金沢の観光スポット体験レポート その361(No.573)
◇兼六園「梅園」レポート2015①
兼六園随身坂口近くに広がる約3000平方mの梅林。この梅
林は昭和43年に明治百年記念事業として全国の名梅を集
めて造成され、平成12年3月に庭園として再整備されたも
で、現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約140
本、紅梅約60本、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅
など約20種類が咲き誇る。
■写真は梅園(撮影2015.3.28)
1)冬至梅(とうじうめ)
冬至梅はその園芸品種の1つ。樹高は3メートルから6
メートルくらいで、枝は細い。早咲きの品種。
野梅系の白い一重咲きの中輪(花径20ミリから25ミ
リ)。
■写真は冬至梅(2/28)
2)八重寒紅(やえかんこう)
野梅系 野梅性八重。中輪で花弁は波打ち、萼は濃いこげ
茶色。樹勢は強い。早咲きのため正月の盆栽に向く。
■写真は八重寒紅(2/28)
3)緋の司(ひのつかさ)
紅梅系 紅梅性八重。花弁はヘラ型でわずかに抱え咲き。
雄しべは長くきれいに開く。樹勢は強い。
■写真は緋の司(2/28-3/8)
4)鹿児島紅(かごしまべに)
紅梅系 紅梅性八重。中輪で、花弁には波が無く平たく見
える。雄しべの数が多く色も紅色。樹勢は弱い。
■写真は鹿児島紅(3/14-3/21)
(つづく)