植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

西田家庭園 玉泉園(その1)

2014-07-30 04:49:31 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その291(No.467)

◇西田家庭園 玉泉園(その1)

西田庭園・玉泉園(ぎょくせんえん)は、石川県金沢市
に所在する池泉回遊式庭園である。園内には金沢最古の
茶室・灑雪亭(さいせつてい)や裏千家寒雲亭の写しの
茶室がある。(現在はラストランとして使用)

■写真は玉泉園門



■写真は隠れ切支丹灯篭



江戸時代初期に前田家重臣四台脇田直賢(なおかた)か
ら四代九平衛まで約100年を費やして、江戸中期の完成
した武家庭園である。兼六園より約120年近く古い歴史を
誇り上下二段式の池泉回遊式庭園で本庭、西庭、東庭か
らなっている。

■写真は筒胴型飾り手水鉢



■写真は西庭のこけ灯篭



■写真は四阿(あずまや)



庭の名前は加賀藩二代藩主前田利長の正室「玉泉院」か
ら命名されに因む。この地方の都市部としては珍しいミ
ズバショウが自生する。

■写真は本庭水芭蕉群生池



■写真は本庭主池



■写真は本庭主池岩



■写真は越前国松平家伝承手水鉢



■写真は東滝

(つづく)

観光施設で抹茶を飲む(6)かなざわ玉泉亭①

2014-07-28 04:52:24 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その290(No.466)

◇金沢茶の湯めぐり その1-6(観光施設で抹茶を飲む)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

◇観光施設で抹茶を飲む(6)かなざわ玉泉亭①

西田庭園・玉泉園(ぎょくせんえん)は、石川県金沢市
に所在する池泉回遊式庭園である。園内には金沢最古の
茶室・灑雪亭(さいせつてい)や裏千家寒雲亭の写しの
茶室がある。(現在はラストランとして使用)

■写真はかなざわ玉泉亭門



■写真は玄関



「かなざわ玉泉亭」は築200年を越す江戸時代末期の邸
宅を現代的にアレンジした趣きあふれるガーデンレスト
ランで、今年4月にオープン!
食事やお茶、和菓子を楽しみながら、石川県指定名勝
「玉泉園」を観賞できる。

住所:金沢市小将町8-3
Tel:076-256-1542

■写真はレストランより西庭を見る





■写真は玉泉亭茶室「寒雲亭」外観



■写真は西庭からレストランを見る



■写真は抹茶とお菓子

玉泉園ホームページ
http://www.gyokusen-tei.jp/

金沢城公園の夏2014

2014-07-26 04:45:25 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その289(No.465)

◇金沢城公園の夏2014 

○金沢城公園の概略
加賀藩の居城であった金沢城の城址を整備してつくられた
公園。園内には、木造城郭建築として五十間長屋や菱櫓、
橋爪門続櫓などの歴史的建造物が復元されています。
15年春の北陸新幹線開業に向けて、橋爪二の門、枡形塀
の再建と玉泉院丸が整備されている。

■写真は石川門



■写真は工事中の橋爪二の門



■写真は橋爪二の門完成図



■写真は二の丸公園からの菱櫓



■写真は三十間長屋



■写真は整備中の玉泉院丸



■写真は玉泉院丸完成イメージ図

玉泉院丸庭園の紹介ビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=t3yKQJYzHns&feature=youtu.be

兼六園の夏2014

2014-07-24 04:35:56 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その288(No.464)

◇兼六園の夏2014

○兼六園の概略
兼六園は、江戸時代の回遊林泉式庭園の特徴を今日
に残す代表的名園で、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と
ともに日本の三名園と称されている。築庭は延宝3年
(1676)加賀5代藩主綱紀に始まり、約170年を費やした。

宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼ね備
えるという意味から命名された。

■写真は真弓坂入口



■写真は瓢池の翠滝







■写真は夕顔亭



■写真は夕顔亭掛け軸





■写真はさざえ山から霞が池



■写真は雁行橋



■写真はことじ灯篭



末永くお幸せに!!

■写真はことじ灯篭前の花嫁

茶道具の名品を堪能できる施設 2)金沢市立中村記念美術館

2014-07-22 04:42:32 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その287(No.463)

◇金沢茶の湯めぐり 3-2(茶道具の名品を堪能できる施設)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

■写真は中村美術館全景



□茶道具の名品を堪能できる施設

2)金沢市立中村記念美術館

金沢で酒造業を営む実業家で茶人の故中村栄俊氏が収集し
た美術品が金沢市に寄贈され、金沢市立中村記念美術館と
し発足した。所蔵品は、茶道具、近世絵画、古九谷、加賀
蒔絵など、現在、重要文化財5点、県指定文化財1点、市指
定文化財8点をはじめ約千点を数えます。旧中村邸、茶室
「梅庵」、茶室「耕雲庵」は貸室として茶会などに利用で
き、日本庭園を眺める本館呈茶席では、ご希望の方に抹茶
を提供している。

・住所: 金沢市本多町3-2-29
・電話: 076-221-0751
・営業: 9:30~17:00
・休日: 12/29~1/3・展示替え期間
・入館料:300円(茶菓券200円・300円)

■写真は玄関



■写真は1Fロビー







■写真は2F展示室



■写真は1F茶室



■写真は茶碗が選べる



■写真は抹茶



■写真は庭と耕雲庵

中村美術館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/

楽しい!金沢ことば(その1)「変化する北陸の方言」

2014-07-20 08:31:03 | 日記


楽しい!金沢ことば(その1)「変化する北陸の方言」(No.462)

7月19日(土)フレッシュ「新三々塾」夏期講座、金沢大
学加藤和夫教授の「変化する北陸の方言」と題した講座が
石川県四高記念文化交流館2Fで開催され参加した。

□三々塾とは
旧四高生が修養と勉学の場として、共同で自主的に生活し
た下宿。創設は明治33年。旧四高特有の制度で、発足当
時、北条時敬校長が顧問となり西田幾多郎教授が指導した。

■写真は石川県四高記念文化交流記念館



■写真は開講あいさつする林勇二郎塾長(元金沢大学学長)



◇「変化する北陸の方言」~JR北陸線沿線4世代調査から
~講義内容

方言には、地方ごとに生まれたことばもあるが、むしろそ
の多くは、かつての中央地域(京都を中心とした近畿地方)
の言葉が伝わる過程で、あるいは地方に伝わった後に、変
化させたり(音声変化したり)意味を変えたりしたもので
ある。

北陸へのことば伝送は①陸上(京都~滋賀~福井~金沢)
②海上(京都~敦賀~金沢~能登)③陸上ダイレクト(京
都~金沢)であったと考えられる。

江戸時代には強固な幕藩体制を背景に全国に花開した方言
は、明治時代になって一転、国家統一のためにことばの統
一の方向が示され、国定教科書による標準語教育(方言撲
滅・方言矯正)が学校教育・国語教育のスローガンになる。

■写真は講義風景



戦後の方言(方言意識)をめぐる変化は第Ⅰ期方言撲滅期
(1960年代以前)。第Ⅱ期方言再発見期(1970年代~1980
年代)・・地方の時代(地方の見直し)と方言の見直し、
方言衰退への危機感。第Ⅲ期方言と共通語の共生期・・方
言の豊かさとその価値・役割への気づき、娯楽としての方
言と変化している。

加藤教授はこれからの時代、どこに行っても同じ風景(東
京のコピー)、食べ物や言葉ではなく、地方特有のものが
あって初めて楽しさがある。
金沢は新幹線開業により、歴史や史跡、歴史的建築、食文
化に加えて、もてなしの心で方言をもっと活用・紹介すべ
きではないかと訴えている。私もこの考え方に賛同する。

■写真は加藤和夫教授



加藤教授は共同研究「JR北陸線沿線グロットグラム調査
(富山県~京都)」を2007~2008年に実施した。その結果
で「つらら」「あぐらかく」「ダラ」「イジッカシー」
「ゴボル」などの分布図やグロットグラムの説明頂いた。

■写真は全国アホ・バカ分布図(当日資料より)



■写真はだら・だらずの分布(当日資料より)



興味あったのは「ダラ」でこのことばは石川県、富山県だ
けの方言と思っている人は多く、語源は真宗王国の土地柄
もあって、「陀羅尼教(だらにきょう)」「陀羅尼仏(だ
らにぶつ)」「阿呆陀羅教(あほだらきょう)」に由来す
ると考える人がいるが、もとは京都あたりで生まれた「あ
ほ・ばか」を意味する「たらず(足らず)」が北陸に伝わ
るうちに「たらず」⇒「だらす」⇒「だら」と形を変えた
ものと考えられる。この「だら」は石川・富山、「だらず」
は鳥取・島根、「たらず」は新潟県の一部に分布する。

■写真はだらの北陸グロットグラム(当日資料より)



■写真は加藤教授監修の「新頑張りまっし 金沢ことば」

金沢駅百番街「あんと」オープン!

2014-07-19 06:02:59 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その286(No.461)

◇金沢駅百番街「あんと」オープン!

JR西日本グループで高架下商業施設、金沢ターミナル開発
株式会社は7月17日(木曜日)10時。JR金沢駅内の
「金沢百番街」の”旧おみやげ館””旧あじわい館”を一
体化させ、東口から西口まで見通せる「あんと」がオープ
ンした。

■写真は西エントランス



■写真は金沢駅西口



□「あんと」とは?
 ①「ありがとう」を意味する金沢の方言「あんやと」か
ら、多くの人に伝えたい感謝、元気、温もりの意味を込め
た。

 ②ひらがなで「あ」~「ん」まで銘菓、食品、工芸品な
ど全てを集め、お客様をお出迎えする施設であるよう願い
を込めた。

■写真はあんとロゴ



□コンセプト
「あんと」は「OLD MEETS NEW 金沢」な場所金沢って新
しい、をここから!

■写真は金箔さくだ



■写真は九谷焼





■写真はお菓子コーナー



■写真は地酒コーナー



■写真はあじわい小路



■写真はあんとのパンフレットイメージ



■写真はレイアウト図

金沢百番街ホームページ
http://www.100bangai.co.jp/

茶道具の名品を堪能できる施設 1)大樋美術館・十代大樋長左衛門窯

2014-07-18 04:46:17 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その285(No.460)

◇金沢茶の湯めぐり 3-1(茶道具の名品を堪能できる施設)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

■写真は全景



□茶道具の名品を堪能できる施設

1)大樋美術館・十代大樋長左衛門窯

裏千家始祖・仙叟・千宗室とともに金沢に同行した、初代
・大樋長左衛門から、現十代長左衛門まで、大樋焼は窯元
として約340年以上にわたり金沢の茶道文化に深く関わって
きました。初代は京都の楽家で学んだ楽焼を金沢に伝え、
独自の 「飴?」によって、抹茶の緑との配色が美しく温か
な手触りとともに、以後、茶陶として高い評価を受けるよ
うになりました。大樋美術館では、歴代の名品、そして金
沢の茶道文化を見ることができる。

■写真は入口



また、大樋家邸内(金沢市指定建造物)には「芳土庵」な
どの茶室、庭には樹齢450年を超える「折鶴の松」(金沢
指定樹木)などがあります。

・住所: 金沢市橋場町2-17
・電話: 076-221-2397
・営業: 9:00~17:00
・休日: 無休
・入館料:700円

■写真は店舗玄関



■写真は店舗内



■写真は大樋美術館全景



■写真は1Fロビー



■写真はB1F展示



■写真は2F展示



■写真は3Fホール

大樋美術館ホームページ
http://www.ohimuseum.com/ohi_museum/index.html

金沢市立茶室めぐり(11)耕雲庵(こううんあん)②

2014-07-16 04:40:34 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その284(No.459)

◇金沢茶の湯めぐり 2-11(金沢市立茶室めぐり)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

◇金沢市立茶室めぐり(11)耕雲庵(こううんあん)②

■写真は小間(移築部分)



■写真は小間水屋



■写真は広間外観



■写真は小間外観(移築部分)



■写真は耕雲庵図面



■写真は耕雲庵地図

今回で金沢市立の茶室紹介は終了します。各茶室は半日
千円台から借用することができ、また見学も気軽、親切
に対応していただき感謝します。
これらの歴史的財産を大切に保存、活用して「茶の湯の」
魅力を体験してみてはどうでしょうか??

ちなみに耕雲庵使用料は午前 2,625円/午後 2,625円です。

中村美術館施設紹介ページ
http://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/info/info_troom.html

金沢市立茶室めぐり(11)耕雲庵(こううんあん)①

2014-07-14 04:42:05 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その283(No.458)

◇金沢茶の湯めぐり 2-11(金沢市立茶室めぐり)①

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。


■写真は中村美術館より耕雲庵(5/17撮影)



◇金沢市立茶室めぐり(11)耕雲庵(こううんあん)

茶室耕雲庵小間は江戸時代末期に金沢の近郊、粟崎の海運
業木屋藤右衛門が建てたと伝わる宗旦好み、貴人口、下座
床の茶室です。その後、横山家(高岡町・鉱山業)、辰村家
(清川町・茶人)、中村家(寺町・酒造業)へと移りった。
中村栄俊氏の長男栄一郎氏からのご寄贈により平成13年、
当館に移築、広間は小間の移築にあわせて新築しました。
茶会、句会、香席などに利用できる。
(中村記念美術館ホームページより)

・見学時間: 見学の方は中村記念美術館へご連絡ください。(無料)
       TEL=076-221-0751(旧中村邸、梅庵も同じ)
・休館:   年末年始

■写真は門



■写真は玄関



■写真は取次の間



■写真は広間



■写真は広間から中村美術館を見る



■写真は広間水屋

(つづく)

金沢市立茶室めぐり(10)梅庵(ばいあん)

2014-07-11 04:40:22 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その284(No.457)

◇金沢茶の湯めぐり 2-10(金沢市立茶室めぐり)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

■写真は梅庵門



◇金沢市立茶室めぐり(10)梅庵(ばいあん)

茶室梅庵は昭和41年、中村栄俊氏が財団法人中村記念館の
開館にあわせて新築した茶室です。8畳の広間は舟底天井
など裏千家の茶室寒雲亭の様式を取り入れた造りに特色が
あります。3畳中板の小間は移築前の中村家住宅(旧中村邸)
の中にあった茶室を移設したものです。小立野台の森が迫
り、辰巳用水の水音が響く深山幽谷のような風情の中で、
茶会などに利用できる。
(中村記念美術館ホームページより)

・見学時間: 見学の方は中村記念美術館へご連絡ください。(無料)
・休館:   年末年始

■写真は手水鉢



■写真は縁側





■写真は茶室



■写真は小間



■写真は水屋



■写真は庭



■写真は梅庵図面



■写真は梅庵地図(中村邸の庭)

中村美術館施設紹介ページ
http://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/info/info_troom.html

金沢市立茶室めぐり(9)旧中村邸

2014-07-08 04:11:28 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その283(No.456)

◇金沢茶の湯めぐり 2-9(金沢市立茶室めぐり)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

■写真は旧中村邸全景



◇金沢市立茶室めぐり(9)旧中村邸

旧中村邸は昭和3年(1928)酒造業中村家の住宅として旧元
車町(現長土塀3丁目)で建築された。現在地に移築・改装
後、同41年から平成元年まで中村記念美術館の本館として
使用され、新館開館後再度改装し、茶会や花展など多
目的に利用できる。
間口6間の重厚な正面外観、2階座敷の2間幅の床、付書院
や棚の造り、春日杉の天井板などが旧家のたたずまいを伝
えている。

・見学時間: 見学の方は中村記念美術館へご連絡ください。(無料)
・休館:   年末年始

■写真は玄関



■写真は1F板の間



■写真は1F寄付



■写真は1F座敷



■写真は1F図面



■写真は2F大広間



■写真は2F欄間



■写真は2F水屋



■写真は2F図面



■写真は旧中村邸地図

撮影:2014.5.17

中村美術館施設紹介ページ
http://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/info/info_troom.html

金沢市立茶室めぐり(8)流芳苑(りゅうほうえん)

2014-07-04 04:58:50 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その282(No.455)

◇金沢茶の湯めぐり 2-8(金沢市立茶室めぐり)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

■写真は金沢卯辰山工芸工房全景



◇金沢市立茶室めぐり(8)流芳苑(りゅうほうえん)

金沢卯辰山工芸工房は平成元年11月1日、金沢市制100周年記
念事業として、金沢の優れた伝統工芸の継承発展と文化振興
を図るための工芸の総合機関として設立された。

金沢は、古くから工芸の盛んな街として知られていますが、
この地域の工芸の発展は、加賀藩御細工所の活動にさかのぼ
ることができます。当工房では、その御細工所の精神を基盤
に、創造的なものづくりを通し時代の変化に対応しうる工芸
家の育成を目指している。また、工芸資料の展示、あるいは
市民工房の開設を通し、工芸を中心とする文化の継承発展に
努めている。

■写真は入口看板



会館の展示室の後ろに茶室、水屋、座敷が併設され、流芳苑
と名ずけられ、お茶会や会合に利用でできる。

・見学時間: 開館中はいつでも見学可
・休館: 毎週火曜日(ただし、火曜日が祝祭日の場合は、水曜日) 年末年始

■写真は流芳苑玄関



■写真は茶室待合



■写真は茶室



■写真は茶室床の間



■写真は大広間



■写真は水屋



■写真は金沢卯辰山工芸工房展示室



■写真は金沢卯辰山工芸工房地図

金沢市立茶室めぐり(7)松涛庵(しょうとうあん)

2014-07-02 05:55:18 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その281(No.454)

◇金沢茶の湯めぐり 2-7(金沢市立茶室めぐり)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。

■写真は入口



◇金沢市立茶室めぐり(7)松涛庵(しょうとうあん)

この建物は江戸時代末期、加賀藩13代藩主 前田斉泰(文化8
年~明治17年/1811~1884)により、江戸根岸の隠居所「冨有
園」の居室として建築されたものです。天井や柱が紅殻塗り
であったことから「赤い間」と呼ばれていました。
その後、鎌倉の別邸への移築を経て、昭和11年(1936)前田
家16代利為(明治18年~昭和17年/1885~1942)により、独立
した数奇屋風の茶室として整備され「松涛庵」と命名された。

■写真は手水鉢





昭和54年(1979)金沢市内に移築され、平成13年(2001)金
沢市が取得したもので、江戸時代末の風情を今に残す貴重な
建造物であり、今回の移築にあたっては、この雰囲気を伝え
ることに努めるとともに、新たに椅子点前による立礼席と水
屋などを増築しています。

・見学時間: 9:00~17:00
・休館: 月曜・年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)

■写真は立礼茶室



■写真は茶室





■写真は抹茶・お菓子

写真は2013.5.4撮影



■写真は松涛庵地図



■写真は茶室(2013.12.22撮影)





■写真は庭(2013.12.22撮影)