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大型台風、このあたりは逸れるか直撃か、う~~ん微妙なところだわ。
食料品やペットボトルのお茶を買いだめをしたり、家の周りの飛びそうなものを片付けたりと、今日は朝から篭城大作戦です。台風前に、万一の災害に備えてペットの水やお茶を用意するのは、主婦のたしなみよね。

ありゃ、懐かしい音楽が聞こえて来たと思ったら、お嬢がWiiの「ドラクエ」新作を買って来たみたい。篭城に備えてゲームの新作なんて呑気なものだわ、マッタク。
へぇ~~、音楽は豪華オーケストラバージョンかぁ。画面も奇麗だし、世の中進歩したとつくづく思います。

なになに、「5年の月日が流れ…」ってあんた、ドラクエは5年も新作がなかったの? そんなに長いブランクがあったっけ?? どうもファイナルファンタジーと混同しちゃって。これだからおばさんは……。

おや、今度はコントローラーの修行を始めたらしいけれど、なかなか上手くゆかないみたい…… チョット、こっちにコントローラーをよこしなさい。

おっとイカンいかん、ゲーム好きのkamokamoにドラクエは目の毒、お鍋を焦してしまうじゃないの。



台風といえば宮古島。

宮古島にハマったkamokamoは、色々な沖縄料理に挑戦しました。
ソーキ汁、ラフテー、サーターアンダギー……
中でもいちばん手軽でおいしくて気に入ったのは「ソーミン(素麺)チャンプルー」です。

しかし、これがなかなかの曲者。簡単に見えて意外と難しく、豚肉や野菜とともにゆでた素麺を炒めただけでは、サッパリ味気がありません。かといって、家族の健康を預かる主婦としては、大量の化学調味料を使う訳にはゆかないし……

何度目かに宮古島を訪れたとき、元漁師のタクシーの運転手さんに、ソーミンチャンプルーをつくるコツを教えてもらいました。

「ツナ缶を入れなければダメですよ~」

なるほど!! 那覇や宮古で食べるソーミンチャンプルーの麺にからんだあのコクは、ツナ缶の風味だったのね!

それ以来、ようやくkamokamoは自宅でもソーミンチャンプルーを美味しく作れるようになりました。
タクシーの運転手さんとツナ缶さまさまです


そのときの苦労話を沖縄に移住した知人に話すと
「沖縄では素麺は非常食ですよ」
「えっ、どういうこと?」
「こちらでは台風のときに素麺を食べるんです」

えぇ~~~~

確かに、素麺は長期保存はできるし麺の茹で時間はわずかだし、ツナ缶さえあれば有り合わせの材料でオッケーだし、おまけにつくるのは超簡単だし。

う~~ん、台風向けだわ……



ところで
あの小さな沖縄諸島に、どうして豪華絢爛な琉球文化が育まれたのだろうと、kamokamoは以前から不思議におもっていました。
少し調べてみると、どうやら沖縄諸島は昔から海上交通の要衝で、多くの貿易船が立ち寄り、世界から集まった様々な品物を再分配する場所だったようです。
つまり、琉球は貿易で成り立っていたのですね。
タイ米を原料とした泡盛、北海道の昆布を多用する食生活など、とうてい自給自足の文化ではあり得ません。

おそらくソーメンも、流通品のひとつとしてヤマトから持ち込まれたのだろうな…
でも、どこのソーメンが琉球に渡ったのだろう? 沖縄で食べるソーミンチャンプルーは結構腰が強くておいしいじゃないの。
きっと高級品に違いないわ。


今日は台風だから、久しぶりにソーミンチャンプルーを作ってみようかな。

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