仮名日記

ネタと雑感

3月16日(月)のつぶやき

2015年03月17日 | Twitter

映画『フォックスキャッチャー』を観た。レスリング選手たちのオリンピックへの挑戦の背後で、男たちの愛憎の果て、殺人に至るまでの物語が進行している。特に、殺人犯となるデュポンの、結局は誰とも判りあえない孤独さが恐ろしい。 foxcatcher-movie.jp


映画『フォックスキャッチャー』殺意の理由は直接的には説明されないので、エキセントリックな中年男の心中をひたすら推し量ることになる。自尊心が不安定で、人格的に優れてもいない、共感も感情移入もしにくい人物に寄り添わなければならない。嫌がらせのようである。


2012年に観た映画『悪の教典』 主人公のサイコパス殺人鬼がけっこう俗物的かつ行き当たりばったりで、小難しいことを言わないのが良かった。必要があって殺すだけで、快楽殺人者ですらない。 mv.avex.jp/aku/sp/movie/


2012年に観た映画『黄金を抱いて飛べ』 犯罪計画があちこちでつまずいて、かなりぼろぼろの状態で決行に臨む流れが秀逸だった。 allcinema.net/prog/show_c.ph…


2012年に観た映画『エクスペンダブルズ2』アクションや楽屋落ち的なギャグは楽しいが、 後半に向けて徐々に盛り上がっていく感じがしないのが難点。 allcinema.net/prog/show_c.ph…


2012年に観た映画『プロメテウス』 この年に観た中で、最大の底抜け珍作。随所に失笑ポイントが仕込まれていて、重厚なSF大作として受け止められない。太古の地球に遺伝子をばらまくのに、あんな方法を取る必要は全くないので、最初からアウト。 foxmovies.jp/prometheus/