亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

3分間診察

2014-07-31 | 健康・病気

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医院の待合室には綺麗な花が一杯です。

この医院は特に患者さんサービスが行き届いています。

この前、市のすこやか健診を受けた。

結果は不整脈が少しありますとのこと。

この前、NHKテレビで心房細動の話をしていた。

普段何でもなくても、放っておくと足が壊死して、切断なんて怖いこと言っていた。

そう言えば思い当たることが幾つかある。

朝起きた時とか、寝る前に脈拍を取って見ることが必要だと言っていたので、早速測って見た。

青くなった。

早速、循環器系の医者に走った。

この医院は依然大きな病院で評判だった優秀な医者であったのでいつも満員御礼なのだ。

忙しい医者だけあって、例の3分間診療というやつで、黙っているとあっというまに「ハイもういいですよ」と診察室から放り出されるのだ。

その為、言いたいことを前もって編集しておいて、一気に喋らないと患者の話が伝わらない。ちょっとでも間が開くと言いたいことが言えず終わってしまうのだ。

口下手な私はもう必死です。

「レントゲンと、心電図を取りましょう」

最近は機械が進歩したのか患者が全然気づかない内に「はい、いいですよ」といわれる。

「えっ? もう撮ったのですか、いつの間に、音も何にもしないのに」

「ハイ、大きく息を吸って、そこで息を止めてください」と言う筈だが、それがない。

心電図をとった。どこか異常があったのか、一度立ち上がったあと、また寝かされて、

「すみません。今度は一寸長めにとります」

いよいよ心配になる。

「しばらく前の方で待っていてください。お呼びしますから」

いよいよ結果が告げられました。

「うん。どこも異常がないですね。心臓肥大も大丈夫みたいだし」

レントゲン写真をみて。

「心臓の大きさが胸の半分以上だと心臓肥大だが、あんたはまだそこまでいってないし」

レントゲン写真には何本かの線が引いてあって、大きさが分かるようになっている。

納得がいかなさそうな顔をしている私に、半ばめんどくさそうに「ここからここまでが心臓です」と親切に教えてくれた。

半信半疑で「そうですか」としか言えなかった。

「心電図は少し乱れているようだけど この程度なら大丈夫です。心房細動はなさそうです」

お喋りが下手くそだと中々ここまで言ってもらえないのです。

評判のいい医者にかかるには大変苦労します。

とりあえず、いつもの薬を貰って帰宅する。

コメント (3)
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