亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

古本「脳の探検」

2013-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

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古本屋に寄った。

「脳の探検」という本が73円で売っていた。

自販機の飲み物より安い。

少々難しいようだったけど、上下巻合せてレジへ持って行く。

「141円です」???一冊73円だから2冊で146円の筈だが。

「2冊だと割引になるんですよ」

そうなんだ。

内容は専門用語がびっしり詰まっていて、一つ一つの用語は説明があるので分からないでもないが数が多くてとても覚えていることは出来ない。覚えていなければ全体の内容が分からない。

挿絵は十分あるが本文に書いてある部分が挿絵のどこに当たるのか、同じ名称が挿絵にはないので頭で想像するより仕方がない。素人にはとても理解できない本だった。

発行が1989年で20年以上が経っており1340円が73円になったが新品同然。

出版社の倉庫に眠っていた物か。

幾ら難しくても元手が掛かっている以上、無理してでも理解するまで読むのが亀の性格。

大変だが頑張っている。

安いとはいえとんでもない本を買ってしまった。

今日は泌尿器科に行く日。

いつも受付をすると、中でおしっこしてください、という。

量が少ないといつも言われるので、こらえられるだけこらえていくのだが、さて、出掛けようとすると財布が見当たらない。ゆっくりしてはいられない。いくら探しても出てこないので、金庫の中から1万円札を出して、お医者さんへ走る。

こんな時に限って「コップでお願いします」

バカみたい。

「今日は異常ないですよ。2週間分出しておきますから・・・」

「もう治ったからいいんじゃないですか」

「でももう少し通って下さい」

もう三ヶ月通っている。この医者どうなっているのだろう。

「先生、実はこの処、急にふとっちゃてこの前から断食しているんだけど少しも体重が減らないんだけど」

「どれだけ太ったのだ」

「3キロ」

食べなければ体重は減るのは自然の道理。そんなこと信じることは出来ない」

と、まるで取り合ってくれない。

インターネットで検索したらそんなこともあるとでているのだが。

帰ってから、財布探しを続ける、何しろ15000円入っていたのだからあきらめきれない。

家内が探したら、別のズボンのポケットから簡単に探し出した。

「あんたは物を探すのがいつも下手なのだから」

その日の夜、「電話知らない」と家内が言う。

「そこにあるじゃないか」

すぐ目の前にあるものが見えないんだ。

人のこと言うものではない。

コメント
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