植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇人、呼んで忍者寺(妙立寺)探訪レポート(その1)

2012-10-30 04:33:48 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その108(No.217)

◇人、呼んで忍者寺(妙立寺)探訪レポート(その1)

□妙立寺(みょうりゅうじ、日蓮宗/正久山)の由来
 日蓮聖人の法孫・日像上人作の祖師像を安置する。寛永20
年(1643)三代藩主前田利常公の命により、城内にあった祈願
所を移し、運上町に創建された。前田利常は当時すでに隠居し
小松に居を構えていたが、四代藩主光高の後見人として依然と
してその権力の座にあった。当時、加賀藩は百万石の禄高を誇
る外様大名の雄として徳川幕府から常に監視下に置かれ相当の
緊張状態にあった。実際、幕府内では加賀征伐の計画すら存在
したという。こうした背景にあって、利常は金沢の街をはじめ
として、幕府の軍勢を迎え撃つ為の態勢を整えていった。

■写真は正門



□金沢城の出城の役目を果たす
 金沢城を挟む犀川と浅野川を自然の濠に見立て、両河川の外
側に寺院群を移築し、城の防備とした。特に、犀川は川幅もあ
り、寺町台からは急な斜面となり、しかも現在の犀川大橋以外
には橋を架けることなく渡し船を用いた。これは、福井方面か
らの幕府軍勢の侵攻を想定したもので、金沢城が直接攻撃され
る以前に寺町台で迎え撃つとの計画に基づき、寺町寺院群に出
城の役目を持たせたものといわれる。

■写真は本堂入口



■写真は本堂



◇物見台・望楼
本堂屋根の先端部分にあるギヤマン(現在はガラス)張りの見
張り台。加賀平野を遠望でき、敵の動きをいち早く察知できる。

見学したのは平日9:30のなのに4班に分かれての説明があり、
外国人の参加も多く相変わらずの人気のスポットである。



◇隠し拝殿
本殿に向かって右は藩主の間となっており、入口中2階には殿
様の非公式の参詣の折に使われた隠し拝殿がある。

■写真は藩主の間から見た隠し拝殿



■写真は隠し拝殿内部

 *当寺院ホームページを参考に記事とした。
 *内部撮影禁止のため絵葉書の写真を採用した。

●妙立寺ホームページ
 http://www.myouryuji.or.jp/

兼六園が1位!!(No.216)

2012-10-26 04:56:38 | 日記


◇兼六園が1位!!(No.216)

カカクコムグループのフォートラベルが運営する日本最大
級の旅行の口コミサイト”フォートラベル”で「旅行好き
が選ぶ!紅葉が美しい観光スポットベスト10 」で兼六園
が1位となった。(2012/10/3発表)

1位 兼六園(石川県)
2位 伊勢神宮 内宮(三重県)
3位 宮島(広島県)
4位 奈良公園(奈良県)
5位 高千穂峡(宮崎県)
6位 上高地(長野県)
7位 嵐山(京都府)
8位 高尾山(東京都)
9位 立石寺(山寺)(山形県)
10位 知床五湖(北海道)

※ ランキングは2012/10/1付のもので、現在と異なる場合
があります。

□プレスリリース館六園評
「紅葉が美しい観光スポットランキング」1位に輝いたのは、
日本三大庭園のひとつとして知られている石川県の「兼六
園」。実際に訪れたユーザーのクチコミからは「日本の庭
園美を感じることが出来る」「時間を忘れてしまいそうに
なるほど、癒される場所」「紅葉のライトアップは最高。
暗闇に錦模様のもみじがあでやかに写しだされた景色は言
葉で表せないほど美しい。」など、感激する多くの声があ
がっていた。

*資料フォートラベルプレスリリースより

□詳しくは
フォートラベル「紅葉が美しい観光スポットベスト10」
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/press/20121003_press.html

金沢21世紀美術館が1位に!!(No.215)

2012-10-23 04:34:45 | 日記


◇金沢21世紀美術館が1位に!!(No.215)

カカクコムグループのフォートラベルが運営する日本最大
級の旅行の口コミサイト”フォートラベル”で「芸術の秋!
人気の美術館ベスト10 」で金沢21世紀美術館が1位
となった。(2012/10/3発表)

1位  金沢21世紀美術館(石川県)
2位  大塚国際美術館(徳島県)
3位  三鷹の森ジブリ美術館(東京都)
4位  国立西洋美術館(東京都)
5位  箱根ガラスの森美術館(神奈川県)
6位  足立美術館(島根県)
7位  国立新美術館(東京都)
8位  大原美術館(本館)(岡山県)
9位  地中美術館(香川県)
10位  彫刻の森美術館(神奈川県)

※ランキングは2012/10/1付のもので、現在と異なる場合が
あります。

■写真は全景



□プレスリリース21世紀美術館評
 国内の人気美術館ランキング1位に輝いたのは、石川県の
「金沢21世紀美術館」。2004年にオープンして以来、金沢の
人気スポットとして例年たくさんの人が訪れている。
 実際に訪れたユーザーのクチコミからは「周りの雰囲気、
建物の特徴、中身の充実度、どれをとっても日本の誇る美
術館。アクセスもいいので観光にはもってこい。」「今ま
での美術館にはない楽しみがある美術館。作家の自由な発
想で作られた作品の数々は斬新で楽しめる。空間そのもの
がアートになり、自分自身も作品の一部になれるものもあ
っておもしろかった。」といった、この美術館ならではの
ユニークな展示を楽しむたくさんの声が寄せられた。また
兼六園や金沢城公園と隣接しており、一緒に訪れる人も多
いようだ。

■写真は屋外オブジェ

*資料フォートラベルプレスリリースより

□詳しくは
フォートラベル「芸術の秋!人気の美術館ベスト10」
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/press/20121012_press.html

小松市那谷寺体験レポート その3(No.214)

2012-10-19 04:59:20 | 日記


小松市那谷寺体験レポート その3(No.214)

白山妙理大権現を祠る鎮守堂。ここから見る奇岩遊仙境は
絶景である。

■写真は鎮守堂



11月中旬ごろには紅葉が見ごろになる。

■写真は鎮守堂から見る奇岩遊仙境



元禄2年8月5日、那谷寺を参拝された俳聖芭蕉は、奥の
細道に”石山の 石より白し 秋の風”名句を残した。

■写真は芭蕉句碑



壁面には沈思、柔和、昇天、凝視、喜悦、雅戯、正邪、問
答の八相唐獅子、四面に十二支の動物及び牡丹を彫刻して
ある。内陣に平安時代作の不動明王を安置します。

■写真は護摩堂(国指定重要文化財)



入母屋造り和様建築にて袴腰の上まで石造になっており、
内には寛永時代朝鮮より請来した名鐘を吊るしてある。
(国指定重要文化財)

■写真は鐘楼



■写真は白山神社

那谷寺ホームページ
http://www.natadera.com/

小松市那谷寺体験レポート その2(No.213)

2012-10-16 04:19:50 | 日記


小松市那谷寺体験レポート その2(No.213)

観音浄土浮陀落山もこのような風景かと疑わせる奇岩霊石
がそそりたち、その足をあらう蓮池の自然絶妙、その昔海
底噴火の跡と伝えられます。

■写真は奇岩遊仙境



■写真は本殿下の不動明王の湧き水



観世音菩薩の慈眼視衆生の大慈悲心の御誓願により大悲閣
という。本殿岩窟前の一大岩壁に寄りて建てられ四棟舞台
造り、四方欄間浮彫りで、鹿、鳳凰、鶴、松、竹、梅、橘、
紅葉等花鳥を配す。唐門は本殿前の岩窟入口に建てられて
いる。本殿は岩窟内に構築され、中に厨子あり、ともに支
那及び南洋材をもってつくられています。内に那谷寺御本
尊千手観世音菩薩を安置してある。

■写真は本殿



小塔ですが、三層共扇垂木を用い四方の扉をはじめ壁面唐
獅子の20の行態や菊花の彫刻は美麗です。内に鎌倉時代、
那谷寺金堂にお祠りしてあった大日如来を安置してある。

■写真は三重塔(国指定重要文化財)



楓月橋は寛永時代、前田利常公が計画、現代になってよう
やく実現したもので、展望台から奇岩遊仙境の眺望は境内
で最も美しい。

■写真は楓月橋

那谷寺ホームページ
http://www.natadera.com/

小松市那谷寺体験レポート その1(No.212)

2012-10-12 05:11:44 | 日記


小松市那谷寺体験レポート その1(No.212)

◇那谷寺の由来
真言宗に属する自生山那谷寺は、養老元年(717)に泰澄
大師が千手観音を岩窟に安置したのにはじまるといわれて
いる。平安時代に花山法皇が参詣した際、西国33ヶ所の
霊場にまさるところとされ、第1番の那智山の那と第33
番の谷汲山の谷をとって那谷寺と名付けられたとの伝承が
ある。中世末期の一向一揆ですっかり荒廃してしまった。
これを寛永17年(1640)に前田利常が復興し現存の本堂、
三重塔、護摩堂、鐘楼、書院および庫裡は重要文化財。  

■写真は山門



名勝指定園に面した書院は天正の戦乱(室町末期)で諸堂
伽藍が焼失した後、仮の御堂として建てられたもので、寛
永17年(1640)には利常公が書院として改造、自らこの
書院に在って山上善衛門、後藤程乗等の名工をつかって、
諸堂再興にあたったと言われています。
(国指定重要文化財)

■写真は書院

◇名勝指定園 (国指定)
昭和4年に文部省名勝指定園になったもので、作庭年代は、
寺院再興と同時期で、前田利常公が小堀遠洲の指導を仰ぎ、
造庭奉行の別部ト斉に作らせた名園です。尚、北西隅に利
常公愛用の茶室、如是庵がある。



 明治に廃寺となった花山天皇の御寺に因んで名づけられ
た。金堂は平成2年に650年ぶりの再建、総桧造りで、
鎌倉時代和様建築様式、本尊丈六の十一面千手観音を始め、
白山曼荼羅、秦澄神融禅師、中興の祖花山法皇を安置。壁
面は郷土が生んだ代表作家による作品で飾られている。那
谷寺における法会は全てここで行われています。

■写真は金堂華王殿



■写真は十一面千手観音



■写真は参道

那谷寺ホームページ
http://www.natadera.com/

◇金沢蓄音器館体験レポート(その2)

2012-10-09 04:36:26 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その107(No.211)

◇金沢蓄音器館体験レポート(その2)

■写真は2F蓄音器聴き比べの八日市屋館長



つきあたりの壁は、マトリックスウォールと呼び、レコー
ド文化の変遷を紹介する壁になっている。レーベルが美し
いデザインのものや、ユニークなレコード袋など、年代別
に紹介しています。浅草オペラから美空ひばりまで、短い
ビデオ映像も交えながら、わかりやすく展示されている。

■写真は2FSP盤展示



2階は音のフロアです。もっとも人気のあるのは、やは
り一日3回行われる「聴き比べ」の時間です。実際に蓄
音器を鳴らす時間を設け、解説とともに、懐かしい音色
を鳴らしている。
●「聴き比べ」の時間各回30分程度11:00~、14:00~、
 16:00~

■写真は2F蓄音器聴き比べコーナー



ビクトローラークレデンザー(Victrola Credenza)
 1925年~1928年(大正14年~昭和3年)
 $275~$405 VV8-30型U.S.A
 1926年~1927年(昭和元年~昭和2年)$650

■写真は2Fビクトローラークレデンザー(右)



■写真は2-3F階段の蓄音器ステンドグラス



3階は蓄音器の歴史とメカニズムを紹介するフロアです。
音はどうやって録音されていくのか、どうやって再生され
るのかなどを学習することができます。

■写真は3F明治、大正期の蓄音器



■写真は3F昭和期の蓄音器

蓄音器館では鉄針を使用しており、開館時になんと10
万本の針を作られたという。

金沢蓄音器館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/gaiyo/index.htm

◇金沢蓄音器館体験レポート(その1)

2012-10-05 05:05:15 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その106(No.210)

◇金沢蓄音器館体験レポート(その1)

初代の館長は、音楽を通じて地域文化に貢献したいと、
戦前から蓄音器店を開いてきた八日市屋浩志氏です。次
第に手回し式の蓄音器が姿を消していった昭和50年代の
ある日、無造作に捨てられている蓄音器を見て心を痛め、
「直せばまだ鳴る…」と、そのときから収集をはじめ、
修理し、気付けば蓄音器540台、SPレコード2万枚もの山
蓄コレクションとなりました。その後金沢市が譲り受け、
2001年7月金沢蓄音器館が開館しました。

■写真は3F蓄音器の森



■写真は全景



金沢蓄音器館が所蔵するSPレコード3万枚の中からクラシ
ックの名曲50作品を館長が厳選。さらに500台を超える収
蔵の蓄音器の中から銘器中の銘器 6台を厳選し、それぞ
れのSP盤に最適な組み合わせで再生。高い技術力を誇る
ビクタースタジオのエンジニアが、蓄音器が奏でるその
ままの”本物の音”を収録。「銘器と銘盤の究極のハー
モニー」として、1900年初頭の名曲・銘演奏をMEG?CD
が現代に呼び覚ましました。価格2,500円(税込)

■写真は開館10周年記念盤



■写真は1Fミュージアムショップ



壁一面にずらりと並べられたポータブルは、圧巻。70台
はあるでしょうか。レコード鑑賞会にも使われるこのホ
ールの奥には堂々と二台の大型蓄音器が鎮座しています。
紙製の大きなラッパを持つ英国製EMGエキスパート、
米国製クレデンザーをおいています。

1927年米国ボストン製の自動再演ピアノ。「メイソ
ン&ハムリン」は紙ロールに記録されたピアニストのタ
ッチを空気の力を利用して再現する機械ピアノです。
日曜日のみ1日3回実演しています。
●実演の時間】各回15分程度
 10:30~、13:30~、15:30~

■写真は1F多目的ホール

金沢蓄音器館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/chikuonki/gaiyo/index.htm

◇海棠(かいどう)りんご豊作!(No.209)

2012-10-02 04:41:48 | 日記


◇海棠(かいどう)りんご豊作!(No.209)

春にもレポートしましたが、金沢市高岡町にあるパワー
スポットの海棠林檎が豊作です。

カイドウリンゴという名称はつぼみの紅色で海棠の花に
似ている所からきた方言で和名―ベニリンゴ、アカリン
ゴ、カラナシ。藩政時代から金沢地方に植栽された品種
であるが現存するものは珍しい。4月中旬に開花、10
月上旬に径2~3センチの赤い実が熟する。
明治維新後、殖産政策の一つとして果樹園芸が奨励され
金沢市内でも1875~1926頃、高岡町、長町、彦三の武家
屋敷にリンゴ園が経営されたが、この樹はその名残をわ
ずかに留めるものである。
  (案内看板より)

■写真は海棠林檎のアップ



■写真は春の満開の花



■写真は豊作の海棠林檎

りんごは径2~3センチと小さく、ブドウのような?初
めて見ると何かと思う。



■写真は全景