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金沢の観光スポット体験レポート その423(No.653)
◇兼六園の曲水、池、島、橋巡り ④
兼六園の曲水は、犀川上流約10Kmの辰巳用水を経て園内延長
574mで、4つの池や島、数多くの橋がある。
今回は、桂坂口から霞が池、千歳台、山山、内橋亭、梅園、時
雨亭、瓢池、噴水、桂坂口へと巡ってみたい。
■写真は沈砂池より山崎山の曲水
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14)曲水(きょくすい)
兼六園の六勝の一つ「水泉」の美に寄与しているのが曲水。辰
巳用水から引き入れた水が山崎山の山麓の岩間から出て、ゆる
やかに千歳台を流れ、虹橋の下流で霞ヶ池に流入する。全長は
574m。最初に曲水が整備されたのは、文政5年(1822)に完成し
た竹沢御殿造営の時で、山崎山の麓から七福神山周辺の流れが
つくられた。千歳台を大きく湾曲する流れは、竹沢御殿を取り
壊し、霞ヶ池を掘り広げて庭園整備にあたった13代藩主斉泰
によるもので、これが平坦な千歳台に変化のある景観をつくり
出した。
■写真は千歳台の曲水
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15)板橋(いたばし)
小立野口から入り、曲水沿いを下流に行くと、曲水がカーブする
辺りに架かっている。船底板を用いた橋で、三河の名所八橋を模
してつくられた。カキツバタの群生に囲まれ、5月の開花時はと
りわけ風情がある。
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■写真は板橋
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16)栄螺橋(さざえばし・蠑螺橋)
内橋亭に向って右側にある橋で、この曲水は長谷坂から瓢池の翠
滝に流れる。
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■写真は栄螺橋
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17)梅園の曲水
■写真は梅園の曲水
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18)金城池(きんじょういけ・放生池)
放生池は随身坂料金所をいったん出て、再度入園することになる。
金沢神社・金城霊沢の近くにある池。かつての放水池(捉えた魚
や鳥を放す池)で、金城池ともいう。
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■写真は金城池
参考資料:兼六園図鑑(インターネット)より
(つづく)