植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇寺町寺院群巡り-5 三光寺、金剛寺、常松寺、香林寺

2020-01-24 04:17:10 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1732)

日頃ぶらりと訪れている寺町寺院群で、季節ごとのリポートしているが、金沢市発行の「静音の小径(しずねのみち)」資料をもとに、全寺社をくまなく巡ってみようと思い立った。すでに、お参りしレポートした寺社はリンクを張り付けて、詳しく見ることができるようにした。全68寺社となりました。お楽しみにご覧ください。 

◇寺町寺院群巡り-5 三光寺、金剛寺、常松寺、香林寺

○寺町寺院群概要

寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、65の寺院、神社が立ち並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。

*参考資料:静音の小径(金沢市観光協会発行)、インターネット



17)真如山三光寺(さんこうじ)

宗派:浄土宗
由緒:
開山は、小松仏徳寺の学誉超竜と伝えられるが、その年代は、定かではない。寛永十二年(1635)、二世願誉の時、加賀藩三代藩主・前田利常の命により寺地四百歩を拝領し、現在地に建立した。明治十一年(1878)、当時の内務卿・大久保利通を東京・紀尾井町で暗殺した島田一良や長連豪らの集会所であったことで知られる寺でもあり、事件の首謀者たちはこの寺を本拠地としていたために、「三光寺派」と呼ばれた。山門は平成3年(1991)に石の仁王門として現住職自ら制作し再建した。
住所:金沢市野町1-3-5





■写真は三光寺



18)永亀山金剛寺(こんごうじ)

宗派:曹洞宗
由緒:
 開山は、天正年間(1573~93)前田大炊の第三子が出家し、越中(富山県)射水郡守山の海老坂に創建したものと伝えられる。 慶長12年(1607)、犀川一ノ橋(現・犀川大橋)の近くに奥村周防(長元)が寺地を拝領し、この寺を移転、さらに加賀藩三代藩主・前田利常の時代に御用地となり、現在地に移った。 山門、本堂等の建物は、江戸時代後期以降のものである。 また、本堂には、能登末森城の守り本尊であったと伝えられる観世音菩薩像が安置されている。
住所:金沢市寺町5丁目6-45



■写真は金剛寺



19)延寿山常松寺(じょうしょうじ)
宗派:曹洞宗
由緒:
慶長16年(1611)、長門町(現・片町)にあった山崎長徳の下邸内に創建。越前南条郡高瀬の宝円寺住職・廣山を請うて開山とした。寛永12年(1635)、現在地に移っている。当寺は、長徳の子・長郷の逝去を悼んで建てたものであるが、後に寺号をもって長徳の戒名とした。
住所:金沢市野町1-3-8



□オテラート金澤2017レポート② 松月寺、 常松寺

■写真は常松寺



20)神照山香林寺(こうりんじ)
宗派:曹洞宗
由緒:
慶安4年(1651)、加賀藩士であった青木五兵衛が加賀藩三代藩主・前田利常に願い出て現在地を拝領し、長岩和尚を開山として創建された。青木は、利常の恩に報いるために、御影堂を造り、利常の位牌を安置した。また、青木家の家伝・菅原道真の画像を納めた。ところが、何時の頃か神殿より出火し、寺も類焼、御影堂を焼失している。なお、天保4年(1833)作の不動明王は、霊薬不動尊として知られている
住所:金沢市野町1-3-15



◇寺町寺院群巡り 香林寺①ページ

◇寺町寺院群巡り 香林寺②ページ

■写真は香林寺

(つづく)

〇寺町寺院群巡りバックナンバー(寺町寺院群巡り1~10)

◇寺町寺院群巡り-1 雨宝院、徳龍寺、神明宮、大蓮寺

◇寺町寺院群巡り-2 徳法寺、瑞泉寺、願念寺、因徳寺

◇寺町寺院群巡り-3 弘願院、妙立寺、本長寺、眞長寺

◇寺町寺院群巡り-4 寶勝寺、承証寺、極楽寺、西方寺

◇寺町寺院群巡り-6 国泰寺、少林寺、 全昌寺、千手院

◇寺町寺院群巡り-7 光専寺、堅正寺、立正寺、西然寺

◇寺町寺院群巡り-8 泉野菅原神社、玉泉寺、玉龍寺、月照時

◇寺町寺院群巡り-9 本覚寺、希翁院、開禅寺、龍渕寺

◇寺町寺院群巡り-10 本是寺、龍徳寺、林幽寺、龍雲寺




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