亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

金沢城大学講座が始まる

2017-11-10 | 兼六園

玩月松

金沢城大学という講座が始まった。

今回の題は「兼六園と樹木」。多くのスライドが映され頭が大混乱。講義が始まるや否や私は眠りこけた。

ハッとして目が覚めたら講義は終わっていた。

金沢城大学講座は程度が高く真面目に話すのでとんとついて行けない。

前列に座ったしまったので絶対眠るまいと心に誓ったが駄目だった。講師の真ん前だったのでさぞ不快な思いをされただろう。

耳の悪い私は理解するのに時間がかかり速いテンポで講義が進めば全くついて行けない。

こんな場所は自分の来る場所ではないと思いつつ何故かつい足を運んでしまう真面目人間だ。

それでも何回か足を運ぶ内に内容が少し理解できるようになった講義もある。

不思議なもので少し分かってくると今まで聞き取れなかった発音が何とかわかるようになる。講師の発音が悪いと今まで思い込んでいたが、どうやら自分の経験不足の所もあるようだ。

兼六園のシンボル唐崎の松のすぐ隣に〝玩月松″というのがある。曲水に大きくはみ出した松は誰が見ても何か謂れがありそうに見えるが、どこにも看板が立っていないどんな謂れがあるのだろうとガイドさんに聞いてみたがハアと首を傾げるだけだった。知っている人は知っているのだが、兼六園のガイドブックにはどこにも書いてない。名前がないのかと思ったらちゃんと玩月松という立派な名前があった。がんと辞書で出して見ると「玩(がん)-もてあそぶ。とある。すぐ隣に月見灯篭があり、その火袋の中に満月がすっぽり入る時がある。ここで当時の藩主は月見を楽しんでいたのだろう。それで月をもてあそぶ松という意味か。

石川門側の入り口桂坂にはカツラの木の株だけが残っている。普通なら木枯れるとすぐに撤去されどこにあったか分からなくなるのだが、何故かここだけは撤去されずに立札まで残っている。  

コメント (3)
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