亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

マントルとは液体ではなかった。

2013-07-22 | 学問

地球についてのセミナーがあった。

色々知らなかったことをたくさん学んだ。

大気中に僅か0.03%しかふくまれていない炭酸ガスが地球温暖化にかかわっている筈がないと思っていたがどうも違うようだ。炭酸ガスは赤外線を吸収して熱を宇宙に逃がさないと言うことは最近気象現象から見て認めざる負えなくなった。地球表面の温度は地球内部から出てくる熱と太陽から貰っている熱と宇宙に放散している熱のバランスで決まっている。自然が長い間地球上で余った熱エネルギーを炭化物質に変え地中に封じ込めてきた。それを私たち人類は掘り出してはいけない炭化物質を短い間に掘り出して使っている。大気の温度が上がって当然である。原子力は温暖化に寄与していないと言う説、私は信用できない。原子力も本来ない所から熱エネルギーを作り出している。これが温暖化に寄与していないとは言い方ない。

赤外線を吸収したCO2はあっちこっちに熱い空気の塊を作り、猛暑や集中豪雨などを起こすのである。

気象に影響を及ぼす対流圏は地上11㎞までだそう。雲は水蒸気が大気中の塵を核として成長して雲となり雨を降らす。高層圏では水蒸気や塵が少なく雲となれない。なぜなら隣の水滴とは遠くてくっつけないからだそうだ。

中国から渡ってくる黄砂は日本上空に至る時はほぼ1?未満になっている。塵は10?未満になると地上になかなか落ちてこない浮遊物質になる。黄砂は粒の大きなものは中国で落ちてしまう、小さなものだけが日本にやってくる。PM2.5とは粒の大きさがこれより小さいと体内の粘膜に付着し健康に害するとの事。2.5とは直径が0.0025mm(400分の1㎜)のこと。それ以下の塵は咳や痰として体外に吐き出せなく体内に蓄積することになる。

黄砂は地球の温暖化というより寒冷化に寄与する。雲は白いと言うことは太陽の光を反射して地上に届く熱エネルギーを少なくする。黒い雲は太陽の光を吸収して地球上を温める。

事実中国では空気中の浮遊物の影響で寒冷化している所がある。

以上、地上の話。

今度は地下の話。地球の半径は約6000㎞で地殻と言われている部分は地球を桃に例えるならば皮の部分で本当に薄っぺらいそうだ。私たちは地球の内部で分かっている部分はほんのわずか、ほとんど分からっていない。

地殻と言われる部分は大陸部で20㎞から40㎞、海底では7㎞位しかない部分があるらしく。いまこの部分をボーリングしてその下にあるマントルの部分を調べてやろうと言う計画が持ち上がっている。

そのマントルだが私は長い間マントルは液体だと思っていた。その液体が地表近くに上がってきたのがマグマだと。それがマントルとは固体であると言うことが分かった。圧力が異常に高く液体になれないそうだ。それがちぎれて圧力の弱い部分に上がってきたのがマグマでそこは圧力が弱いので液体になりマグマだまりとなって存在していて近くの弱い部分を見つけて地上に噴出したのが火山。

地下深くにはCO2が沢山ありそれが地上に放出されたり潜り込んだりして循環している。炭酸ガスは地表だけにあるものではなかった。

地殻変動で地上部分にマントル部分が顔をだすことがある。

南アフリカで産出されているダイヤモンドは宇宙からやって来た隕石が地表にもの凄い勢いで叩きつけられて出来たものと理解していたが、どうやらそうでもないらしい。地下深くからマントルと一緒に地表近くに上がって来たものらしい。ダイヤモンドは圧力の高いマントルの中で作られたものらしい。

以上学んだことを簡単にまとめて見た。

実は講演を聞きに行ったのは随分前だが、頭の悪い私はその場で理解できないので今回はICレコーダーを持ち込んで録画したが、機械が悪いのか耳が悪いのか分からないが言っていることがほとんど分からず理解するのに手間取った。講師は自民党の石破幹事長のように噛んで含めるように喋ってくれないので聞き取れない部分が多い。

Photo

この中に写っているはずだが?居眠りしている奴は写らない、さすが新聞社のカメラは優れもの。

コメント
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