植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

「cafe 多聞」 金沢市東山宇多須神社前

2016-11-30 03:59:02 | 日記


金沢のグルメレポート その28(No.891)

◇「cafe 多聞」 金沢市東山宇多須神社前

10月8日MEGUMIさんがオーナーのカフェ&ギャラリー「cafe
多聞」がオープンした。オープン前から約30人が並んだという。

「cafe 多聞(たもん)」は、金沢に惚れこんだMEGUMIさんが初めて
出店する飲食店で、メインメニューのパンケーキには石川県産の小
麦の他、金箔や能登大納言小豆、加賀野菜「五郎島金時」など地元
産の食材が使用している。





翌日の紙面には、薄紫の和服に身を包み、メインメニューのパンケー
キのお皿を手に微笑むMEGUMIさんの写真が掲載いた。

11月12日についに来店することができた。店内は和風で、落ち着
いた雰囲気でまず満足!金沢の有機野菜を使った多門のパンケーキと
アイスコーヒーを注文し、15分位で出てきた。
初めてのパンケーキを食べた。柔らかく、しつこくなく、案外量も多
く、おいしくいただきました。

■写真は店頭



□MEGUMI(めぐみ)

昭和56年(1981)生まれ。本名古谷 仁(ふるや めぐみ)タレント、
女優、歌手、元グラビアアイドル。

岡山県倉敷市出身(島根県松江市出生)。血液型A型。中島幼稚園、中
島小学校、倉敷第一中学校陸上部、私立倉敷翠松高校(当時は女子高)
中退。

■写真はMEGUMIさん(インターネットより)



□メニュー

・金沢の有機野菜を使った多門のパンケーキ=980円(税別)
・加賀藩前田家伝来五色フルーツのパンケーキ=1280円(税別)
・能登大納言あずきのパンケーキ抹茶アイス添え=1180円(税別)
・五郎島金時のモンブランパンケーキ=1180円(税別)
・トッピングバニラアイス=100円(税別)
・多門の自家製なめらかプリン=500円(税別)





■写真は金沢の有機野菜を使った多門のパンケーキ









■写真は店内

撮影:2016.11.15

金沢の秋2016-9 金沢城公園

2016-11-29 04:21:01 | 日記


金沢の観光スポットレポート その580(No.890)

◇金沢の秋2016-9 金沢城公園

○金沢城公園の概略

加賀藩の居城であった金沢城の城址を整備してつくられた公園。園内
には、石川門や三十間長屋などのの藩政期建築物。木造城郭建築とし
て五十間長屋や菱櫓、橋爪門続櫓、橋爪門などの歴史的建造物が復元
されています。
また、兼六園より歴史のある玉泉院丸庭園も再現された。

■写真は大手堀





■写真は大手門



■写真は新丸広場



■写真は新丸広場の秋桜



■写真は五十間長屋、橋爪門続き櫓





■写真は河北門







■写真は石川門

撮影:2016.11.12

(つづく)

金沢の秋2016-8 ひがし茶屋街、宇多須神社

2016-11-27 04:26:04 | 日記


金沢の観光スポットレポート その579(No.889)

◇金沢の秋2016-8 ひがし茶屋街、宇多須神社

○ひがし茶屋街概況

ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していた
お茶屋をここに集めて町割りしたもので、今でもキムスコ(木虫籠)と
呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめて
いる。灯ともし頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や
太鼓の音がこぼれてきます。









■写真はひがし茶屋街



○宇多須(うたす)神社の概況

本社は通称毘沙門さんと云う。佐和田川(今の浅野川)の辺の小丘か
ら出た古鏡の裏面に卯と辰との紋様があったので卯辰神とし、養老2
年(718)多聞天社と称して創建された。
また藩祖前田利家公を卯辰八幡宮と称して祀ってあり代々藩主の祈祷
所として崇敬篤かった。明治に入り現在の尾山神社として創建され遷
座された。明治2年(1969)高皇産霊社と改め、同5年卯辰社と改称、
同33年10月2日現在の宇多須神社と改め、同35年県社に昇格された。





■写真は宇多須神社



■写真はMEGUMIさん経営の多門



■写真は梅の橋より浅野川大橋

撮影:2016.11.12

(つづく)

金沢の秋2016-7 主計町

2016-11-26 04:23:13 | 日記


金沢の観光スポットレポート その578(No.888)

◇金沢の秋2016-7 主計町

○主計町(かずえまち)概況

1869年(明治2)に開かれた茶屋街。ひがし・にしともに、大店の旦那
衆の社交の場として栄えた。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定。
浅野川大橋から中の橋までの浅野川南岸に、美しい格子戸の料亭が立
ち並んでいる。五木寛之の小説にも出てくるなべ・割烹太郎がある。



■写真は割烹太郎











■写真は主計町(撮影:11/12)

(つづく)

金沢の秋2016-6 石川県歴史博物館

2016-11-24 04:31:50 | 日記


金沢の観光スポットレポート その577(No.887)

◇金沢の秋2016-6 石川県歴史博物館

○石川県歴史博物館の概況

石川県立歴史博物館の赤レンガ建物3棟はかつて陸軍兵器庫、戦後は
金沢美術工芸大学に使用されていた。昭和61年(1986)年石川県立
郷土資料館(金沢市広坂)が本多の森公園(金沢市出羽町)の赤レンガ建
物3棟に移転し、石川県立歴史博物館として開館した。

歴史的建造物の保存と博物館としての再利用が評価され、平成2年
(199)には国の重要文化財に指定され、翌年には日本建築学会賞も受
賞している。

■写真は石川県歴史博物館第1棟(左)、第2棟(右)



・金沢陸軍兵器支廠第5号兵器庫(第3棟)明治42年(1909)竣工
 (加賀本多博物館)
・金沢陸軍兵器支廠第6号兵器庫(第2棟)大正2年(1913)年竣工
・金沢陸軍兵器支廠第7号兵器庫(第1棟)大正3年(1914)竣工

資料:石川県歴史博物館ホームページより

■写真はエントランス











■写真は第1棟

撮影日:2016.11.6

(つづく)

金沢の秋2016-5 兼六園 ② 雪吊り

2016-11-23 04:26:25 | 日記


金沢の観光スポットレポート その576(No.886)

◇金沢の秋2016-5 兼六園 ② 雪吊り

○兼六園の概略

加賀百万石の文化を映す、歴史的文化遺産である。水戸偕楽園、岡山
後楽園とならぶ日本三名園の一つ兼六園。

兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により、
長い歳月をかけて形づくられてきました。金沢市の中心部に位置し、
四季折々の美しさを楽しめる庭園として、多くの県民や世界各国の観
光客に親しまれている。2015年度は北陸新幹線開業効果もあり、
約309万人の入場者があった。



◇兼六園唐崎松の雪吊り

毎年11月1日兼六園では唐崎松から、雪吊りが施され、冬の到来を
告げる風物詩となっている。唐崎松には5本の支柱が立てられ、総数
約800本の縄で枝を吊ります。

兼六園では12月初旬まで、約700箇所、兼六園の庭師5名が中心
となり、委託業者を含めて、述べ約500人で作業をする。



◇雪吊り

大切な庭木を冬に積もった雪の重さで枝などが折れないようにする対
策、方法を総称して「雪吊り」と呼びます。
石川県では明治初期から確立したと言われ、 冬の風物詩として、加
賀金沢を中心に石川県内は家庭でも十一月の初冬を迎える頃に作業が
始まります。



■写真は雪吊りを施された唐崎松(撮影:11/6)



■写真は桜ヶ岡の紅葉(撮影:11/6)



■写真は長谷坂の紅葉(撮影:11/6)

(つづく)

スリランカ・キッチン 金沢市柿木畠

2016-11-21 04:12:45 | 日記


金沢のグルメレポート その27(No.885)

◇スリランカ・キッチン 金沢市柿木畠

私の大好物のカレー!前から気になっていた店で、ついに行きました。
場所は金沢市柿木畠の「もっきりや」の2階。平日の昼食時間で8割
くらい席が埋まっていました。

カレーランチを注文。最初にラッシー(ヨーグルト)が出てきて、し
ばらくしてプレートに載った、サラダ、ドライカレー、ナン、南イン
ドのスープカレー。スープカレーはかなり辛くおいしかった。

■写真はスリランカ・キッチン店舗



■写真は店内






□ランチメニュー
・カレーランチ=780円(税込) 
・3種のカレーランチ=980円
・スリランカバナナリーフランチ=1,280円
・炭焼ランチ=1,280円

■写真はスープカレーランチ



□住所:金沢市柿木畠3-6 もっきりやの2F
□TEL:076-223-6255

金沢の秋2016-4 21世紀美術館、石川県庁付近

2016-11-19 04:39:09 | 日記


金沢の観光スポットレポート その575(No.884)

◇金沢の秋2016-4 21世紀美術館、石川県庁付近





■写真は石川県庁(撮影:11/2)





■写真は石川県中央病院(撮影:11/2)



■写真は金沢港口大通り(撮影:11/2)

11月20日公開予定の21世紀美術館開館10周年記念オブジェ
「まる」で撮影すると、自身と背景が球ごとに写り楽しいものです。







■写真は開館10周年記念オブジェ「まる」(撮影:11/6)

(つづく)

金沢の秋2016-3 アメリカ楓通り

2016-11-18 04:30:00 | 日記


金沢の観光スポットレポート その574(No.883)

◇金沢の秋2016-3 アメリカ楓通り

通称アメリカ楓通りは、四高記念公園としいのき迎賓館、しいのき緑
地の間に位置する県道で、広坂・香林坊エリアから金沢城公園へのエ
ントランス道路としての役割を担っている。名物アメリカ楓は早い時
期に紅葉し、秋の到来を告げる。

■写真はしいのき緑地よりアメリカ楓













■写真は10月21日撮影







■写真は11月5日撮影



■写真は玉泉院丸庭園より11月15日撮影

(つづく)

金沢の秋2016-2 しいのき緑地

2016-11-16 04:19:20 | 日記


金沢の観光スポットレポート その573(No.882)

◇金沢の秋2016-2 しいのき緑地

元県庁を整備して、しいのき迎賓館、しいのき緑地として整備された。
しいのき緑地では多種、多彩なイベントが開催され、今回は緑地をキ
ャンパスに見立て、金沢工業大学制作のモニュメントが展示された。















■写真は金沢工業大学制作のモニュメント





■写真は21世紀美術館のモニュメント

□撮影:2016.10.8

(つづく)

金沢の秋2016-1 兼六園 ①

2016-11-14 04:15:26 | 日記


金沢の観光スポットレポート その572(No.881)

◇金沢の秋2016-1 兼六園 ①

○兼六園の概略

加賀百万石の文化を映す、歴史的文化遺産である。水戸偕楽園、岡
山後楽園とならぶ日本三名園の一つ、兼六園。

兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により、
長い歳月をかけて形づくられてきました。金沢市の中心部に位置し、
四季折々の美しさを楽しめる庭園として、多くの県民や世界各国の観
光客に親しまれている。2015年度は北陸新幹線開業効果もあり、
約309万人の入場者があった。





■写真は霞が池



■写真は桜ヶ岡の紅葉



■写真は雁行橋



■写真は山崎山御亭



■写真はサンザシの実



■写真は瓢池



■写真は真弓坂料金所

撮影日:2016.10.23

(つづく)

金沢KOGEIフェスタレポート ④

2016-11-12 05:42:16 | 日記


金沢KOGEIフェスタレポート ④(No.880)

10月8日(土)-9日(日)しいのき迎賓館、しいのき緑地にて、
KNAZAWA KOUGEIF ESTA 2016が開催された。

金沢は、城下町の風情が今も残り、伝統文化が暮らしの中に息づくと
ともに、金沢21世紀美術館などにみられる創造的かつ革新的な雰囲気
が感じられるまちで、まちのなかには、伝統工芸をはじめ、数多くの
工芸品店や作り手の工房、ギャラリーが集まっています。

しいのき迎賓館内では「KOUGEI体験」コーナー、「KOUGE
Iシアター」があり、伝統工芸士による各種の実演がありどの工芸を
見ても根気と技に感心するばかりでした。



◇加賀縫の歴史

加賀繍は室町時代初期に加賀地方への仏教の布教とともに、主に仏前の打
敷(うちしき)や僧侶のお袈裟(けさ)など、装飾の技法として京都から
伝えられた。藩政時代に入り、加賀繍は藩主の陣羽織や装飾品などに施さ
れ、奥方たちの着物にも用いられるようになった。 文化学問を重んじ奨励
した加賀藩の歴代藩主の手厚い保護により、「加賀の金箔」「加賀の友禅」
と並ぶ「加賀の繍」として、独自の発展と完成を遂げました。



■写真は加賀縫実演



□KOUGEI体験コーナー

しいのきプラザではKOUGEI体験コーナーが開催され、加賀友禅「型染
めハンカチづくり」、金沢仏壇「金箔押し体験」、金沢漆器「蒔絵体験」、
加賀象嵌「ストラップづくり」などが体験できた。

■写真はKOUGEI体験コーナー



■写真はキーホルダー作成体験



■写真は加賀友禅彩色体験



■写真はしいのき迎賓館正面

(完)

金沢KOGEIフェスタレポート ③

2016-11-11 04:40:39 | 日記


金沢KOGEIフェスタレポート ③(No.879)

10月8日(土)-9日(日)しいのき迎賓館、しいのき緑地にて、
KNAZAWA KOUGEIF ESTA 2016が開催された。

金沢は、城下町の風情が今も残り、伝統文化が暮らしの中に息づくと
ともに、金沢21世紀美術館などにみられる創造的かつ革新的な雰囲気
が感じられるまちで、まちのなかには、伝統工芸をはじめ、数多くの
工芸品店や作り手の工房、ギャラリーが集まっています。

しいのき迎賓館内では「KOUGEI体験」コーナー、「KOUGE
Iシアター」があり、伝統工芸士による各種の実演がありどの工芸を
見ても根気と技に感心するばかりであった。



◇加賀泊の歴史

金屏風 金沢箔は藩祖前田利家が名護屋の陣中から七尾の工人に箔の製
造を命じている文書が残っていることから、利家が金沢に入城する前か
ら箔の職人を七尾に連れてきていたことがわかっている。
 
江戸時代、幕府は元禄9年(1696年)に箔製造の統制管理を行うなど、金
銀の取締りを厳しく行い、箔の製造に関しては、金箔は江戸、銀箔は京
都の箔屋以外には許可されなかった。

しかし、金沢では純度を落とすなどして密かに箔打ちが続けられて、明
治時代にはいり、金沢箔も一時は絶滅の危機に貧しましたが、江戸での
金箔作りが完全に途絶えたことと、金沢の箔打ち技術の高さや金沢の気
候や水質の良さなどが全国に認められ、金沢箔の基礎が確立していった。

以降、三浦彦太郎の創案により、箔打機が完成。金沢は金箔産地として
急速な発展を遂げた。



■写真は加賀泊の実演



◇加賀友禅歴史

加賀独特の加賀友禅の起源は室町時代、加賀独特の技法であった梅染
(無地染)にさかのぼる。 かつて加賀は絹の産出国とされていたこと
もあり、小松産の絹が「加賀絹」として全国に知られるようになった。

加賀友禅は、その加賀絹に施された「加賀染」が源流となっています。
その後、扇絵師として京都で活躍していた宮崎友禅斎が加賀を訪れ、
衣装の彩色を手掛けるようになり、「加賀友禅」の名称が生まれた。
 
図案作成から始まる十以上の製作工程はすべて職人たちによる手仕事。
何人もの手を経て生まれる気品に満ちた美しさ、それが現在の加賀友
禅です。





■写真は加賀友禅彩色の実演



■写真はミス加賀友禅

(つづく)

金沢KOGEIフェスタレポート ②

2016-11-09 04:35:54 | 日記


金沢KOGEIフェスタレポート ②(No.878)

10月8日(土)-9日(日)しいのき迎賓館、しいのき緑地にて、
KNAZAWA KOUGEIF ESTA 2016が開催された。

金沢は、城下町の風情が今も残り、伝統文化が暮らしの中に息づくと
ともに、金沢21世紀美術館などにみられる創造的かつ革新的な雰囲気
が感じられるまちで、まちのなかには、伝統工芸をはじめ、数多くの
工芸品店や作り手の工房、ギャラリーが集まっています。

しいのき迎賓館内では「KOUGEI体験」コーナー、「KOUGE
Iシアター」があり、伝統工芸士による各種の実演がありどの工芸を
見ても根気と技に感心するばかりでした。



◇加賀象嵌(かがぞうがん)

象嵌は刀装具などに用いられる金属加飾法で、武士にとっては必需技能
で、加賀象嵌といえば、鐙(あぶみ:馬に乗る際、鞍の両側より吊るし
て足の裏を支える道具)をさすほどにその名声は極めて高いものでした。
現在では、幾何学模様などを取り入れた洗練されたデザインも多く、花
器やペンダントといった小物などにも施されています。



■写真は加賀象嵌の実演



◇金沢仏壇の歴史

金沢は、蓮如上人の布教活動により浄土真宗が根をおろした真宗王国の
地で、他の地域に比べて仏壇の需要が極めて高かったことがいえる。

金沢で本格的に仏壇が作られるようになったのは、加賀藩三代藩主前田
利常の頃。江戸や京都から名工たちを加賀藩細工所に呼び集めて、美術
工芸の基礎を築きました。これを機に、多くの職人が住むようになり、
木地師、塗師、蒔絵師、彫刻師の分業体制で制作が行われるようになり、
また、金箔の生産地でもあったことから、金箔をふんだんに使った蒔絵技
術による荘厳華麗な金沢仏壇が作られるようになった。 







■写真は金沢仏壇金具作成の実演



◇金沢九谷の歴史

金沢九谷は、約200年前から今日に至るまで、九谷らしい華麗な色絵を一貫
して重んじ、新たな技術の開発に研鑚し続けている。現在金沢九谷を代表
とする木米風の絵柄は、他の伝統的絵柄と共に長く愛されている。

金沢九谷の起こりは文化三年(1806)に、それより約150年前に廃窯となっ
ていた古九谷窯に代わり、九谷焼を再興しようという意志の元に始まりま
り、金沢九谷の発端当初、技術者として京都青蓮院官の御抱窯として名高
い陶工、青木木米を招き、九谷村の原石や金沢茶臼山の粘土を調合し、新
生九谷焼の焼成に成功したといわれている。

九谷焼の魅力である鮮やかな絵柄は、時代とともに次々と新しいデザインが
生まれ、今では、それらのデザインをもとに、多くの作家が活躍していまる。







■写真は金沢九谷の絵つけ実演

(つづく)

金沢KOGEIフェスタレポート ①

2016-11-07 04:14:35 | 日記


金沢KOGEIフェスタレポート ①(No.877)

10月8日(土)-9日(日)しいのき迎賓館、しいのき緑地にて、
KNAZAWA KOUGEIF ESTA 2016が開催された。

金沢は、城下町の風情が今も残り、伝統文化が暮らしの中に息づくと
ともに、金沢21世紀美術館などにみられる創造的かつ革新的な雰囲気
が感じられるまちで、まちのなかには、伝統工芸をはじめ、数多くの
工芸品店や作り手の工房、ギャラリーが集まっています。

■写真は金沢KOGEIフェスタパンフ

しいのき緑地では「KOYGEIマルシェ」「飲食ブース」「KOU
GEIステージ」ブースをレポートする。





□金沢の伝統工芸

数多くの伝統工芸が受け継がれている金沢。三代藩主利常は茶人を文
化顧問として招き、茶の湯の指導や茶道具を通して美術工芸の育成に
力を入れた。利常によって加賀藩の茶道文化は世に広まり、加賀藩前
田家の手厚い保護の下で工芸の技が育まれ、いまも受け継がれている。

伝統工芸の盛んな金沢には、金沢漆器、九谷焼、加賀友禅、加賀繍、
金沢仏壇、金沢箔などの国指定伝統的工芸品が受け継がれている。金
沢箔は全国シェアの98%を占めており、1万分の1ミリという薄さに伸
ばす技術は熟練の職人ならではのもの。

加賀藩前田家が京都から招いた職人によりはじまった漆工芸も金沢を
代表する工芸で、武家好みの清楚な品位と加賀蒔絵の華麗さで知られ
ている。華やかな色彩の加賀友禅や繊細な加賀繍は、多くの女性に愛
されている。

*参考資料:金沢市観光会ホームページ











■写真はKOUGEIマルシェ工芸品



■写真はKOUGEIマルシェ飲食ブース





■写真はKOUGEIマルシェ工芸品



■写真はKOUGEIステージのアカペラグループ「はちみつ」



■写真はしいのき緑地看板

□金沢伝統工芸ネットホームページ


(つづく)