ここは昔富樫政親と一向一揆が戦ったと言われる高尾城があったと言われる場所です。
高速道路で使う土を採集していた所、大学の先生からここは歴史上重要な史歴だから土を取るのを止めてくれと指摘されて、石川県はたいそうあわてたという。
急遽中止にしたがその時はもう半分以上土砂を運び去った後だった。
本当はこの辺り一帯にお城があっただろうというだけで本当にそこに城があったのかはっきりしない。
当時の城というのは砦のようなものでその辺りから出る石を積んでその中に小屋を建てただけの簡単なもので戦があった時だけ詰めるというもので平和な時は野々市の町に立派な館を建てて住んでいた。
その為殆ど当時の形跡が残っていない。
あわてた県は、そのあとを県の職員の研修の場として石川教育センターを建てた。そして土を採った後の法面に多くの桜の木を植えて公園にした。
教育センターの駐車場は花見シーズン中一般に開放される。ここの花は下の平地面から丸見えのために多くの花見客が訪れる。
今日も沢山の人が上っていた。
ここは海抜170mほどあり素晴らしい展望で日本海が一望でき新幹線の高架橋が白い線になってとても綺麗だ、今は白山市にある車両所に行く列車しか通らないが、敦賀まで開通してらこの丘から猛スピードで走る新幹線の車両がしょっちゅう拝めるようになり新名所になりそうだ。
先日まだ蕾だったイナバウアーの桜も満開になりその見事さに酔いしれた花見客が肩を並べて記念写真を撮っていた。
今年の竹の子は表年で沢山出るという。
桜にも表裏がありここも今年は表年で綺麗だという。