亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

歌占

2021-10-31 | 写謡
今回は詞の部分をクレヨンで線を入れてみた。
伊勢の国の神職渡會が神に御暇を告げずに諸国を巡る旅に出た。
怒った神は、一度は彼の命を奪ったが3日後に蘇った。

加賀の國白山の麓に占いがよく当たる占い師がいるというので多くに人が尋ねてきた。
それを聞きつけた子どもが、自分の尋ね人のことを占ってもらったところ、その占い師が自分の父であることが分かった。
占い師とは伊勢の神職渡會で子どもは其の渡會の子であった。
斬鎚地獄、劔地獄、石割地獄と筆で書いて見たかった。
書いて見たい字はおおけれど、どれもこれも難しい字ばかり。
その中で書けそうなものだけ選んで書いて見た。
歌占 今回の曲名。歌意で占う法。
頓死 にわかに死ぬこと。今回の頓死はどうやら気絶していただけのようだ。
   渡會某は地獄の有様を見てきたようだ。
命期 寿命。生きながえる期間。
却来 ある境地に達した後に、また元の境地に立ち返ること。
   渡會某は頓死した後、三日後にまた娑婆に帰ってきた。
風病 不良の気に当たって起こる病気。風邪。
   中風と言う意味もあるらしい。その昔よくチュブウ(手が震える震える病気)と言う言葉を聞いた、方言だとばかり思っていたが、辞書に載っていることからどうやらそうでもないらしい。
神子 神主のことを指すらしい。
呵責 手加減をくわえず、きびしくせめたてること。
黄舌 音声がまだ若くてととのわないこと。 

今日金沢マラソンがあった。マスクは手で持って走るってどういうこと。
走っている時こそマスクがいると思うが。手で持っているだけで感染防止になるのかな?
コロナ感染者も減って、来月には謡曲教室が始まるのかなと、思ったら来月ダメだと連絡が入った。お互いに向き合って謡うわけでもないのに、感染などしないと思うのだが。
コメント
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