かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

本町のお祭りにて

2013-07-30 01:21:10 | つれづれ

毎年、この時期は地区の夏祭りが各地で開かれます。

 立ち位置の確認

 練習にも熱が入ります。

第1、2、3土曜日は和太鼓の練習日ですが、
夏祭りに向けて追加練習です。

 本番前

 いよいよ演奏です

今回、本町のお祭りではオープニングを頼まれました。
最近、一度なくなったお祭りが、各地で復活しています。
地域が希薄になっていく中、もう一度地域を盛り立てようと
動き始めているのだと思います。

和太鼓のメンバーも最近ではめっきり減って、
40~50代の大人と子どもたちでがんばっていますが、
夏は20代の若者たちが手伝いに来てくれて活動に活気がでます。

みんな小学生の頃に太鼓をやっていたメンバーですが、
年季が入っていてなかなかの腕前です。

 まつり本番

太鼓の演奏も終わり、夜も更けてお祭りが賑わい始めました。

人と人とのつながりを大事にしたいものですね(^^)。

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ベイプレスの原稿「子どもにどう伝えるか」(長文です)

2013-07-27 13:03:34 | つれづれ

 ベランダ菜園

年に何度か、地元のタウン誌に頼まれて子育てコラムを書いています。
今回は、自分が子どもだった頃のエピソードを書いたのですが、
殊の外反響があったので、ここに載せさせてもらいます。

子どもにどう伝えるか

私が子どもだった頃、両親は共働きで、いつも忙しく仕事をしていました。

小6の時、私の家で友だちと遊んでいて、遊びに夢中になり、
気がついたら6時を過ぎていました。
友だちの家までは、歩いて30分ほど。
初めて来た友だちだったので少し心配でしたが、
家の前で別れました。
それからしばらくして、
その子の家から「まだ帰ってこない」と連絡がありました。

その日は珍しく両親が早く帰ってきました。
怒られるのを覚悟で話しをしたところ、
父親はすぐに「探しに行こう」と言ってくれて、
ふたりで自転車に乗って探し始めました。
友だちが通ったかもしれない道をあちこち走りながら、
私の不安は募っていくばかりです。
途中、父親に「友だちを早く帰さなかったこと」
「途中まで送ってあげなかったこと」など、
自分が後悔していることを話しました。
父親は、それをただ黙って聞いていてくれました。

しばらくして家に電話をしたところ、
連絡役で待っていてくれた母親から、
友だちが家に着いていたことを知らされました。
途中で道に迷っていたようです。
涙があふれてきました。
父親はその後、私と一緒に、友だちと友だちの親に謝ってくれました。
当然ですが、それ以降このようなことは二度とありませんでした。

大切なことを子どもにどう伝えるか、
その方法は一つではないのかもしれません。
(原稿はここまでです。)

…大人になった今でも、その時の状況をありありと思い出すことができます。
いつも仕事で帰りが遅い両親を、
兄とふたり、テレビを見たり遊んだりしながら待っていました。
その時には、「他の家はいつもお母さんがいてくれて良いな~」なんて
思っていました。
でも平日が忙しい分、週末にはめいっぱい遊んでもらったことも覚えています。

80歳を過ぎた今でも両親は現役で働います。
この歳になっても、私の前を歩いてくれている両親にとても感謝しています。

 

 

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子どもたちの変化

2013-07-02 20:57:42 | つれづれ

 ベランダに咲いている花です

最近、ベランダ菜園が趣味になってきています。
植物を見ていると、癒されますね~(^^)。

かっぱらぱ編集室を始めて15年が経ちました。
学校での子どもたちとの関わりは、
その一年一年をどうやってその子らしく過ごせるかを
先生たちと共に考えていくものですが、
かっぱらぱ編集室での子どもたちとの関わりには、
子どもたち自らの成長を長い目で追っていけるという醍醐味があります。

子どもたちは、毎年体も心もどんどん成長していきます。
友だちや考え方も変わっていきます。
仲が悪かったり、疎遠だった者同士が
その数年後には、それなりの距離を置いて話しをしていたり、
仲良くなっていることも少なくありません。

時に手を焼くことがあっても、何年かすると落ち着いていることも珍しくなく、
子どもたちが高校へ行ってから、久しぶりにやってきて
「あの頃はね~」なんて、笑いながらふり返ることもしばしば。

中学時代、先生を困らせていた子が、
しっかりと社会に出て働いていたりなど、
子どもはいつまでも子どもじゃないんだな~と、いつも考えさせられます。

今の時代は、親をやるのも子供でいるのも難しい…。
世の中が便利になりすぎて、人の時間を食ってしまっているように感じます。
無駄な時間や退屈な時間が、人にとっては大切なのだと思うのですが、
大人も子どもも時間に追われて、ストレスをためている。
情報が氾濫して、子どもたちの中に流れ込んでいる。

なんて、時たま世を憂うこともありますが、
自分のできることをやっていくしかないですね~。

今日は、ちょっとセンチメンタルかな…(^^)。


 

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