かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

まずは大人がやって見せる

2014-05-25 08:46:50 | つれづれ

 孫とウシの乳搾りに挑戦

かれこれ10年以上も前のある夏休みに、
水族館のイベントのアルバイトをしていたことがありました。
(若い頃は、水族館の飼育係をしていたので。(^^))

それは、子供用のビニールプールを大きくした中に、
大人しいサメやエイが十数匹入っていて、
その中に足までつかり、サメを触る…というものでした。

私はサメの入っているプールの中で待ち、
やりたい子どもがいたら(もちろん大人でも良いのですが)その手を取って、
中へ誘導し、触る手助けをしてあげる…という役割でした。

多くの親は、子どもだけを体験させ、自分は外から見ていました。

子どもの中には、怖がる子もたくさんいました。
大丈夫だといったって、やはり相手はサメです。
小さい子どもにとってみれば、
噛むか噛まないかの区別などつくわけもありません。

子どもは恐くて嫌がっているのに、
「大丈夫、大丈夫」と親は言うばかりで、
無理矢理プールに入れようとします。

スタッフの一人としてそこにいるのですが、
何だかそんな光景を見ると子どもがかわいそうに思えてきました。

そんな中で、あるおばあさんが孫を数人連れてやってきました。
優しそうな感じの方でしたが、まずは自分からサメを触り、
孫たちに「大丈夫だよ。やってごらん」と声をかけました。
孫たちは恐る恐る手を伸ばしサメを触ります。
そのようすをにこにこ見ながら、
一緒に「ざらざらしているね」と話していました。

そのようすを見ていて、
「あ~私は絶対こんなおばあさんになろう」とその時心に決めました。

それから月日が経ち、おばあさんになった今、実践です。

大人がまずやって見せあげて、子どもを安心させて、
それからやらせてあげる…ということは、とても大切なことのように思います。
誰だって初めは恐いのですから…。


初めての体験は、その時の感情をも記憶に留めます。
安心できる体験を積むことで、
チャレンジする気持ちがおきてくるのではないでしょうか。

 

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本棚の整理

2014-05-01 23:23:19 | つれづれ

 若葉がきれいですね~

思い立って、本棚の整理をしました。

心理学を学び始めて十数年。
少しずつ買い集めた本が、本棚にいっぱいになっていました。

一度全部取り出し、ジャンルごとに分けて、
今必要だと思うものは仕事部屋におき、
そうでないものは、少し離れた部屋に置くことにしました。
おかげで本棚がすっきり。
気持ちもすっきりしました。

目に見えるものを減らすと、
今自分にとって何が大切なのかが見えてきます。

頭の中がごちゃごちゃしているとわからなくなってしまうことも、
話を聞いてもらって整理すると自ずと見えてくるものです。
部屋も心も似ていますね。

さて、そろそろかっぱらぱ編集室の事業報告書に手をつけなければなりません。
また、しばらく頭を抱える時間がやってきます。
がんばらねば…(^^)。

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