亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

桜島

2014-03-19 | 旅行記

桜島見たさに九州ツアーに参加した。

             桜島サービスエリアで

Photo

桜島サービスエリアから桜島が見えますとの触込みで期待していたが・・・

正面から見えず後ろへ廻らなけれれば見えなかった。

天候に恵まれなかった性か良く見えない。

上の方がないので雲で隠れているのかと思った。

Photo_2

翌日は天気が良かった。

大隅半島の海岸線を走った。

ずーっと桜島が見えた。

何も九州最南端のサービスエリアでの展望を当てにすることなかった。

今から29000年前、九州南部に超巨大噴火が起こり、台地が陥没し海の底に沈んだ。

それから3000年ほどたって海底火山が出来、度重なる噴火を繰り返して海面に顔を出したのが桜島である。

一番高い所が1117m。周囲が約52㎞ある大きな島だ。

「昔はもっと高かったのだよ。噴火で頂上の部分が吹き飛んであんな形になったんだよ」と隣で素人学者が嘯く。

5000人の人が住んでいるといったら。

家内が

「ガイドが今は噴火が続いているので入山禁止だと言ってたので誰も住んでいないのかと思った」と驚いていた。

桜島も高い所ばかりではなく麓は平らになっている。そこに幾つかの集落がありバスも通っている。入山禁止になっているのは高い山の部分だけらしい。桜島は遠くから見ると山の部分しかないように見えるけどそうではないのだ。桜島も結構広いのである。

「この辺りではいつ火山灰が降ってくるか分からないので洗濯物を外で干せないのだよ。火山灰の直径は0.2㎜で一度ついたら取れないのです。火山灰は非常に重いので雨樋は頑丈なものでないとすぐ壊れてしまいます」とガイドさんが言う。

どんなに暑くても戸を開けられないという。

「火山灰は雪のように融けてくれないのでどうしても処分しなければならない。市では火山灰を入れる袋を支給してくれます」ガイドさんは鹿児島の人だった。

鹿児島に住む人たちは大変だなと思った。 

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