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ブラジル戦を前に、kamokamoはアトランタ五輪でのブラジル戦の奇跡を思い出していました。

あのときは確か相手のディフェンダーとゴールキーパーが衝突してポロッと入ったラッキーなゴールだった。しかしゴールはゴール、その1点を守り切って日本はブラジルに勝利した。
日本は狂喜乱舞、ブラジルは歴史的敗戦と大騒ぎになったっけ。

運転中に再放送を聞いていたkamokamoは、思わず頭に血が上って我を忘れ高速のインターの出口から侵入して逆走し、あわててバックで出たから忘れようにも忘れられないわ。

若き日のロナウドや中田もいたっけ。ブラジルチームの雨あられのように降り注いだシュートをことごとく防いだのは守護神川口だったような気がする…。
役者も揃っているし奇跡がもう一度起きるかも…いや、きっと起きるよ







そんな祈りも23日早朝に打ち砕かれ、脱力感と寝不足の冴えない一日が残されました。あーーあ
昼過ぎには何をやっても眠くなり、とうとう作業は翌日に持ち越してしまいました。(翌朝見るとミスだらけ)
ブログに何か書こうと思ってもサッパリ考えがまとまらない。



アトランタのブラジル戦から2002年のWCまで、あの頃サッカーは妙にワクワクしていたなあ。ゴン中山のような千両役者もいて、みんな実に楽しそうにプレーしていた。ドーハの悲劇を教訓として、後半のロスタイムまで集中力を持続し続ける十分な体力と精神力と団結力を培っていた。

なのに、今回は逆光に曝されたとはいえオーストラリア戦最後の数分間に力なく3ゴールを許したり、クロアチア戦でブラジルの子供に「あれは僕でもゴールできたよ、落ち着きなさすぎ」と揶揄されたり、ブラジル戦では後半遊ばれた挙げ句お情けでボール回されたり(取りに行けよ)、何?どこか具合悪いんじゃないのと心配したくなるような体たらくだった。
体力的な問題はジーコが「大会までにやるべきことをやっていなかった」と指摘していたっけ。若い選手にとってはドーハの悲劇など、教訓にもならない程過去のものになってしまったのか…。

選手も何故か皆中田によく似たクールな二枚目風(?)になってしまって(実績のある中田だからサマになるんだけど)、ひたむきな泥臭さやユーモアが全く見られなくなってしまった。いつの頃からかチーム内によそよそしささえ漂うようになった(聞くところによると中田を疎外する一派もいたとか)。kamokamoのような素人が端から見ていても危なっかしく、まるで空中分解寸前で飛行しているかのようだった。

いやいやまてよ、前評判と願望が幻を作り上げていて、真実の姿に気が付かなかっただけかもしれない。
中田が試合後なかなか立ち上がれなかったのは腑甲斐無い戦績が原因ではなく、彼にとって最後のWCかもしれないこの大舞台を、チームとして機能していないチームの一員として戦わざるを得なかったという絶望的な現実に打ちひしがれたからかもしれない。
あの時は長く寝転がり過ぎで早く起きろと思ったけれど、一時精神的破綻を来して黒星でさっさと引き上げるべきところ土俵際にどっかりと居座った貴乃花を思い出した。
無念だったんだろうなぁ

ヤシガニは脱皮の時には1ヶ月穴にこもるらしいけど、まあサッカーも世代交代には時間と苦しみを伴うだろう。

あーーー駄目だ、まだ考えがまとまらない

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