植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

兼六園の特別名木、名木めぐり ⑦

2015-12-31 04:36:26 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その453(No.711)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ⑦

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただし、その樹木の
花とか若葉、紅葉などはその季節に取材し紹介します。

29)山山のモチ
   国所有、モチノキ

■写真は山山のモチ



30)山山のケヤキ③
   国所有

■写真は山山のケヤキ③



31)山山のケヤキ④
   その他県所有

32)山山のケヤキ⑤
   その他県所有



■写真は山山のケヤキ右より④、⑤



33)山山のケヤキ⑥
   国所有

34)山山のケヤキ⑦
   国所有

35)山山のケヤキ⑧
   国所有

■写真は山山のケヤキ右より⑥、⑦、⑧

*ケヤキ番号は金沢城・兼六園管理事務所資料のナンバーです。

(つづく)


兼六園の特別名木、名木めぐり ⑥

2015-12-29 04:23:10 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その453(No.711)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ⑥

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただし、その樹木の
花とか若葉、紅葉などはその季節に取材し紹介します。

■写真は秋の山山



24)山山下のイチイ
   国所有

■写真は山山下のイチイ



25)山山のイチョウ
   国所有、

26)山山のケヤキ⑫
   国所有

■写真は山山のイチョウ(左)とケヤキ⑫(右)
 *山山御亭より撮影



27)山山のケヤキ①
   国所有

■写真は山山のケヤキ①



28)山山のケヤキ②
   国所有

■写真は山山のケヤキ②
 *氷室あと方面より撮影

*ケヤキ番号は金沢城・兼六園管理事務所資料のナンバーです。

(つづく)

世界遺産セミナー2015参加報告

2015-12-27 04:20:26 | 日記


世界遺産セミナー2015参加報告  (No.709)

12月19日(土)金沢市商工会議所ホールにて「石川
に世界遺産を」推進会議主催の2015年度世界遺産セ
ミナー「前田家の庭園文化と用水」に参加した。

◇「石川県に世界遺産を」推進会議とは

2003年、(一社)金沢経済同友会が「兼六園」と「白
山」を世界文化遺産にしようと提唱したことを起点として
はじまり、12年になります。
世界遺産登録運動の展開によって、白山山麓地域も含め、
ふるさとの歴史や文化遺産を見つめ直し、ふるさとに誇り
と自信を持つという意識が着実に浸透してきている。

■写真は基調講演の進士氏



基調講演として東京農業大学名誉教授進士五十八(しんじ
いそはち)氏が「前田家の庭園文化」と題しての講演を行
った。進士氏はフランスのベルサイユ庭園がブルボン王朝
の経済力をベースに築かれたように、兼六園も前田家の国
力、技術力、の集大成であると指摘。

さらに「日本庭園のすごさは努力の積み重ねにあり、庭園
を結果のみでなく、造成されるまでの背景も知れば、いか
に自分たちにとっても大切なものかがわかる」と述べた。

■写真はパネルディスカッションの様子



続いてパネルディスカッションでは進士氏と師弟関係にあ
る元金沢城・兼六園管理事務所々長の森永寿久氏を進行役
に、石川県土木部次長の丸山隆史氏が金沢城公園の「玉泉
院丸庭園の魅力」と題して発掘から再現までの解説を行い、
特徴として「意匠性の高い石垣群を取り込んだほかに類を
見ない立体的で独創的な城郭庭園。兼六園に対して、藩主
の私的でコンパクトな内庭。池を中心とする典型的な池泉
回遊式の大名庭園と述べた。

■写真は丸山氏資料



続いて金沢市文化財団保護課課長の出越茂和氏が「辰巳用
水と庭園」と題して解説し、辰巳用水は寛永9年(1632)
造営完成となっているが、確証はなく発掘の状況を見ると
寛永6年~9年の間に完成して、隧道の一部分は取水口が
延長された後に完成したのではないか?と述べた。

□「石川県に世界遺産を」推進会議ホームページ


■写真は出越氏資料

(完)

冬の金沢 2015 ③ 金沢駅、四高記念館 

2015-12-25 04:00:13 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その451(No.708)

◇冬の金沢 2015 ③ 金沢駅、四高記念館

今年は3月14日の北陸新幹線で金沢駅を含めて市内が
様変わりしました。JR駅には雪吊り風のクリスマスツ
リーやフォーラスとの間にイルミネーションも出現し、
ついに海鮮丼、昔ながらの洋食堂など行列文化も定着し
てきました。





■写真は金沢駅鼓門







■写真はJR金沢駅新幹線口







■写真は四高記念館 

(つづく)

冬の金沢2015 ② 長町武屋敷跡こもがけ(2)

2015-12-23 04:28:20 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その450(No.707)

◇冬の金沢2015 ② 長町武屋敷跡こもがけ(2)

■写真は大野庄用水方面からの長町武家屋敷跡



■写真は大屋家側からの路地


 
■写真は薦かけ作業



■写真は民家



■写真は大野庄用水



■写真は金沢市中央公民館長町館



■写真は金沢市老舗記念館



■写真は前田土佐守資料完館

(つづく)

冬の金沢2015 ① 長町武屋敷跡こもがけ(1)

2015-12-21 04:25:55 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その449(No.706)

◇冬の金沢2015 ① 長町武屋敷跡こもがけ(1)

長町武家屋敷跡界隈には加賀藩士の中・下級武士の屋敷
の跡が残っており土塀や用水、石畳の残る町並みは風情
ある雰囲気があります。

■写真は香林坊方面からの長町武家屋敷跡



■写真はギャラリーAXIS



◇薦かけ
薦かけは、雪から土塀を保護するもので、浸透した水分
の氷結による損傷や、付着した積雪による土の剥がれを
防いでおり、毎年12月から翌年3月まで設置され、雪
吊りとともに”金沢の冬の風物詩”となっています。

■写真は薦かけ



■写真は金沢職人大学校



■写真は大屋家





■写真は九谷焼鏑木(かぶらき)商舗 

(つづく)

兼六園の特別名木、名木めぐり ⑤

2015-12-18 04:20:45 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その448(No.705)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ⑤

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただし、その樹木の
花とか若葉、紅葉などはその季節に取材し紹介します。

19)根上松(特別名木)特別
   国所有 クロマツ三本幹

◇根上りの松(ねあがりのまつ)

千歳台の明治紀念之標と向かい合うように立っている。兼六園
の松木は約560本。そのほとんどが黒松と赤松である。根上の松
は黒松で、13代藩主斉泰が若松を自ら植えたといわれている。
名の由来は、40数本の根が地上2mまでせりあがることから。これ
は、土を盛り上げて若松を植え、成長にともなって土を取り除
き、今の形につくり上げたものだ。樹齢約200年、高さ15m以上
の堂々たる姿は、唐崎の松とともに兼六園を代表する名松である。

■写真は根上松



20)御花松(右)(特別名木)特別
   国所有 アカマツ

◇御花松(おはなまつ 別名:手向松たむけまつ)

明治紀念之標の左右に立っている赤松を指す。明治13年(1880)に
標が建立された際、京都の東西本願時から手向けられたもので、
手向け松とも呼ばれている。右側がお東、左側がお西からの松だ。
特に左のお花松は右よりも幹周りが太く、枝張りも広く、実に美
しい姿形である。



■写真は御花松(右)



21)御花松(左)(特別名木)
   国所有 アカマツ三本幹



■写真は御花松(左)



22)七福神山裏ノムラモミジ二世
   国所有 イロハモミジ

■写真は七福神山裏ノムラモミジ二世



23)末森松(特別名木)
   国所有 アカマツ

◇末森松

現在三株に分れた幹の松を標示してあるが、故老の話や、昭和5
年1月石川県で発行した園内の平面図によると、明治記念碑の後
方、東坂入口附近に幹が根元の方から二本に分れた松らしくく、
藩主齊泰が藩祖利家の偉業を追慕し能登末森の故城あとより移植
したゆかしいいわれの松だ。

■写真は末森松

(つづく)

兼六園の特別名木、名木めぐり ④

2015-12-16 04:41:38 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その447(No.704)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ④

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただし、その樹木の
花とか若葉、紅葉などはその季節に取材し紹介します。

15)兼六園熊谷(特別名木)
   国所有、二代目オオシマ系



◇兼六園熊谷桜(けんろくえんくまがいざくら)

山桜の園芸品種で、学名も同じで開花は4月中旬頃。ソメイヨシノな
どよりも1週間ほど遅い。中輪一重で、紅鮮やかな緋桜。満開時には
枝を取り巻いて牡丹の形のように咲くところから、牡丹桜の異名が
ある。水戸藩から贈られたと伝わり、樹齢300年といわれている。現
在はひこばえが育ち、花をつけている。

■写真は兼六園熊谷



16)千歳松 (特別名木)特別
   その他県所有、二代目アカマツ

■写真は千歳松



17)兼六園菊桜 右(特別名木)
   国所有、二代目

◇兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)

先代の「兼六園菊桜」は、国の天然記念物であったが、昭
和45年(1970)に枯死しました。現在、兼六園に植えら
れている2本は、佐野籐右衛門さんらのご努力によって、
先代の枝から「接ぎ木」によって増殖されたものです。今
は、国の天然記念物ではありません。

■写真は兼六園菊桜(2013.5.3撮影)



18)兼六園菊桜 左(特別名木)
   その他県所有、二代目三本幹

菊桜は八重桜の類で、花弁がおおむね70枚以上になるもの
を「菊桜」と呼ぶようで、石川県には、菊桜が特に多くて、
「気多白菊桜」「阿岸小菊桜」「火打谷菊桜」「名島桜」
「善正寺菊桜」「来迎寺菊桜」等の菊桜が知られている。
他の菊桜の多くは花弁数が200枚程度であるのに比べて
「兼六園菊桜」では250枚くらいあり、また、年とともに
多くなる傾向をもつということで、 先代では300枚くらい
になっていたという。



つぼみ時は濃紅色。咲きだすと外側の花弁が淡紅色で中心
部は濃紅色。満開時にはうすいピンク。散りぎはには白。
花が終わったときに、花弁が散るのではなく、花柄(かへ
い)ごとポロリと落ちることも特長とされている。

■写真は兼六園菊桜



兼六園菊桜(左)は2代目で45年くらいたっており、今
年は経過観察中となり、12月に移動され、来年3月に3
代目となる予定。

■写真は兼六園菊桜(2015年経過観察中)



■写真は兼六園菊桜(2013.5.3撮影)

(つづく)

兼六園の特別名木、名木めぐり ③

2015-12-14 04:33:51 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その446(No.703)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ③

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただし、その樹木の
花とか若葉、紅葉などはその季節に取材し紹介します。

石川門の前の桂坂より、千歳台、山山、霞が関、瓢池、
真弓坂を経由桂坂の順で巡ります。

■写真の雪吊りはすごもりの松、左がクロマツ



10)播州松二世(特別名木)
   その他県所有、アカマツ二代目

■写真は播州松二世



11)七福神クロマツ
   国所有、クロマツ

◇七福神山(しちふくじんやま)

曲水にかかる雪見橋の正面にある築山。七福神に見立てた
七つの自然石を配してあることから、この名が付いた。別
名、福寿山。一説には竹林の七賢人(稽康、阮籍、山涛、
向秀、劉伶、阮咸、王戎)になぞらえたともいわれる。中央
にある主木のアカマツは、鶴が巣をつくったことから、「巣
ごもりの松」とも呼ばれている。



12)すごもりの松(特別名木)
   国所有、アカマツ三本幹

◇すごもりの松

曲水にかかる雪見橋正面の七福神山中央に立っている赤松。
山の主木である。鶴が巣をつくり籠もったということから
名が付いた。七福神山は12代藩主斉広が建てた竹沢御殿の
書院から眺める庭園としてつくられたもので、巣ごもりの
松は当時から植えられていたものと考えられている。

■写真はすごもりの松、クロマツ



13)乙葉松(特別名木)
   県所有、二代目アカマツ

■写真は乙葉松



14)塩竃桜(特別名木)

◇塩竈桜(しおがまざくら)

桜の名所、塩竈神社神社に伝わる八重桜で、かつて千歳台
の地蔵堂の後方にあった。初代は、文政5年(1822)に12代
藩主斉広が竹沢御殿を造営した際、中庭に植えたもの。高
さ約10m、周囲約7mの大木で花も大ぶりであった。その木は
昭和32年(1957)に枯死し、2代目として塩竈神社神社か
ら幼木をもらって育てたが、昭和53年(1978)に枯死、3
代目は平成7年(1995)に倒れてしまった。現在の桜は平成
14年(2002)春に塩竈神社から割愛して4代目として植え
付けられたものである。



■写真は塩竃桜

(つづく)

兼六園の特別名木、名木めぐり ②

2015-12-12 02:54:32 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その445(No.702)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ②

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただし、その樹木の
花とか若葉、紅葉などはその季節に取材し紹介します。

石川門の前の桂坂より、千歳台、山山、霞が関、瓢池、
真弓坂を経由桂坂の順で巡ります。

□名木とは
庭園景観を構成する重要な景観木。

□特別名木とは
名木の中で特に名前が付けられ、古くから親しまれている
主要景観木。





6)唐崎の松(特別名木)
  国所有、クロマツ二本幹

◇唐崎松

月見橋の傍らにあり、霞ヶ池に面して立っている。兼六園の松木
は約560本。そのほとんどが黒松と赤松である。唐崎の松は黒松
で、13代藩主斉泰が松の名勝地、琵琶湖畔の唐崎から種子を取り
寄せて育てたもの。地面を這うように広がる見事な枝振りの松で、
特に円錐形の雪吊りが施された様子は兼六園を代表する景観の一
つである。
また、5人の庭師が8月の1ヶ月間かけて行う剪定作業も恒例行事。
はさみをほとんど使わず、手で前年の古葉を1本1本とっていく
「古葉むしり(透かし剪定)」という手法で行われている。




■写真は唐崎松



7)玩月(がんげつ)松(特別名木)
  国所有、アカマツ三本幹

◇玩月の松(がんげつのまつ)

曲水に架かる月見橋のたもとにある赤松。この松の辺は季節に
よって変わる月の出を愛でる最高の場である。
月見灯籠、月見橋など月にちなむ設えが集中している



■写真は玩月松



8)姫小松(特別名木)
  その他県所有、ゴヨウマツ二代目

◇姫小松(ひめこまつ)

眺望台の曲水沿いに、初代の根株と2代目姫小松がある。天正11
年(1583)に初代藩主利家が金沢城へ入城し、その後間もなく、
現在の千歳台に宝円寺を建立した。初代姫小松はこのとき植え
られたものと考えられている。推定樹齢500年の園内一の老木で、
幹が6本もあり、その枝振りの良さも園内一だったという。平成7
年(1995)に枯死と断定され、伐採された。2代目姫小松は、昭和
45年(1970)に呼び接ぎのために植えられた若木が育ったもの。

■写真は姫小松



■写真は姫小松一代目の根



9)旭桜(特別名木)
  国所有、ヤマザクラ系二代目

◇旭桜(あさひざくら)

初代の旭桜は、白山地方のヤマザクラの大木で、園内第一の
老樹であったため大桜と呼ばれていた。 かつて、この桜を
兼六園に運ぶために、道筋の50件の家を取り壊し500人
の人夫がかかったという。 しかし、昭和12年頃に枯死し、
現在は2代目。 ソメイヨシノなどの花びらが散った頃に、
旭桜が満開になる。



■写真は旭桜

(つづく)

兼六園の特別名木、名木めぐり ①

2015-12-10 04:37:13 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その444(No.701)

◇兼六園の特別名木、名木めぐり ①

兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本
ある。今回はこの名木を紹介します。ただしその樹木の花
とか若葉とかはその季節に取材して都度紹介します。

石川門の前の桂坂より、千歳台、山山、霞が関、瓢池、
真弓坂を経由桂坂の順で巡ります。

□兼六園の樹木数

兼六園には8,176本の樹木があり、うち、推定樹齢
100年を超える樹木が354本。約3,500の生垣の
樹木がある。(2015年1月現在)



1)桂坂入口手前のタブ
  国所有、タブノキ

■写真は桂坂入口手前のタブ



2)桂坂カツラ二世(ヒコバエ)
  国所有、カツラ

■写真は桂坂の桂



3)桜が岡の大モミジ二世
  国所有、イロハモミジ

■写真は桜が岡のもみじ



4)虎石のシイ
  県所有、スタジイ

◇虎石(とらいし)

霞ヶ池北岸の徽軫灯籠そば、シイノキの木陰の笹薮にある。虎が
前足を低くして吼えている姿に似ている自然石。能登外浦の曽々
木か福浦辺りの産といわれている。獅子巖、龍石とともに兼六園
の要石である。

■写真は虎石のシイ


 
5)ことじ灯籠のもみじ
  県所有、イロハモミジ

◇徽軫灯籠(ことじとうろう)

現在兼六園のシンボルであり、写真撮影ポイントになっている徽
軫灯籠は、霞ヶ池の北岸にある。

脚が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱に似ていることから
名が付いた。この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠の変形で、
高さ2m67cm。一脚は水中にあって高さ2m、陸にあるもう一方は80
cm。この不均衡さが美しいとされる。もとは同じ長さであったが、
明治時代に何らかの理由で片足が折れたものといわれる。傍らの
紅葉の古木と手前の虹橋(琴橋)が一体となった景色は一幅の絵の
ようで、兼六園を代表する景観となって
いる。



■写真はことじ灯籠のもみじ

(つづく)

秋のいしかわ 白山市瀬戸、鳥越、羽咋市神子原

2015-12-09 04:56:02 | 日記


秋のいしかわ2015  (No.700)

◇秋のいしかわ 白山市瀬戸、鳥越、羽咋市神子原

夜泣きイチョ」の由来は昔、この樹の上に棲ついた天狗が
夜になると時々大きな声で泣いたとの説話によるもので、
また、江戸時代の終り頃にできたとされる地元の民謡「お
おつえくずし』にも名所の一つとして戸のイチョウの木
と謡われるなど、古くから親しまれてきた」とあります。

■写真は瀬女道の駅





瀬戸神社の祭神は、白山神社と同じ菊理媛神(くくりひめ
のかみ)、伊弉諾神、伊弉冉神です。文禄4年(1595年)の
創立と伝えます。

このイチョウは、石川県内では七尾市の「伊影山神社のイ
チョウ」(県指定天然記念物)と並ぶ最大級のイチョウと
されます。標高345mの豪雪地帯であるここ手取川上流で、
これほどの年月をかけて生長したイチョウは珍しいとされ
石川県天然記念物(H16年)に指定。
幹周9.8m、樹高/35.0m。樹齢500年以上。

■写真は瀬戸の夜泣きイチョウ





■写真は鳥越の満天星つつじ



■写真はなかうみ

(撮影:2015.11.21)



□高級ブランド米「神子原産米」
日本の原風景が広がる石川県羽咋市神子原(みこはら)地
区。神子原は、富山県と県境を接する能登の碁石ヶ峰のふ
もとの山間の地域で、昼と夜との寒暖の差が大きいため、
美味しい米作りに適しています。



日蓮宗僧侶でありながら羽咋市の職員である高野誠鮮(た
かの・じょうせん)氏はローマ法王に神子原米をローマ法
王に食べさせて、一躍ブランド米に育てたスーパー公務員。

■写真は羽咋市神子原地区









取材当日におにぎりを買い食べましたが、大変おいしかっ
たです。ぜひたべてほしい!!

能登神子原米ホームページ


■写真は神子原産農産物直売所

(完)

秋の金沢 ⑫ 寺島蔵人邸 

2015-12-07 04:29:18 | 日記


秋の金沢2015 ⑫ (No.699)

◇秋の金沢 ⑫ 寺島蔵人邸 

寺島蔵人邸は敷地内に遺る家屋、土蔵、土塀および庭園が
江戸時代の中級武家屋敷の様子を伝えるものとして、昭和
49年(1974)3月金沢市指定文化財史跡となった。昭和
51年(1976)5月から寺島啓氏が一般公開を始められ、
同63年(1988)10月、氏のご厚意により土地・建物・伝
来の所蔵品を金沢市に寄付された。蔵人自筆の書画、遺愛
品のほか寺島家ゆかりの品々は平成6年(1994)4月金沢
市指定文化財歴史資料となった。

■写真は寺島蔵人邸門



◇乾泉庭
家屋の北側と東側には池泉回遊式の庭園が広がり、春はド
ウダンツツジの開花、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色
と四季折々の姿をあらわします。池は水のない枯池で、庭
園の名称「乾泉」の由来となっています。



■写真は座敷からの紅葉



■写真は樹齢300年といわれる満天星つつじ







■写真は乾泉庭

◇四畳の間
文化5年(1808)寺島邸を訪れた浦上玉堂がここで琴を弾
いたと伝えられています。



■写真は四畳の間

(撮影:2015.11.21)

(つづく)

秋の金沢 ⑪ 尾山神社、尾崎神社

2015-12-04 04:30:10 | 日記


秋の金沢2015 ⑪ (No.698)

◇秋の金沢 ⑪ 尾山神社、尾崎神社

□尾山神社の概況

慶長4年(1599)に加賀藩藩祖前田利家を祭り創建された
卯辰八幡社(現宇多須神社)を、明治6年(1873)に卯辰
山から金沢城の出丸金谷御殿跡地(現在地)に移し、本殿、
拝殿が建てられ、尾山神社としました。尾山神社の神門は
明治8年(1875)に完成したのですが、神門の和洋中の三
様式が取り入れられた五色のギヤマンが綺麗です。

■写真は拝殿



現在の尾山神社は、平成10年(1998)に利家の妻まつも
合祀され、2000年に新たに前田利家公とその妻まつの像が
新たに建立されました。

尾山神社の右横に歴代藩主、正妻を祀る金山神社がある。

■写真は鳥居と神門



■写真は11月に完成のモダンな授与所









■写真は金谷神社前の紅葉



■写真は尾山神社菊桜と拝殿





■写真は尾山神社の庭



□尾崎神社の概況

寛永18年(1641)、前田利常の時、日光東照宮の神霊
を勧請して金沢城内に社殿を造営した。寛永20年(1643)
9月落成したので鎮座祭を執行して、別当所をおいて神
護寺と称した。朱塗りの社殿には徳川家康の紋が散りば
められ、金沢城の江戸、北陸の日光と呼ばれ崇められた。



廃藩後、城内は陸軍省の所管となり、明治11年(1878)
現在地に移った。
昭和25年(1950)文部省重要文化財指定。



■写真は尾崎神社拝殿

(撮影:2015.11.21)

(つづく)

秋の金沢 ⑩ 近江町市場、武蔵が辻

2015-12-02 04:31:50 | 日記


秋の金沢2015 ⑩ (No.697)

◇秋の金沢 ⑩ 近江町市場、武蔵が辻

◇近江町市場

加賀野菜や加能ガニなど、金沢自慢の食材を買い求めるな
ら近江町市場が便利です。江戸時代に始まった歴史のある
市場で、魚介、青果、精肉店など約170の店が軒を連ね、金
沢市民の台所として親しまれています。

寿司屋や食堂など市場ならではの活気のある飲食店も多く、
食事にも利用できる。金沢観光の人気スポットです。





新幹線がが開業し回転すしや海鮮どんぶり、近江町コロッ
ケなど金沢にも行列文化がやってきました。

■写真は近江町市場





■写真は加能がに甲箱がに



■写真はぶりの子ふくらぎ





■写真はのどぐろ





■写真は武蔵が辻金箔ツリー

(撮影:2015.11.15-21)

(つづく)