かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

長期的な視点

2009-05-26 09:47:59 | つれづれ

子どもの変化には、「あっ」と変わるものと、
「徐々に」変わっていくものがあるように思います。
「あっ」というのは、約1年程度。
「徐々に」というのは、数年かけて。

この「徐々に」を捉えられる大人が
今、少なくなってきているのではないかと思います。

かっぱらぱ編集室をやっていると、
小学1年生の入り立てには、字もろくに読めなかった子どもが、
2年生になる頃には驚くほど上手に字が読めるようになっていたり。

低学年の時には引っ込み思案だった子が、
高学年になった頃には、しっかりとした自分を持っていたり。

わんぱく坊主だった子どもが、
6年生になるとリーダーシップを発揮していたりなど、

一人ひとりの子どもたちが、成長していく姿が本当にまぶしく感じられます。

今、ダメな子でもその子が成長していく中で大きく変化していく可能性があります。
その可能性を育てられるかられないかは、周囲の大人の力量にかかっているのではないでしょうか。

子どもを見る時、長期的な視点を忘れないで欲しいと思います。

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かっぱら宿泊訓練

2009-05-24 11:18:45 | つれづれ

5月22~23日に「かっぱら宿泊訓練」と銘打って、
お泊まり会をやりました。

参加した子どもたちは、小1~中1までの26名。

持ち物は、寝具、おやつ、懐中電灯、朝食、後は自分が必要だと思うもの。

8時に集合した子どもたちは、
持ってきた寝具を置いて仲の良い同士で場所どりをします。
前回は皆が乱れて場所取りをしていましたが、
今回は、多少例外はあるにせよ、
上級生と下級生が部屋の左右に分かれたのが特徴的。

前回、ゲームのソフトがなくなったこともあり、
今回はゲームの持ち込みをどうするかをあらかじめみんなで話し合いました。
自己管理で持ち込み自由と決めたにもかかわらず、
持ってきた人が少なかったのは経験から来る自己防衛でしょうか。

このお泊まり会には「きまり」は一つもありません。
しいて言えば、「あぶないので夜中に集会場の外に出ないこと」
後、「食べたお菓子のゴミはゴミ袋に捨てること」くらいかな。
普段は週1回1時間半のつきあいなので、
多少小競り合いもあるのですが、
約半日、いっしょに過ごすとなるとお互い上手に棲み分けしながら生活しています。
また、リーダーシップを発揮するなど、
普段はなかなか見えない良いところが見えてくる子どももいます。

比較的低学年がはやく寝るのですが、
「寝てる人がいるから静かにしろ」という上級生がいたり、
懐中電灯をおもしろがってちらちらさせている人がいれば、
「めいわくだからやめろ」と言う人がいたり、
私が教えなくても、集団のルールが自然にできてきます。

ただの素泊まりで何が楽しいのかな~と思ってしまいますが、
「またやろうね」と言ってくる子多々。
子どもたちは、自分たちが楽しく過ごすために、
自分たちなりのルールを自らつくっていっています。
大人はただそれを見守るだけでいい。
今、子どもたちを取り巻く環境に
「大人がつくったきまり」が多すぎるのではないか
と感じているのは、私だけでしょうか。
それは本当に子どものためになるのかな~。

子どもたちが刻々と成長していく姿をみて、
ふとそんなことを感じました。

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やっとこさっとこ

2009-05-17 21:20:09 | つれづれ

やっとこさっとこ、総会の資料を発送しました。
いかんせん、やることが遅い。
書類整理が大の苦手で、
いつも悪戦苦闘しています。

これもまた修行かな。

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今の気持ちは少しゆっくり…

2009-05-08 10:04:52 | つれづれ

4月。新たらしい年度が始まり、何となく気持ちもあわただしく、
ブログからも遠ざかってしまっていました。
今年度の仕事の計画も決まり、今少し落ちついています。

そんな中で今年は事業計画の制作が遅れています。
なのに、すでに事業は始まっていて、
早く書類をつくって総会を開かねばと、
違った意味で気持ちは焦っています(笑)。

事業の一つ、お母さんのための子育てプチ心理学講座は、
20年度18回行い、参加者数は43人、延べ人数にすると245人。

 講座の様子

今年度もリピーターの方が多く、新しい参加者をどうやって
増やしていくかが今年度の課題になっています。

そうこう悩むのも、メインは子ども対象の活動だからです。
子どもからはお金は取れない。
お金を取ると親の理解がまずありきになってしまうため、
参加したくてもできない子どもが出て、不平等になってしまう。
できれは、お母さんの自己啓発事業の収入が、
子どもたちの活動費になっていけばと考えています。
そのために、この事業は団体にとって、とても大切な収入源でもあります。

一日児童館「かっぱら広場」は、
今年度も地元自治会から助成金を頂けることになり、
すでに1回目が終わっています。
昨年度は10回行い、参加した子どもの人数は437人。
10時から4時30分まで
ただ遊べるように集会場を開放しているだけなのですが、
結構な人数が集まってきます。

 クリスマスパーティーのようす

クリスマスパーティーの参加者は年々増加していて、
50人でいっぱいになる集会場に80人くらいきて、
ぎゅ~ぎゅ~で楽しみました(笑)。

子どものための情報誌「かっぱらぱ」は3回発行しました。
昨年度、主要メンバーだった制作部長が引っ越してしまったため、
今年度はなかなかはかどらず、現在苦戦中です。

週1回行っているかっぱらぱ編集室は、
子どもたちのパワーに押されながら、細々(これは私の気持ちですが…)続けています(笑)。
毎回、何が楽しくてみんな来るのか…。
そりゃ~大騒ぎの日々です。

 勉強タイムのようす

先日、18歳になる元参加者がやってきて、
「おばちゃんも怒らなくなったよね。
昔は、怒りまくってたのに…」と言われ、
今でも随分怒っているつもりだったのですが、
歳を感じたと言うか…。
私の変わりに彼女が騒ぐ子どもたちを怒っていました。
すでに私は孫と関わるようなニュアンスになっているのでしょうか(笑)。

何はともあれ、今年度もがんばろうと思います。
たまにはのぞいてみてください。

かっぱらぱ編集室ホームページ:
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/



 

 

 


 

コメント (2)
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