仮名日記

ネタと雑感

6月6日(日)のつぶやき

2010年06月07日 | Twitter
00:03 from web
さらに、「ミネラルマーケット2010」も覗いてきた。「こんなマニアックな世界よくわかんねえな」と思ったら、けっこう楽しい。来ている人々が何となく真面目な感じなのもいいね。http://homepage3.nifty.com/suisho-toge/
00:28 from web
そういえば、東京国立博物館の刀剣コーナー(そんな名前は付いてないけれど)に、「殺人剣」という文字が透かしになったゴスな鍔が展示されてたっけ。実際にそんな刀を帯びてたら気取りすぎだろうけど。
01:04 from web
最近、神保町の古書街に行くと、何日も風呂に入っていない系の臭気を放つ人に、たいがい一度は出くわす。
13:09 from web
GWに観た映画『アイガー北壁』について。難ルートの初登頂が、登山家としての挑戦であるだけでなく、ナチス政権による国威発揚の手段としての意味を持っていた、という話。http://www.hokuheki.com/
13:21 from web
『アイガー北壁』 山の麓にホテルがあり、安全で優雅な場所から新聞記者や観光客が主人公たちの登頂の様子を見ている、という位置関係になっていて、その視線の残酷さを際立たせる。「まるでローマの剣闘士だ」という科白のとおり。
13:29 from web
『アイガー北壁』 特に、新聞記者でナチスの意図の代弁者でもある登場人物が、無自覚・無神経に主人公たちを見世物として扱う。これが、一見 教養があって趣味の良い人物として描かれているのも皮肉なんだろう。
13:33 from web
『アイガー北壁』 主人公たちの登頂前、新聞記者がおめでたい調子で歌ってみせる。「人生は挑戦だ。それで結果オーライ。前進あるのみ。向かう先には幸福が。」しかし、主人公たちの挑戦はその歌とはまったく相反する状況に陥る。
13:41 from web
『アイガー北壁』 登頂の様子は、一種のサスペンス映画になっていて、途中で起きたアクシデントや判断ミスが積み重なり、主人公たちがどんどん追い詰められていく。かれらが苦闘するさまを息詰まる思いで見届けることになるのだ、が。
13:44 from web
『アイガー北壁』 最後の最後で、またもやミスが起きるのだけれど、これがあまりにも間抜けすぎて思わず吹いてしまった。実話なのかも知れないけれど、ちょっと匙加減を間違えたのではないか。おかげで、そのあとに起こることを、ちょっと引き気味に見てしまう。
13:56 from web
『アイガー北壁』 新聞記者が、最終的には判りやすい悪者になりすぎていて、彼の背後に、ニュースを求める民衆がいるということがぼやけてしまっているのも残念なところだ。
14:00 from web
『アイガー北壁』 エンディングロール終了間際に、ちょっとしたおまけがある。ただの皮肉ではなく、新聞記者の視点をいま一度考え直してもらおう、という作り手の意図があるのかも知れない。
by kamei_diary on Twitter