亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

お月様しか見えない望遠鏡

2011-02-20 | 思い出

Photo

最近、見慣れない小鳥を見ることがある。種類を確かめるためもっと近付きたいのですが・・・

一眼レフカメラが欲しい・・・

NHKの科学番組「サイエンスZERO」を見ていたら「馬頭星雲」と言う懐かしい名前が出てきた。
そこで今日は宇宙の世界に一寸首を突っ込んでみよう。
馬頭星雲はオリオン座の三ツ星の近くに有る。
オリオン座と言えば大きな星座で冬の星座の一つで比較的見つけやすい。
馬頭星雲とはその形が馬の頭に似ているから名付けられ、チリやガスの集団で後から来る星の光りをさえぎって黒く見えて、地球から1100光年離れている。
馬頭星雲は望遠鏡では見るのが難しいが、カメラの世界では地上からでも比較的容易に撮影する事が出来るそうだ。最もそれを撮るには経緯台と言う星を追いかける事の出来る架台を使って長時間シャッターを開きっ放しにして撮影しなければならないのですが・・・
自分も撮影したいと思うのですが、何分にも真夜中でも雲の形がはっきり見える所に住んでいるものですから・・・
それを撮影するには人工の光りが全く届かない山奥でも行かないと無理でしょうね。
ところで、私は若い頃、望遠鏡を作った事があります。お金が無かったというより工作が好きなので・・・
買ったものといえば対物レンズと接眼レンズだけ後はボール紙、倍率は96倍。
レンズは一枚レンズで色収差が吸収できないので、初めて覗いたときはそれはそれは綺麗で万華鏡を覗いているようだった。月のクレーターがはっきり見え(輪郭が虹色だが)まるでお伽の国を覗いているようだった。月のクレーターは倍率の高い双眼鏡でも確認できる。
只、残念な事に見えるのはお月様だけ。他の星を見ようとすると周りの光りが邪魔をして見ることが出来ない。
それを見るには、遮光板と言う物を筒の中に何枚も入れなければいけないのだが、これを入れるのが結構面倒だったので入れなかった。
という訳で私の望遠鏡はお月様だけ見える、工作しただけのお遊びだった。
それでもあの時の感動は忘れられない。

コメント (4)
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