亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

それどういう意味

2011-09-30 | インポート

Web

先日孫娘を連れて高尾城跡見晴らし台に登って来た。
「ここは凄い所なんだよ。昔、“とがしまさちか”と言うお殿様がいて、そのお殿様のお城があったんだよ。と言っても普段は野々市にいて“いくさ”になったときにここへ来て敵と戦うために作られたんだよ。

この周りに20万人の敵にかこまれてついに城が落とされたんだ。20万人ってわかるかな?」「わかる。」「お前は、今歴史上有名なところにいるんだよ。」
「ふーん。敵ってなーに。」「兵隊さん。」「兵隊さんってナーに。」「う~ん、何ていうかな。」
「“いくさ”ってなーに。」「ケンカすること。人を殺すこと。」
「落とされるってな~に。」「お城がなくなること???。」
もっともっと一杯教えてやりかったが・・・。
小学5年生と言うとこの程度なのかな、それともおじいちゃん からかわれているのかな。

考えさせられた。普段何気なく使っている言葉もいざその意味はと聞かれたら説明出来ない言葉が沢山ある。一々意味を考えなくても内容が理解できる、凄い事をやっている自分に気付かされた。Web_2
それにしても子供は元気だ。320段ある階段を兎が跳ねるようにピョンピョンと登っていく。
じいちゃんはフーフーいって付いてく。
じいちゃんは汗びっしょりだというのに、孫娘は少しも汗をかいていないという。
子供は凄い。

コメント
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