小さくなったけど又校庭に戻ってきました。
一時小学校の校庭から消えていましたが、最近又所々で見かけるようになりました。
二宮金次郎は天明2年(1787)相模国足柄郡栢山(かやま)村(現小田原市栢山)で生まれた。祖父銀右衛門は剛毅で、質素倹約につとめ、土地を買い集め、2町反の土地を持つ上層百姓の仲間入りを果たしたのであるが、父利右衛門は人がよく、思いやりがある人柄で、困っている人を助けていたためにせっかく祖父が築いた財産を失い、いつも耐乏生活を強いられていた。
金次郎は幼少の頃に両親を亡くし親戚に預けられ大変苦労をしました。
薪を背負って毎日、毎日、長い道を往復するだけでは、時間がもったいない。そこで勉強好きの金次郎は、『大学』と言う書物を懐に入れて、この往き帰りに本を読んだのである。田圃道を歩きながら読書する、誰も邪魔する者がいない。金次郎はその開放感から、声を出して『大学』を読んだ。するとよく頭に入った。 ~三戸岡道夫著「二宮金次郎の一生」より
二宮尊徳名言
世の人が、生きている時は人で、死んでから仏になるというのは間違っている。生きている時から仏であるから死んで仏になれるのである。
しっかりと心を固めて、不動明王のように、たとえ背中を強火で焼こうとも微塵も動くまいと覚悟するならば成功は袋の中の物を探し出すよりも易しい。