植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇寺町寺院群巡り-7 光専寺、堅正寺、立正寺、西然寺

2020-01-29 04:43:50 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1735)

日頃ぶらりと訪れている寺町寺院群で、季節ごとのリポートしているが、金沢市発行の「静音の小径(しずねのみち)」資料をもとに、全寺社をくまなく巡ってみようと思い立った。すでに、お参りしレポートした寺社はリンクを張り付けて、詳しく見ることができるようにした。全68寺社となりました。お楽しみにご覧ください。 

◇寺町寺院群巡り-7 光専寺、堅正寺、立正寺、西然寺

○寺町寺院群概要

寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、65の寺院、神社が立ち並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。

*参考資料:静音の小径(金沢市観光協会発行)、インターネット





25)普濶山光専寺(こうせんじ)

宗派:真宗大谷派
由緒:
文明年間(1469~87)、僧・慶緑が蓮如上人に従って加賀を布教した折、石川郡末村に創建した。三世・慶俊の時、佐々成政の重臣・黒川又右衛門が当寺に入って僧となり、慶珍と称して四世となった。慶珍は本願寺と誓願寺の紛争が起こった際、一隊の将となり、本願寺のために戦い功を奏した。この際、本願寺より梵鐘が与えられた。天正年間(1573~92)、加賀の一向一揆が本山に対抗したので、慶珍が鎮定した。天正年間、金沢に移転し、元和年間(1615~24)泉野に移り、その後、下近江町を経て、万治4年(1661)、現在地の転じた。当寺の鐘は、元禄5年(1692)、住持である寂道誓のために金沢尾張町に住んでいた、森下屋八左衛門正勝が寄進したものである。
住所:金沢市野町3-2-37

■写真は光専寺



26)賢方山堅正寺(けんしょうじ)

宗派:真宗大谷派
由緒:正徳3年(1713)皆恵により創建された。
住所:金沢市野町3丁目2-36

■写真は堅正寺



27)源入山立正寺(りっしょうじょじ)

宗派:法華宗
由緒:
承応2年(1653)小幡宮内の与力、馬杉九郎兵衛の発起により光要院日達上人を開山として創建された。はじめは六斗林にあり、本光寺と称していた。延宝8年(1680)、泉野村を請地として映った。当時は田んぼの中に一カ所だけ建っていたので「田んぼ本光寺」と呼ばれていた。昭和のはじめに妙安寺を合併して、統一山・立正寺と改めた。平成7年、法華宗(真門流)に属する。
住所:金沢市野町3丁目2-15



■写真は立正寺



28)無碍山西然寺(さいねんじ)

宗派:真宗大谷派
由緒:昭和24年(1949)に創建されました。現堂宇は昭和46年に建てられたものです。
住所:金沢市野町3-12-4



■写真は西然寺

(つづく)

〇寺町寺院群巡りバックナンバー(寺町寺院群巡り1~10)

◇寺町寺院群巡り-1 雨宝院、徳龍寺、神明宮、大蓮寺

◇寺町寺院群巡り-2 徳法寺、瑞泉寺、願念寺、因徳寺

◇寺町寺院群巡り-3 弘願院、妙立寺、本長寺、眞長寺

◇寺町寺院群巡り-4 寶勝寺、承証寺、極楽寺、西方寺

◇寺町寺院群巡り-5 三光寺、金剛寺、常松寺、香林寺

◇寺町寺院群巡り-6 国泰寺、少林寺、 全昌寺、千手院

◇寺町寺院群巡り-8 泉野菅原神社、玉泉寺、玉龍寺、月照時

◇寺町寺院群巡り-9 本覚寺、希翁院、開禅寺、龍渕寺

◇寺町寺院群巡り-10 本是寺、龍徳寺、林幽寺、龍雲寺