを大切にしてあげなければならないと
今回のことでは強く感じました。

大人になっても、子どもたちから学ぶことは、ほんとたくさんありますね~(^^)。

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一段落

2011-07-28 20:17:20 | つれづれ

 背の高いひまわり

学校が夏休みに入り、
仕事もかっぱらぱ編集室の活動も、
概ね一段落しました。
少し、心に余裕がでてきました。

ずーっと忙しくしていると、
無意識のうちに自分を失うな~…と、
いつもこの時期思います。

スクールカウンセラーの仕事を始めたころは、
長期の休みに入るととたんに調子が悪くなる…ということがよくありました。
それだけ気が張っていたのだと思います。
あまりにも毎回そんなだから、
ある時期から、休みに入っても急には気を緩めないように調整したりして(笑)。

最近では、仕事に慣れてきたせいか、
調子が悪くなることはなくなりましたが…。

今、興味があるのは、『家族療法』と『動機付け』の心理学です。
個別にカウンセリングをしていても、環境を変えることのできない子どもたちにとっては
結局家族の問題が大きく、そこに目を向けていかないと改善されていかないことが
多々あります。
家族のあり方が時代と共に大きく変化してきていて、
今の子どもたちの問題もなるべくしてなっているところも多くあります。

動機付けについては、子どもたちがいかに学校で楽しく過ごせるか…
勉強や友だちとの時間など、子どもたちの意欲を引き出すことができれば
学校がもっと楽しいものになるのではないかと考えます。
そのために(直接私が授業をするわけではありませんが)、
先生たちが子どもたちの意欲をどうやって引き出していくことができるか
少し勉強してみたいな~と思ったからです。

夏休み、少し時間と気持ちの余裕があるので、勉強してみます(^^)。

 

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夏祭りを終えて

2011-07-27 10:22:32 | つれづれ

7月24日(日)、夏祭りも無事終了しました。

台風の影響で、準備を予定していた二日間がつぶれてしまい、
どうなることかと思いましたが、やはり子どもたちはすごい!

 当日の朝も一生懸命道具をつくっています

当日は、16:30にかっぱらぱ編集室のお店のみ、
先に開店させてもらいました。
他のお店が開く前に、子どもたちが十分楽しめるようにです。



(写真右)手前がチョコバナナ屋さん、、奥がカブトムシの無料配布です。

チョコバナナ屋さんは、裏側でバナナを切って、板チョコを湯煎で溶かして(写真左)、
バナナの上にチョコをのせて、店頭で販売しています。
売り子さんは、急遽でられない子のかわりに助っ人に来てくれた子どもです。

奥のカブトムシの無料配布は、
我が家の長男といつもボランティアに来てくれている杉ちゃんが
野生のカブトムシがどんなところに生息していているか教えてあげたいと、
1週間ほど前から毎晩山に入って取ってきてものです。
取ってきた場所の写真を貼り、
飼い方を書いた紙と一緒に配ってくれました。
みんなうまく育ててくれるといいな~。

 

冷やしキュウリ屋は、今年で出店6年目のベテランメンバーたちです。
小1の頃から、自分たちで考えてお店を出してきました。
失敗したことも多々ありましたが、全て経験。
当日は、朝早くから下ごしらえをして、しっかり店を開けてくれました。



男の子メンバーが企画した、おもちゃひき屋さんは、
左写真の真ん中にいる男の子が番号の書いてあるくじを持っていて、
50番以下はおもちゃの中で好きなものを、
51番以上はおかしを選ぶというものです。
彼の後ろのテーブルにおもちゃがわんさとのっていて、
子どもたちは興味深げにあれこれ手に取ってみていました。

全て、家で不要になったおもちゃです。
本当は、おもちゃ一つひとつに番号をつけて、
でた番号のおもちゃをもらえるというルールだったのですが、
途中遊んでしまったり、意見が合わなかったりして、
当日急遽、上記のようなルールになりました。
これもいい勉強です。
ちょっといい加減ではありましたが、
子どもたちには(特に男の子たちには)人気のあるお店でした。



コロコロボール屋は、毎年かっぱらぱ編集室定番のお店です。
上から球を転がすと、パチンコのようにころころとぶつかりながら
下の箱に入ります。
そこに、あたりやはずれが書かれていて、
それによって景品を選ぶことができます。
スタッフは根気のある子どもたちで、
いつもお祭りが終わる頃までお店を開いてくれています。

たこやき屋さんは、本当に大変です。
開いている間中、たこやきを作り続けなくてはなりません。
メンバーも2人と少ないため、今回は手伝いに来てくれた
Yさんに助っ人に入ってもらいました。
3個で50円…高いですか?

でも、買い出しや当日の労力を考えたら、
決して高くはないと思います。

お祭り当日の朝、今日はどうなるかな~と不安でしたが、
本当に子どもたちはがんばってくれましたし、
終わった後は、みんないい顔をしていました。

お金を取るわりには完成度の低いお店たちですが、
毎年、団地の皆さんから苦情が出ることもなく、あたたかく見守ってくれています。
本当にありがたいな~と感じています。

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夏祭りの準備 その後

2011-07-13 23:48:03 | つれづれ

 まずは勉強タイムから

またまた恒例のかっぱらぱ編集室の一コマです。

夏祭りも来週に迫り、先週からお店の看板づくりを始めました。
今年の夏祭りでは、かっぱらでだす子どものお店だけ、
開店時間を1時間早くしてくれました。

今までは、他のお店と同時にかっぱらのお店も開店していたので、
売るより買いに行きたいという子どももいて、
始まったとたんてんやわんやでした。
なので、今年は少し早めにオープンさせてもらえないかとお願いしたところ、
自治会の方々が快くOKしてくれました。
ありがたいことです。

加えて、なんと予算も5000円増えて15000円に。

や~よかったよかったと、思っていたのは私だけで、
看板づくり2日目にもなると、
もう飽きちゃったとばかり、外で遊ぶ面々もでてきて、
おいおいってな感じです。

そんな中でも、何人かの子どもたちは、
黙々と看板づくりをしていました。

 真剣そのもの

男の子チームの大半は外に行ってしまいましたが、
ひとり黙々と仕上げていくYくん。
集中力があるな~と感心します。

たこやき屋とチョコバナナ屋さんも、少し様になってきました。
本番まであと10日です。
大丈夫かな~…。

 

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6月のかっぱら広場

2011-07-07 19:26:20 | つれづれ

 ひとでさんが説明中。みんな真剣に聞いています

6月のかっぱら広場は、
『海辺工房ひとで』に来てもらって、
サンゴと流木を使って、風鈴をつくりました。

 何とか、ここまでできました。

今の子たちの中には、ひもを結ぶのが上手ではない子がいるので、
始めに結ぶ練習をしました。
その後、好きな形のサンゴと好きな色の紐、好きな色のビーズを選んで、
それぞれ結んで並べていきます。

『ひとで』さんの企画は、いつも子どもたちには大人気です。
実用性があって、おしゃれで…。
今回も、ちょっと難しかったのですが、みんながんばりました。

 バランスが難しいんだ

友だちに手伝ってもらいながら、
最後に流木に付けていくのですが、
バランスが難しい。

それでも何とか1時間30分で、みんな仕上がり
うれしそうに持って帰ってくれました。
その後、スタッフのおばさん(?)たちが、
なにやらせっせと自分の分をつくってたりして…(笑)。

えっ…自分はどうしたかって…、
もちろん、つくりましたよ…(^^)ふふふ…

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夏祭りの準備 1

2011-07-05 22:25:07 | つれづれ

 やけににぎやかな勉強タイム

今日も、恒例のかっぱらぱ編集室が開かれました。
みんなやけに騒々しい。
夏だからかな~…

今日から、7月24日(日)に行われる団地夏祭りの準備を始めました。
まず、やることと言えば「看板づくり」。

 まずは、段ボールに白い紙を貼ります。

左右と前面と上の面にそれぞれお店のタイトルや値段などを描き入れます。

これは、上の面。
冷やしキュウリ屋さん。制作途中です。
お店の名前は「冷え冷え キュリキュリ」
ちょっと洒落ているでしょ(^^)。

これは、男の子チームの、おもちゃ引き屋さん。
目立つし、斬新でしょ。
でも、この横には、繊細な絵が描かれているです。

 これこのとおり。

それぞれチームに分かれて(仲間はずれになる子はいませんよ)
思い思いの看板を仕上げていきます。
これがまた楽しい作業だし、盛り上がるんだな~。

「あ~今年も夏祭りの時期が来たね~」なんて、
私は、子どもたちがあーだこーだ言っているようすを、
扇風機の前にのんびり座ってながめているだけです(^^)。

さてさて、どうなることやら…。

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