植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇寺町寺院群巡り-8 泉野菅原神社、玉泉寺、玉龍寺、月照時

2020-01-30 05:19:19 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1736)

日頃ぶらりと訪れている寺町寺院群で、季節ごとのリポートしているが、金沢市発行の「静音の小径(しずねのみち)」資料をもとに、全寺社をくまなく巡ってみようと思い立った。すでに、お参りしレポートした寺社はリンクを張り付けて、詳しく見ることができるようにした。全68寺社となりました。お楽しみにご覧ください。 

◇寺町寺院群巡り-8 泉野菅原神社、玉泉寺、玉龍寺、月照時

○寺町寺院群概要

寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、65の寺院、神社が立ち並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。

*参考資料:静音の小径(金沢市観光協会発行)、インターネット



29)泉野菅原神社(いずみのすがわらじんじゃ)

御祭神:菅原道真

由緒:
本神社は建武元年越中国守畠山卜三、同国新庄に社殿を造営して菅原道真の神像を祀りたり。慶長10年前田利長富山に在城し給い玉泉夫人と共に菅神を崇敬し給いしにより、利長高岡へ入城の後慶長16年社殿を同地に移さる。利長死後玉泉夫人金沢へ移ると共に泉野に社殿を造営し高岡より遷座せらる。
住所:金沢市野町3丁目15-8



■写真は泉野菅原神社



30)光顕山玉泉寺(ぎょくせんじ)

宗派:時宗
由緒:
利長公が崇敬していた越中新川郡新庄村に創建された時宗浄禅寺です。本尊は阿弥陀如来。慶長14年(1609)に高岡へ移転され、元和3年(1617)金沢・六斗林へ、玉泉院亡くなれた6年後、寛永6年(1629)に玉泉寺と改称されましたが、寛永9年(1632)に神殿が焼失し、前田利常公により再建されたと伝えられています。
住所:金沢市野町3-15-10



■写真は玉泉寺



31)大亀山玉龍寺(ぎょくりゅうじ)

宗派:曹洞宗
由緒:
永正11年(1514)、菅原泰学長規氏尾州前田庄に精藍を創建、常楽寺に住した桂厳慧芳禅師を開山に請しました。桂厳慧芳禅師が大本山總持寺に享禄3年(1530)906世の住持を勤め御直末となりました。その後、開基家3代長種氏が加賀藩主前田利家公に仕えました。玉龍寺は開基家に従い、尾州、越中守山、富山城、小松城、金沢法船寺町と各地を転々とし、最後に鶴来街道の入口にあたる現在地3,000坪を拝領し、伽藍什器が完備しました。
住所:金沢市野町3-24-32



■写真は玉龍寺



32)東光山月照時(げっしょうじ)

宗派:曹洞宗
由緒:
初代利家の長女・春桂院(幸姫)の菩提寺。三代利常より寺地が加増され大伽藍を建立したが六斗の大火で類焼。現在の建物は前田家の屋敷の一部を移転し再建しました。石仏は卯辰山の33体と鶴来街道の33体の観音仏を集め安置したものです。
住所:金沢市野町3-20-34





■写真は月照時

(つづく)

〇寺町寺院群巡りバックナンバー(寺町寺院群巡り1~10)

◇寺町寺院群巡り-1 雨宝院、徳龍寺、神明宮、大蓮寺

◇寺町寺院群巡り-2 徳法寺、瑞泉寺、願念寺、因徳寺

◇寺町寺院群巡り-3 弘願院、妙立寺、本長寺、眞長寺

◇寺町寺院群巡り-4 寶勝寺、承証寺、極楽寺、西方寺

◇寺町寺院群巡り-5 三光寺、金剛寺、常松寺、香林寺

◇寺町寺院群巡り-6 国泰寺、少林寺、 全昌寺、千手院

◇寺町寺院群巡り-7 光専寺、堅正寺、立正寺、西然寺

◇寺町寺院群巡り-9 本覚寺、希翁院、開禅寺、龍渕寺

◇寺町寺院群巡り-10 本是寺、龍徳寺、林幽寺、龍雲寺




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