植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

霊峰白山日帰り登山2014② 紅葉・花ほか編

2015-09-30 04:54:00 | 日記


霊峰白山日帰り登山2015② 紅葉・花ほか編(No664)

9月20日(日)白山日帰り登山をした。2008年よ
り毎年1回の体力テストのつもりで挑戦!今年で8回目
となります。

今年は体力づくり不足の為、ペース配分を考え休憩時間を
多くとり別当出会から頂上まで約4時間30分。久しぶり
のエコーラインから南竜馬場経由で下山した。

◇今回は紅葉・花ほかを紹介します。

■写真は南竜馬場付近の紅葉



■写真は弥陀ヶ原の花(岩ききょう?)





■写真は室堂平上植物









■写真はエコーラインの紅葉、花



■写真は南竜馬場付近の紅葉



■写真は甚之助避難小屋下の花

(完)

霊峰白山日帰り登山2015①

2015-09-28 04:16:32 | 日記


霊峰白山日帰り登山2015①(No.663)

9月20日(日)白山日帰り登山をした。2008年よ
り毎年1回の体力テストのつもりで挑戦!今年で8回目
となります。

御前が峰では雲が多かったのが、乗鞍岳、御嶽山などの
山頂のみが見えた。

■写真は御前峰(ごぜんがみね 2,702m)



白山は、富士山、立山とともに日本三名山の一つに数え
られ、山頂部は、御前峰(2,702m)、大汝峰(2,684m)
剣ヶ峰(2,677m)で構成されています。古くから「しら
やま」や「越のしらね」の名で和歌にも詠まれましたが、
信仰の山としても知られ、御前峰山頂には白山奥宮があ
ります。養老元年(717年)越前の僧泰澄が、はじめて白
山に登り修行したのが信仰登拝の始まりと伝えられてい
ます。

■写真は登山道地図



■写真は別当覗での雲海

1億数千万年余り前には湖底にあった白山地域が、その後
少しずつ盛り上がって何度も噴火活動を繰り返して火山と
して誕生し、今日にいたっている。そのため、黒ボコ岩下
あたりには小石を含んだ岩が多い。



■写真は黒ボコ岩下の小石を含んだ岩



□登山記録

・市ノ瀬着5:05~別当出合発5:57~中飯場到着6:34~
甚之助避難小屋着7:47~黒ボコ岩着8:52~室堂着9:15
~室堂発9:49~御 前峰着10:23~室堂着11:23~ 南竜
 馬場セントラルロッジ12:50~甚之助避難小屋着13:43
 ~中飯場着14:48~別当出合着15:20

当日歩数:34:877歩

■写真は黒ボコ岩




■写真は弥陀ヶ原より御前峰



■写真は室堂



■写真は白山奥宮



■写真は乗鞍岳



■写真は剣ヶ峰と大汝峰



■写真は南竜馬場とキャンプ場



■写真は南竜馬場



■写真は下山時の別当出会

(つづく)

寺町寺院巡り1 成学寺(じょうがくじ)②

2015-09-26 05:45:25 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その429(No.662)

◇寺町寺院巡り1 成学寺(じょうがくじ)②

まいどさん16期生「よるまっし16会」の勉強会で寺町寺院巡
り1回目を開催した。

当本堂は宝暦9年(1759)の宝暦の大火にも難を逃れ、本尊の上
品上生の阿弥陀如来坐像、脇仏は観音勢至菩薩他も現存している。

33年に一回ご開帳のある菅原道真が祀られ、厄除け、学問成就
の神として信仰され、両侍の木造胡粉彩色風神雷神像は、鎌倉時
代の特色が認められる見事な造りである。

住所:金沢市野町1-1-18 

仏像:本尊は上品上生の阿弥陀如来坐像、脇仏は観音勢至菩薩
その他:袖敷天神像、風神・雷神像

■写真は仏殿



■写真は説明いただいた住職夫人



■写真は仏殿2



■写真は阿弥陀如来坐像



■写真は袖敷天神像







■写真は風神、雷神像



■写真は庭

(成学寺 完)

寺町寺院巡り1 成学寺(じょうがくじ)①

2015-09-24 04:31:50 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その428(No.661)

◇寺町寺院巡り1 成学寺(じょうがくじ)①

まいどさん16期生「よるまっし16会」の勉強会で寺町寺院巡
り1回目を開催した。

高養山成学寺は浄土宗のお寺で、正保4年(1647)松平又右衛門
夫人が、加賀藩三代藩主前田利常に請うて、梵宅上人を招き、も
と玉泉寺の寺領に亡夫の菩提所として建立したのが起こりである。
寺名は、又右衛門の戒名である成学居士から名付けられた。

本堂は、創建当初のままの切妻造、平入、桟瓦葺、向拝付き、書
院造り的な要素を持った、江戸初期の建築様式が見られる貴重な
建物である。

■写真は成学寺山門



■写真は山門前の風神像



■写真は山門前の雷神像



■写真は本堂





○芭蕉句碑
宝暦5年(1755)芭蕉翁追悼のため俳人堀麦水とその門人らが建
てた。「あかあかと日はつれなくも秋の風」の句が刻まれている。

■写真は芭蕉句碑



○一笑塚
昭和24年(1949)には小林一笑の金沢の各句会会員がこぞって
参加し、蟻塔主宰の塩田紅果先生筆によって「一笑塚」を建立し、
大句会を開催した。

■写真は一笑塚



○鳩歩句碑
「牛追ふて日永の旅やにぎりめし」

○身代地蔵菩薩
金沢地蔵菩薩巡礼24か所第19番

■写真は鳩歩句碑

紹介ホームページ「きまっし金沢」
http://kimassi.net/teramatijiin/seigakuji.html

(つづく)

KANAZAWA JAZZ STREET 2015 開催!②

2015-09-22 05:28:24 | 日記


金沢まちなかイベントレポート(No.660)

◇KANAZAWA JAZZ STREET 2015 開催!②

第7回金沢ジャズストリート2015が9月19日(土)
~21日(祝)(前夜祭18日)まで開催されている。





■写真は近江町いちば館のクラシックジャズバンド



金沢ジャズストリートは、毎年秋のシルバーウィークに
金沢市内中心部11会場で150を超えるストリート・
ライブやホール・コンサートを実施し、県内外から多く
の観光客を集めて、金沢の秋の魅力あふれる音楽イベン
トとして、ますます定着してきました。





■写真はもてなしドームのジャムおじ







■写真はポルテ金沢のTRINITY







■写真は21日四高記念公園の国立音大N.T.J.O





■写真は21日尾山神社のThread(撮影禁止の為雰囲気だけ)





■写真は21日もてなしドームの鶴来高校ニュークレイン・オーケストラ

○金沢ジャズストリートホームページ

(完)

KANAZAWA JAZZ STREET 2015 開催!①

2015-09-21 05:47:39 | 日記


金沢まちなかイベントレポート(No.659)

◇KANAZAWA JAZZ STREET 2015 開催!①

第7回金沢ジャズストリート2015が9月19日(土)
~21日(祝)(前夜祭18日)まで開催されている。

金沢ジャズストリートは、毎年秋のシルバーウィークに
金沢市内中心部11会場で150を超えるストリート・
ライブやホール・コンサートを実施し、県内外から多く
の観光客を集めて、金沢の秋の魅力あふれる音楽イベン
トとして、ますます定着してきました。

本イベントの主旨は、①中心市街地の賑わい創出に寄与
すること。②「学生のまち推進条例」を制定した「学生
のまち・金沢」に相応しく、学生の参加を促すこと。③
戦禍を逃れ、藩政期以来の伝統が色濃く残る金沢の「伝
統的な空間を活用すること」です。

■写真は四高記念公園のメイン会場開会式



□イベントの内容は、下記の通り5つのジャンルがある。

(1)市内中心部の屋外広場やストリートで、プロを含む
  一般参加者や学生による「まちかど・ジャズライブ」
(2)伝統と創造のまち金沢の魅力をふんだんに織り込ん
  だ会場での「プレミアム・コンサート」
(3)コンサートホールで、国内外のトップアーティスト
  達による夢の競演「スペシャル・コンサート」
(4)まちかどジャズライブの出演バンドの意欲向上と人
  材発掘を目指す「金沢コンペティション」
(5)世界を舞台に活躍するアーティストから直接指導を
  受ける「スペシャル・ワークショップ

■写真は大友実行委員長



以上「ANAZAWA JAZZ STREET 2015」ホームページより

まちかど会場は金沢駅や金沢東別院、尾山神社、香林坊
アトリオ広場、近江町いちば館他商業施設や広場などで
開催、歩いて回ると楽しいものである。

■写真は山野市長









■写真は金沢大学MJS







■写真はアトリオのMPC

○金沢ジャズストリートホームページ

(つづく)


日経何でもランキングで「金沢海みらい館」が選ばれる!

2015-09-19 05:22:59 | 日記


日経何でもランキングで「金沢海みらい館」が選ばれる!(No.658)

日経新聞2015年9月12日(土)付NIKKEIプラス1の何で
もランキング「「読書の秋 美しい図書館で過ごす」西日本第2位
に「金沢海みらい館」が選ばれた。

<西日本>

1位 伊万里市民図書館  佐賀県伊万里市   550点
2位 金沢海みらい図書館 石川県金沢市    495 
3位 洲本市立洲本図書館 兵庫県洲本市    490
4位 京都国際マンガミュジアム 京都府京都市    470
5位 大阪府立中之島図書館 大阪市北区     

<東日本>

1位 国際教育大学中嶋記念図書館 秋田県秋田市 550点
2位 多摩美術大学八王子図書館 東京都八王子市460 
3位 仙台市民図書館   宮城県仙台市    450
4位 武蔵野プレイス   宮城県仙台市    410
5位 塩尻市立      長野県塩尻市         

そこで「金沢海みらい図書館」を紹介します。

■写真は全景



◇金沢海みらい図書館

金沢海みらい図書館は、平成23年(2011)5月21日に開
館し、金沢市立図書館としては、 金沢市立玉川図書館、
金沢市立泉野図書館、金沢市立玉川こども図書館に次ぐ4
番目の図書館。

■写真は6000個の丸窓





地上3階建の一方約45m・高さ約18mの直方体を形取った
建築物で、外壁には約6千個の丸窓を埋め込んだ白色一色
の特徴があるものとなっている。丸窓からは自然の太陽
光を取り入れる構造のほかに、2階の天井高は12メートル
と大型の吹き抜け空間を採用。「パンチングウォール」
が取り囲み、やわらかい光が森のような静けさと落ち着
きのある空間を生み出している。

■写真は内部写真



金沢海みらい図書館は2012年度グッドデザイン賞。シカゴ
の建築・デザインミュージアムとヨーロッパ建築アートデ
ザインセンター主催の「INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWA
RDS 2012」。2012年度日本建築家協会賞。Contract magaz
ine主催の35th annual Interiors Awardsなど数多くの
受賞をしている。

詳しくは下記ブログで
金沢海みらい図書館①

金沢海みらい図書館②

■写真は丸窓内部

(完)

如来寺の石仏づくり

2015-09-17 04:18:05 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その427(No.657)

◇如来寺の石仏づくり

□如来寺の歴史

天正年間(16世紀終わり)に越中国砺波郷増山に岌台上人が龍宝山
往生院如来寺を創建。慶長14年(1609)増上より富山県高岡市の二
上山麓に移り数年の後、加賀国金沢の卯辰山麓に移転。

明暦2年の後(1656)前田光高(4代藩主)の夫人清泰院(水戸光圀
の姉)が亡くなられ、その後御位牌所として、現在地に約8,000坪
の領地を賜った。

■写真は如来寺参道



寛文2年(1662)当山7世、中興心誉上人の代に綱紀(5代藩主)か
ら更に寺領200石(40,000坪)を賜り、堂及び庫裡一切を建立し荘
厳な伽藍が完成した。ここ加越能三国の浄土宗寺院の触頭となっ
た。しかし、享保3年(1718)4月6日小立野亀坂からの火災により
伽藍は、すべて焼失し、その後約100年間再興の機会に恵まれな
かった。

■写真は山門



文化10年(1813)斎広(12代藩主)によって現在の御堂が再建され
たのは、当山17代中興倫上人の代である。以後当時の面影がその
ままである。天井が高く広々とした造りは、江戸後期の寺院建築
の重要な遺構であり、浄土宗寺院本堂の典型的な姿である。

現在は、石仏公園や墓所の整備もされ、宗派にこだわらない解放
された寺院として地域にとけ込んだ活発な活動を展開している。

■写真は本堂



□石仏群の由来と万燈会

石仏は、善男善女の老若が境内緑陰に集い、色々な思いや願いを
石に託し、80日間をかけ彫り上げたものです。 また毎年7月中旬
の夕刻より、この石仏公園においてご先祖の精霊を招き、万燈会
(まんとうえ)が行われます。現在約1000体以上であると思われる。



■写真は石仏づくりに励む参加者



石仏づくりはだれでも参加できて、初回参加費は9,000円(指導料、
材料費、工具代込み)で、約80日間の間に好きな日時に時間作業
できて、5回の指導を受けることができます。
参加ご希望の方は、076-221-0833如来寺まで。

参考資料:如来寺ホームペジより







■写真は石仏公園

○如来寺ホームページ

(完)


兼六園の曲水、池、島、橋巡り ⑦

2015-09-15 04:30:00 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その426(No.656)

◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ⑦

兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。

今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。

29)黄門橋(こうもんばし)

噴水の右手のせせらぎに架かる青戸室石の反橋。長さ6mで、切石
橋としては兼六園の中で最も長く、また全国の日本庭園の中では
4番目に長い。幅は1m、厚さは40cmもあり、横から見ると2枚重ね
「たように見えるが、実際は一枚石。また、通常の石の橋は台石
の中央から直角に渡されるものだが、黄門橋は台石の端から斜め
に架けられており、造形の妙を感じさせる造りである。
黄門橋という名称は明治になってからで、古図では石橋となって
いる。謡曲「石橋(しゃっきょう)」の舞台に見立ててつくられた
ものだろう。謡の「石橋」は文殊菩薩の霊獣とされる獅子が舞う話
で、橋のたもとには獅子の形をした獅子巌がある。

■写真は黄門橋



30)白龍湍(はくりゅうたん)

黄門橋付近の急流で深い山奥のような趣きが漂う。水流は霞ヶ
池の西岸付近から暗渠を10数mくぐり、栄螺山の下を通って、
峡谷を思わせる渓流となり、霞ヶ池北東部から噴水池下流へ
注がれる流れと合流したもの。

■写真は白龍湍



31)噴水(ふんすい)

13代藩主斉泰が金沢城の二の丸に噴水を上げるため、試作した
ものといわれている。城内に噴水が上がったのは文久元年(1861)
7月で、同時期につくられたものと考えられている。現存する日
本最古の噴水だ。噴水は上部にある霞ヶ池から管を引いてあり、
自然の水圧によって上がる仕組みだ。よってその高さは霞ヶ池
の水位によって変動するが、通常はおよそ3m50cmを保っている。
自然の景観を凝縮した伝統的な日本庭園において噴水があるの
は極めて異色である。



■写真は噴水



32)布滝(ぬのたき)

霞ヶ池の徽軫灯籠の辺りから、蓮池庭の方へ流れる小さな滝。
布を晒しかけたように見えて水が落ちていることから、布滝-
布落ちと呼ばれる滝の1つ。



■写真は布滝



■写真はことじ灯籠下の曲水

参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より

(兼六園の曲水、池、島、橋巡り 完)

兼六園の曲水、池、島、橋巡り ⑥

2015-09-13 04:27:06 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その425(No.655)

◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ⑥

兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。

今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。



24)汐見橋(しおみばし)

瓢池前の夕顔亭露地から百間堀通り側へ渡る木橋。作庭当時は樹
木の丈も低く、高層建築物もなかったことから、この橋の上からは
るか日本海まで眺めることができた。それが橋名の由来である。
橋の上に佇んで池を覗くと、鯉が寄ってくるのが楽しい。

■写真は汐見橋



25)日暮橋(ひぐらしばし)

瓢池前の夕顔亭露地から瓢池の中島にかかっている橋。「このほ
とりに立って、辺りを眺めているといくら見ても見飽きない、い
つしか日が暮れていた」ことから、その名が付いたといわれる。
戸室石の石板でつくられており、長さ13m、幅1m75cm。表面は四
半模様になっていて、その整然とした幾何学模様が美しい。



■写真は日暮橋



26)翠滝(みどりたき)

瓢池をはさんで夕顔亭対岸の茂みの中に見える滝。宝暦の大火
で焼失した蓮池庭を復興すべく、11代藩主治脩が、夕顔亭と同
様に安永3年(1774)につくったもの。造作にあたっては庭師に幾
たびも工夫を求めている由が『大梁公(治脩)日記』に記されて
いる。その甲斐あって、高さ6.6m、幅1.6mで水量豊富、滝音も
大きい実に雄大なものとなった。滝壷のない幅落ちで、落下し
た水は石にあたって砕けて広がり、瓢池に注ぐ。観るだけでな
く、音も聞いて楽しむ工夫である。



また滝の周辺には高尾や竜田、小倉山など、紅葉の名所から各種
のモミジを取り寄せて植栽。種類の違うモミジの取り合わせで
微妙な色の陰影が素晴らしい。紅葉滝とも呼ばれている。

■写真は翠滝



27)瓢池の中島

池の中に松の木が植えられた小島がある。
実は、ひさご池にはかつて3つの島があった。
海石塔のある場所も、夕顔亭のある場所も、かつては島となって
いて、作られた当初は池に3つの島が並ぶ形に作られていた。
不老長寿の神仙島の三島(蓬莱:ほうらい、万丈:ばんじょう、
瀛州:えいしゅう)になぞらえて、子孫繁栄、延命長寿、立身出
世を願って造られていたのだ。

■写真は瓢池の中島



28)瓢池の岩島(ひさごいけのいわしま)

瓢池の石橋「日暮橋」を渡ったところが亀島で、亀島から数mの
ところに松が植えられているのが岩島だ。亀島と対で、鶴に
見立てたものと思われる。

■写真は瓢池の岩島

参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より

(つづく)

兼六園の曲水、池、島、橋巡り ⑤

2015-09-11 05:41:00 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その424(No.654)

◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ⑤

兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。

今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。

19)時雨亭の橋

■写真は時雨亭の橋



20)長谷池(はせいけ)

明治の初め、長谷池周辺には金沢の2代目市長、長谷川準也の住
居があった。長谷池はその時代につくられた私設庭園の池である。

霞ヶ池から翠滝への水流を分水して水を引き、左奥に男滝、右奥
には女滝がつくられている。薄暗い場所で散策のメインルートか
らは外れていたが、平成12年(2000)に長谷池周辺整備事業が竣
工し、長谷池のそばには明治時代に取り壊された時雨亭が復元さ
れて梅林へと流れる曲水がつくられた。平成期作庭の新庭園であ
る。この整備によって兼六園は新たな広がりを見せている。

■写真は長谷池



21)長谷池の男滝と女滝(はせいけのおだきとめだき)

長谷池に向かって左奥にあり、右奥には女滝がある。それぞれ
の滝のそばには雪見灯籠が据えてある。この池は2代目金沢市
長、長谷川準也邸の庭の一部として、明治3年(1870)ころに造
られた。

■写真は長谷池の男滝



■写真は時雨亭縁側の曲水



22)瓢池(ひさごいけ)

蓮池門を入って右手に広がる池。東西90m、南北45m、周囲約270m
で、園内にある四つの池のうち霞ヶ池に次いで2番目に広い。こ
の辺り一帯が兼六園発祥の庭、蓮池庭であった。瓢池の名の由
来は、池が瓢箪の形をしているからという説と、池に浮ぶ島の
姿からという二説がある。

石橋「日暮橋」を渡ったところが亀島で、亀島から数mのところ
に松が植えられているのが岩島だ。亀島には趣のある海石塔や、
枝ぶり見事な枝垂れ桜がある。また池の奥の茂みには翠滝、手
前には夕顔亭と、見どころが多い。

さらに池に沿って真弓坂方向へ行くと、水面は緑陰に染まり、幽
谷深山の趣。夕顔亭付近とは違う静寂の表情を見せている。

不老長寿の神仙島の三島(蓬莱:ほうらい、万丈:ばんじょう、
瀛州:えいしゅう)になぞらえて、子孫繁栄、延命長寿、立身出
世を願って造られていたのだ。



■写真は瓢池



23)瓢池の真弓坂側の滝

■写真は瓢池の真弓坂側の滝

参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より

(つづく)

兼六園の曲水、池、島、橋巡り ④

2015-09-09 04:28:35 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その423(No.653)

◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ④

兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。

今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。

■写真は沈砂池より山崎山の曲水



14)曲水(きょくすい)

兼六園の六勝の一つ「水泉」の美に寄与しているのが曲水。辰
巳用水から引き入れた水が山崎山の山麓の岩間から出て、ゆる
やかに千歳台を流れ、虹橋の下流で霞ヶ池に流入する。全長は
574m。最初に曲水が整備されたのは、文政5年(1822)に完成し
た竹沢御殿造営の時で、山崎山の麓から七福神山周辺の流れが
つくられた。千歳台を大きく湾曲する流れは、竹沢御殿を取り
壊し、霞ヶ池を掘り広げて庭園整備にあたった13代藩主斉泰
によるもので、これが平坦な千歳台に変化のある景観をつくり
出した。

■写真は千歳台の曲水



15)板橋(いたばし)

小立野口から入り、曲水沿いを下流に行くと、曲水がカーブする
辺りに架かっている。船底板を用いた橋で、三河の名所八橋を模
してつくられた。カキツバタの群生に囲まれ、5月の開花時はと
りわけ風情がある。



■写真は板橋



16)栄螺橋(さざえばし・蠑螺橋)

内橋亭に向って右側にある橋で、この曲水は長谷坂から瓢池の翠
滝に流れる。



■写真は栄螺橋



17)梅園の曲水

■写真は梅園の曲水





18)金城池(きんじょういけ・放生池)

放生池は随身坂料金所をいったん出て、再度入園することになる。

金沢神社・金城霊沢の近くにある池。かつての放水池(捉えた魚
や鳥を放す池)で、金城池ともいう。



■写真は金城池

参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より

(つづく)

兼六園の曲水、池、島、橋巡り ③

2015-09-07 04:31:31 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その422(No.652)

◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ③

兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。

今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。



10)鶺鴒島(せきれいじま)

花見橋から上流の曲水の中にある。イザナミノミコトとイザナギ
ノミコトが男女和合の方法を鶺鴒から教わったという故事になぞ
えらた島名。別名「夫婦島」。
東南に向かって高さ約3mの明神鳥居があり、「三社」と書かれた
石額がかかっている。島の中央には、女性を表す陰石と男性のシ
ンボルを象った陽石の一対「陰陽石」、石の後ろには右に雌松、
左に雄松の「相生の松」、島の右端には五重の石塔がある。陰陽石
は誕生、相生の松は結婚、五重の石塔は死を意味し、人生の三大
儀式を表現したものといわれている。

■写真は鶺鴒島



11)山山下土橋(やまさきやまどばし)


■写真は山山下土橋



12)辰巳用水(たつみようすい)

海抜53mの高台にありながら、兼六園は曲水にも池にも水が満
々と湛えられている。それは370年以上も前に造られた辰巳用水の
おかげである。

寛永8年(1631)、大火によって金沢は城を含めて城下1000戸を焼
失。3代藩主前田利常は城のための用水をその翌年につくらせた。

■写真はトンネル内の辰巳用水



特徴としては、城から約10km離れた犀川の上流から取水し、
その行程の3分の1がトンネルであること、流れの平均勾配が
1000分の4と極めて緩やかなこと、兼六園から城への揚水は逆サイ
フォンの原理を使っていることが挙げられる。当時としては非常
に高度な技術であった。

■写真は清水町の辰巳用水



その約40年後、5代藩主前田綱紀は兼六園の前身、蓮池庭に辰
巳用水の水を取り入れ、それから約330年後の今もなお、辰巳用水
の運んできた水が兼六園を潤している。

■写真は小立野の辰巳用水



■写真は兼六園からサイホン方式で二の丸まで水を運んだ



13)沈砂池(さんさち)

小立野口料金所の裏手にある池で、兼六園における辰巳用水の
取り入れ口。辰巳用水の水は、犀川の取り入れ口から4km下流
に設けられた専用の地下導水管を通って町中(石引町)を流れ、
兼六園に入り、沈砂地で砂を落とす。そこから山崎山の下をく
ぐって曲水へと続く。

■写真は沈砂池

参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より

(つづく)

金沢オクトーバーフェスト2015

2015-09-05 05:42:56 | 日記


金沢のイベントレポート2015(No.650)

○金沢オクトーバーフェスト2015

「オクトーバーフェスト」は1810年以来、ドイツ・ミュ
ンヘンで毎年秋に開催される世界最大のビール祭りです。

今年は8月28日(金)~9月6日(日)まで四高記念
公園(中央公園)で開催している。



■写真はボーホ&カレンダーバンド



■写真は向かて右側ショップ

8月開催なのにオクトーバーとはなぜか?

毎年9月下旬から10月初旬の約2週間、会場には数千人を
飲み込む幾つもの巨大テントのビアホールが立ち並び、
その中では世界中から集ったビールファンが1リットル
ジョッキ片手に大いに飲んで・歌い・踊る、活気溢れる
イベントです。期間中は600万人を超える人々が訪れ、
660万杯以上のビールと30万食を超えるソーセージが消
費されています。



金沢オクトーバーフェストは、今回2回目で本場ドイツ
・ミュンヘンの雰囲気が味わえるイベントですす。



■写真はケーニッヒ・ルードヴィッヒ



■写真はハッカー・プショール



■写真はアルコブロイ



■写真は向かって左側ショップ



■写真は香林坊大和レーヘンブロイ他



■写真はアンドレア



■写真はアインガー





■写真はパウラーナー

兼六園の曲水、池、島、橋巡り ②

2015-09-04 04:30:00 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その421(No.650)

◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ②

兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。

今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。

5)旭橋(あさひばし・代替橋)

■写真は旭橋



6)雁行橋(がんこうばし・亀甲橋)

七福神山から少し下流の曲水に架かる、11枚の赤戸室石をつなげ
た切石橋で、夕空に雁が列をなして飛んでいるように見えること
から、この名が付いた。また一枚一枚の石の形が亀の甲羅の形に
なっていることから、亀甲橋とも呼ばれている。万年を生きる亀
にちなんで、この橋を渡れば長生きができると言い伝えられてい
たが、摩滅が激しいことから現在は通行止めとなっている。渡れ
ないのは残念だが、見るだけでも十分に美しい橋だ。「かりがね
ばし」と呼ぶ人もいる。



■写真は雁行橋



7)雪見橋(ゆきみばし)

七福神山の正面の曲水に架かる反橋で、巨大な青戸室石を二つ合
わせて敷いた石橋。長さ4m80cm、幅2m30cm、厚さ約3cm。台石の
御影石の白色と青戸室石の青のコントラストが特徴だ。園内の切
石橋の中で、黄門橋、虹橋に次いで3番目の長さである。別名、
雪橋、望雪橋。曲水に架かる花見橋、月見橋と合わせて三橋とい
う。現在は、通行不可。



■写真は雪見橋



8)千歳橋(ちとせばし)

明治紀念之標の広場から霞ヶ池に行く途中にかかる石橋。たもと
には兼六園菊桜や兼六園熊谷桜、千歳松などの名木がある。千歳
台の名称は、この橋名から付けられた。



■写真は千歳橋



9)花見橋(はなみばし)

小立野口から真っ直ぐ入ってきたところにある、曲水にかかる橋。
別名、勅使橋、観花橋。欄干の柱の頭に擬宝珠をかぶせた木製の
反橋だ。4月は桜花、5月は曲水のカキツバタやツツジの眺めがい
いところから、この名が付いた。とりわけ花見橋下流に群生する
1万株4万本のカキツバタは圧巻。曲水に架かる月見橋、雪見橋と
合わせて三橋という。
なお、現在の橋は平成元年(1989)に架け替えられたものである。



■写真は花見橋

参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より

(つづく)