植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

秋の金沢 ⑨ 兼六園3

2015-11-30 04:42:31 | 日記


秋の金沢2015 ⑨ (No.696)

◇秋の金沢 ⑨ 兼六園3

季節はもう冬ですが、金沢では紅葉がきれいになりました今
回は兼六園を紹介します。

兼六園はライトアップや正月、桜の季節など無料開放の期間
が案外多く、ホームページを確認ください。
なお、65歳以上は誰でも証明できるがあれば無料と土日は
県民は無料が多いです。ぜひ訪れてほしいです。



■写真は石川県伝統産業工芸館前





■写真は十月桜





■写真は時雨亭







■写真は瓢池

(撮影:2015.11.15)

(つづく)

秋の金沢 ⑧ 兼六園2

2015-11-27 04:27:13 | 日記


秋の金沢2015 ⑧ (No.695)

◇秋の金沢 ⑧ 兼六園2

季節はもう冬ですが、金沢では紅葉がきれいになりました今
回は兼六園を紹介します。

私は兼六園には梅、桜の季節は毎週1~2回、他の季節は月
1~2回訪れています。季節により変化して飽きない風景や
花、樹木などを楽しみ撮影しています。

山山周辺には紅葉が美しく落ち葉の絨毯は素晴らし!



■写真は花見橋













■写真は山山





■写真は山山下

(撮影:2015.11.15)

(つづく)

累計閲覧40万ページ達成御礼!!

2015-11-26 04:51:39 | 日記


累計閲覧40万ページ達成御礼!!

お陰様で昨日2010年12月21日開設以来約4年11ケ
月で、今年中の目標とした累計40万ページを達成しました。
常日頃皆様の閲覧に対しまして御礼を申し上げます。

今後とも取材を重ね金沢いしかわの魅力を発信しますので、
このページへの閲覧よろしくお願いします。



11月25日現在の実績
○累計閲覧数:400,323 ページ
○累計訪問者数:133,256 IP
○更新回数:694回
○開設からの日数:1,803日


秋の金沢 ⑦ 兼六園1

2015-11-25 04:12:45 | 日記


秋の金沢2015 ⑦ (No.694)

◇秋の金沢 ⑦ 兼六園1

季節はもう冬ですが、金沢では紅葉がきれいになりました今
回は兼六園を紹介します。

◇兼六園の概略

加賀百万石の文化を映す、歴史的文化遺産である。水戸偕楽
園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つ、兼六園。

兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主
により、長い歳月をかけて形づくられてきました。金沢市の
中心部に位置し、四季折々の美しさを楽しめる庭園として、
多くの県民や世界各国の観光客に親しまれています。





金沢の風物詩である唐崎の松の雪吊りは11月1日に始まり
他の樹木にも行われ、冬の到来を告げる。

■写真はことじ灯籠と雪吊りの唐崎の松



■写真は月見灯籠





■写真は内橋亭



■写真は七福神山



■写真は七福神山横の雪見灯篭

(つづく)

秋の金沢⑥ 金沢城公園

2015-11-23 05:41:00 | 日記


秋の金沢2015 ⑥ (No.693)

◇秋の金沢⑥ 金沢城公園

季節はもう冬ですが、金沢では紅葉がきれいになりました今
回は金沢城公園を紹介します。



○金沢城公園の概略

加賀藩の居城であった金沢城の城址を整備してつくられ
た公園。園内には、木造城郭建築として五十間長屋や菱
櫓、橋爪門続櫓、橋爪門二の門(平成27年3月)、河
北門などの歴史的建造物が復元されています。



■写真は菱櫓



■写真は河北門





■写真は河北門下のもみじ







■写真は河北門下の十月桜



■写真は橋爪門

(撮影:2015.11.15)





■写真は金沢城公園玉泉院丸庭園の真弓(撮影:10.25)

(つづく)

◇秋の金沢⑤ 金沢駅と周辺

2015-11-22 04:50:48 | 日記


秋の金沢2015 ⑤ (No.692)

◇秋の金沢⑤ 金沢駅、北安江町

最近気温も低くなり金沢市内もイチョウなどが色づいて来ま
した。今回は金沢駅、北安江町を紹介します。





■写真は金沢駅金沢港口(西口)







■写真はもてなしドーム



■写真はもてなしドーム掃除ロボット

(撮影:2015.11.01)



金澤きもの小町(11月1日もてなしドーム地下1階)



■写真は金澤きもの小町イベントスペース





■写真は通勤途中の北安江町(撮影:2015.10.27-11.09)

(つづく)

金沢のクリエイターを訪ねる ② OpenStudioDay2015

2015-11-21 04:19:03 | 日記


金沢のクリエイターを訪ねる ② OpenStudioDay2015(No.691)

11月1日(日)と3日(祝)に金沢クリエイティブツーリ
ズム主催のOPEN STUDIO DAY2015が開催さ
れた。

市内に8カ所10名のクリエーターの開催ですが、今回は他
のスケジュールもあり、2か所3名のスタジオを訪れた。

猪野屋さん、横野さんのスタジオは竪町から新竪町に入り、
新竪町商店街バス停近くのパーラーコクフを右折すぐ左折、
して30メートルくらいして右折のところにある。
玄関に猪野屋さんが暖かく迎えていただき、1F猪野屋さ
んスタジオ、2F横野さんのスタジオを巡りました。

■写真は猪野屋さんのスタジオ(1F)



■写真は横野さん、猪野屋さんのスタジオ玄関

2)猪野屋牧子氏スタジオ

□猪野屋 牧子さんのプロフィール

1975年北海道生まれ。1998年金沢美術工芸大学商業デザイン
科卒業。1999年富山ガラス造形研究所入学、2001年同研究所
卒業。金沢市在住。

耐熱ガラス、パイレックスを用いて作品を制作する数少ない
アーティスト。







■写真は猪野屋さんの作品



■写真は猪野屋さんのスタジオ(1F)



■写真は猪野屋さん

○猪野屋牧子さんFB





3)横野健一氏のスタジオ

□横野 健一さんのプロフィール

1972年金沢市生まれ。1997年金沢美術工芸大学 芸術学専攻
を卒業。2005年ACCの助成によりノースカロライナ 州シ
ャーロットにてアーティスト イン レジデンス。
ISCP(International Studio and Curatorial Program)にて
AIR。2014年金沢市在住

■写真は横野さんのスタジオ(2F)



□横野健一氏FBページ


□金沢クリエイターツーリズム・オープンスタジオHP

□金沢クリツーFB








■写真は横野さんの作品



■写真は作成中の作品



■写真は横野さん

(OpenStudioDay2015 完)

金沢のクリエイターを訪ねる ① OpenStudioDay2015

2015-11-19 04:40:49 | 日記


金沢のクリエイターを訪ねる ① OpenStudioDay2015(No.690)

11月1日(日)と3日(祝)に金沢クリエイティブツーリ
ズム主催のOPEN STUDIO DAY2015が開催さ
れた。

市内に8カ所10名のクリエーターの開催ですが、今回は他
のスケジュールもあり、2か所3名のスタジオを訪れた。

■写真はオープンスタジオデーのパスポート



1)小早川眞理子さんスタジオ

□小早川眞理子さんプロフィール

1949年熊本市生まれ。1996年国際漆デザイン展入選 日本ク
ラフト展入選。1997年伊丹クラフト展入選。1998年日本ジュ
エリーアート展入選。1999年国際クラフト展伊丹入選。2001
年国際クラフト展伊丹入選。2002年国際漆デザイン展入選。
2004年ギャラリーcuore marikoオープン。以後cuore mariko
ブランドで作品展開。2015年 日伊コンテンポラリージュエ
リー展。金沢市在住。
(公社)日本ジュエリーデザイナー協会会員。

■写真は小早川さん宅全景



■写真はギャラリー座敷











小早川さんのスタジオは寺町台の犀川に面した見晴らしのい
い場所で、以前は横山家が所有していたという。11時オー
プン後訪れたところ武野さんがすでに小早川さんと話されて
いた。スタジオ内や作品を紹介していただきました。

■写真は展示作品

小早川さんはスタジオでヨガ教室も開催している。

□金沢クリエイターツーリズム・オープンスタジオHP
http://tour.artgummi.com/?p=988

□金沢クリツーFB
https://www.facebook.com/KANAZAWAcretour/



■写真は小早川眞理子さん





■写真はスタジオと、一緒になった武野さん



■写真は座敷から見る小立野



■写真は21世紀美術館の水野理事



■写真は今回参加のクリエーター地図

(つづく)

兼六園の建築物 ⑤金城麗澤、旧津田玄蕃亭

2015-11-17 04:47:21 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その443(No.689)

◇兼六園の建築物 ⑤金城麗澤、旧津田玄蕃亭

9)金城麗澤(きんじょうれいたく)

兼六園の随身坂口を出て左手奥にある。金沢の地名の起こりとな
った伝説のある井戸だ。金城霊澤がまだ野にある沢だった頃、
芋掘藤五郎という農夫が山で掘ってきた芋を洗っていると、
砂金がたくさん見つかり、藤五郎は長者となった。そこで、この
沢は「金洗いの沢」と呼ばれるようになり、これが「金沢」地
名となったという。
井戸の直径は1m53cm、深さは1m80cmで、井戸を囲む丸い石の枠と
宝形造の覆屋は12代藩主斉広が整備したもの。水は枯れることな
く、今なおこんこんと湧き出ており、1月大寒の寒糊炊きや6月
百万石まつり茶会のお水取りなどが恒例行事となっている。







■写真は金城麗澤4



10)旧津田玄蕃亭(つだげんばてい)

随身坂口を出て道路に向かうと、右手に金沢城・兼六園管理事務
所の分室がある。この建物が津田玄蕃邸だ。津田家は2代孟昭以降、
1万石の高禄を賜った人持組の家柄。加賀藩には禄高1万石以上の
下臣が12人いたが、そのうちの1人である。
この邸宅は宝暦の大火(1759)後の建物で、築240年以上。玄関や式
台は昔のままだ。もとは大手町にあり、明治3年(1870)から藩立の
医学館の校舎として使われていた。医学館廃止後も病院として変
遷しながら存続。大正12年(1923)に金沢市立図書館の建設敷地と
なったため、現地に移され、現在に至っている。平成元年(1989)
に県の有形文化財となった。

■写真は旧津田玄蕃亭門



■写真は旧津田玄蕃亭玄関



■写真は辰巳用水の石管と灯籠



■写真は加賀藩1万石以上の重臣看板

(兼六園の建築物 完)

第1回金沢マラソン2015が開催!!

2015-11-16 04:08:39 | 日記


第1回金沢マラソン2015が開催された。(No.688)

11月15日(日)第1回金沢マラソン2015が金沢市内で開
催された。
会場は金沢市のしいのき迎賓館、いしかわ四高記念公園からスタ
ートし、金沢城公園や金沢駅、香林坊などを経由して、山側環状
線、東山経、城北市民運動公園、石川県庁舎、西部緑地公園陸上
競技場をフィニッシュとしたフルマラソンのみの大会。

■写真はスタートラインに並ぶランナー







やはり1万2千人のスタートや力走するランナーを見て迫力に感
動しました。
ランナーの内訳は合計12,000名の内、県外ランナーが約7,500名
(63%)の内、外国ランナー約1,000名と新幹線開業効果が出て
いる。

■写真は金沢城公園石川門手前のランナー



1位入賞は姉妹都市のロシア・イルクーツクから参加した陸上
インストラクターのビクトル・ウガロフさん(29)、タイム
は2時間17分22秒で「街並みがとてもきれいで気に入った。」
と話した。

主催者発表によると、参加者は11,821人で内、県外が約7,100人、
内海外28か国965人。完走者は11,445人。沿道の応援者は約
20万人となった。

■写真は武蔵が辻のランナー



■写真は金沢駅折り返し地点





■写真は兼六園下のランナー



■写真はコース地図(応援メガホン)

(完)

兼六園の建築物 ④夕顔亭

2015-11-14 04:13:35 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その442(No.687)

◇兼六園の建築物 ④夕顔亭

8)夕顔亭(ゆうがおてい)

瓢池の東岸にある茶室。時雨亭、内橋亭、舟之御亭とならぶ蓮
池庭四亭の一つ。11代藩主治脩が、宝暦の大火(1759)で焼失し
た蓮池庭を復興すべく、翠滝とともに安永3年(1774)に建てた
もので、その地に往時のまま残る園内唯一の建物である。三畳
台目、下座床、相伴席をもつ形式で、京都・藪内家の茶室「燕庵」
とほぼ同じであることから、その写しともいわれている。蹲口
がなく、障子2枚からなる貴人口がある。小間でありながら翠滝
の景観を楽しむ開放的な茶室だ。
夕顔亭の名は、床の袖壁に夕顔(瓢箪)の透かし彫りがあるからで、
これは後世の呼び名である。当時は「中嶋の茶屋」「瀧見の御亭」
とも称されていた。もとは池の中に浮かぶ島に建てられていたが、
明治に入って一部埋め立てられ、現在は陸続きとなっている。

■写真は夕顔亭全景









■写真は茶室



①夕顔亭の竹根石手水鉢(たけねいしちょうずばち)

瓢池たもとの夕顔亭、貴人口側に据えられている。古代ヤシ類の
化石で、1億3000万年前のものと鑑定された。浅野川上流の段丘
堆積層に同種の化石が見つかったことから、この竹根石も古代の
医王山に由来する化石と考えられている。
直径約40cm、中央が空洞で、厚さが5~8cm。空洞部分に水が貯め
られている。胴の高さは20cmほど。手水鉢と名が付いているが、
湯桶石、手燭石、前石はなく、蹲踞の形態ではない。

■写真は夕顔亭の竹根石手水鉢



②夕顔亭の白牙断琴手水鉢(はくがだんきんのちょうずばち)

夕顔亭露地にある立ち蹲踞の手水鉢。高さ45cm、直径85cmで、鉢
の石は金沢の坪野山に産出した黒色の石で、下に敷かれているの
は四角の白色の御影石。黒と白の対比が印象的だ。また役石は能
登産で、木葉石といわれる珍しい化石である。

手水鉢の作者は、5代藩主前田綱紀が寛文年間(1661~1672)に京
都から招聘した名金工・後藤家9代程乗。「金属しか彫れないの
か」という綱紀の言に対して、程乗は「どんな素材でも彫ることが
できる」と応じ、石を彫っていくつかの手水鉢をつくった。これ
はその一つ。

「伯牙断琴」とは中国の歴史書『蒙求』の故事「伯牙絶琴」がよりど
ころで、琴の名手・伯牙には鍾子期というよき理解者がいたが、
彼が亡くなったため、伯牙は終身琴を弾かなかったという話であ
る。手水鉢には、絃を絶った琴を枕にして伏す伯牙の姿が浮き彫
りにされている。

■写真は夕顔亭の白牙断琴手水鉢

(つづく)

兼六園の建築物 ③ 時雨亭、瓢池避雨亭

2015-11-12 04:28:06 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その441(No.686)

◇兼六園の建築物 ③ 時雨亭、瓢池避雨亭

6)時雨亭(しぐれてい)

夕顔亭、内橋亭、舟之御亭とならぶ蓮池庭四亭の一つ。5代藩主
綱紀が延宝4年(1676)に造った蓮池庭の別荘・蓮池御殿は、だん
だん朽ちてきたことから、綱紀が亡くなった翌年の享保10年(1725)
に、6代藩主吉徳によって取り壊され、規模の小さなものに建
て替えられた。それが宝暦の大火(1759)でも焼け残り、補修を
繰り返しながら明治の初めまで建っていたとされる。それが別
名「時雨亭」だ。座敷が10畳と8畳の2つ、御囲と呼ばれる一畳台
目の茶室を含めて7室からなる御亭であった。
現在、長谷池のそばにある時雨亭は、平成12年(2000)にその一
部を復元したもの。茶席として休憩処として来園者に開放され
ている。

■写真は時雨亭玄関



■写真は座敷



■写真煎茶セット



■写真は茶室



■写真は縁側





■写真は離れ座敷



■写真は図面

◇時雨亭紹介ページ(2013.3.12)

時雨亭紹介ページ(2013.3.15)

◇時雨亭紹介ページ(2014.5.28)



7)瓢池避雨亭

瓢池の翠滝右横にある避雨亭。

(つづく)

秋の金沢④ 21世紀美術館、松濤案、山宇亭

2015-11-10 04:24:37 | 日記


秋の金沢2015 ④ (No.685)

◇秋の金沢④21世紀美術館、松濤案、山宇亭

最近気温も低くなり金沢市内もイチョウなどが色づいて来ま
した。今回は21世紀美術館、松濤庵、山宇亭を紹介します。







■写真は21世紀美術館













■写真は松濤案、山宇亭

(つづく)

兼六園の建築物 ②内橋亭、さざえ山避雨亭、舟之御亭

2015-11-09 04:21:03 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その440(No.684)

◇兼六園の建築物 ② 

3)内橋亭(うちはしてい)

霞ヶ池に浮ぶ茶屋。夕顔亭、時雨亭、舟之御亭とならぶ蓮池庭四
亭の一つ。5代藩主綱紀が延宝4年(1676)につくった蓮池庭には、
石川門前から蓮池門にかけて、長さ67間3尺(約122m)、幅4間(約7m
)の調教用の馬場があった。その中ほどに建てられた馬見所が内橋
亭だ。2つの部屋を橋でつないでいたために、この名が付いた。
「馬見の御亭」とも呼ばれていた。
宝暦の大火(1759)で焼失し、11代藩主治脩が安永5年(1776)に再建。
霞ヶ池に移転されたのは兼六園が一般開放された明治7年(1874)
である。水際に8畳の間があり、板縁を通って反橋を渡ると6畳の
水亭である。水亭は3方向が窓となっている。場所は変わったが、
基本的な構造は治脩のつくったものと同じで、往時を偲ぶ貴重な
遺構だ。普段、池に浮ぶ本席は非公開だが、毎年5月7日の開園記
念日茶会の時のみ公開されている。







■写真は内橋亭





4)さざえ山避雨亭

栄螺山(さざえやま)山頂にある御亭・避雨亭が傘のような形を
しており、「からかさ山」という愛称もある。

■写真は栄螺山避雨亭





5)舟之御亭(ふなのおちん)

夕顔亭、時雨亭、内橋亭とならぶ蓮池庭四亭の一つ。舟之御亭は
他の三亭とは違い、舟形をした簡素な四阿である。現在の眺望台
の北西にあり、日本海から白山連峰までのパノラマを楽しむ御亭
だった。消失した時期は不明である。平成12年(2000)に時雨亭と
ともに復元が計られ、梅林を流れる曲水のたもとに建てられた。
古絵図によると4本柱だが、安全面から8本柱となり、左右両側に
は木製ベンチがついて、来園者のための休憩処として蘇った。

■写真は舟之御亭

(つづく)

兼六園の建築物 ①山山御亭、成巽閣

2015-11-06 04:06:21 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その439(No.683)

◇兼六園の建築物 ① 

1)山山御亭(やまさきやまおちん)

■写真は山山



■写真は山山御亭



2)成巽閣(せいそんかく)

13代藩主斉泰が、父である12代藩主斉広の正室・真龍院のた
めにつくった隠居所。造営は文久3年(1863)で、1階は整然とし
た武家書院造、2階は趣向を凝らした数奇屋風書院造と、一つの
棟に2つの様式が巧みに組み込まれた稀有な建物。
柱が1本もない20mの縁側や、障子腰板に描かれた繊細な絵、ギヤ
マンをはめ込んだ雪見障子など、大名家の女性の居宅らしい優美
さにあふれている。

■写真は成巽閣正面玄関



当時は巽新殿と呼ばれていたが、明治7年(1874)に兼六園が一般
開放されたとき、「成巽閣」となった。明治以降、一部の撤去や改
修があったが、主な建物と庭園は造営当時のまま残っている。
昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定。

■写真は兼六園側赤門



内部は撮影禁止なので、下記のブログページをご覧ください。
絵はがきの写真を掲載しています。

□成巽閣紹介ページ①

□成巽閣紹介ページ②


□成巽閣紹介ページ③



■写真は玄関看板



■写真は万年青の縁庭園



■写真はつくしの円庭園



■写真は庭の紅葉



■写真は謁見の間

(つづく)